2025年6月11日 (水)

ヴェネツィア旅行

ヴェネツィアに行ってきたので、その忘備録。

・日帰りの入島税の免除コード
専用サイトにアクセスして滞在先ホテルの情報などを入力して取得
航空券とホテルの手配を旅行会社に依頼していたので、免除コードについて案内してくれた。
見せる機会はなかった。

・空港からホテルへの移動
空港からホテルまでは自力で移動するわけだが、陸路と水路の2ルートがある。
陸路はバスでローマ広場まで行き、そこから水上バス。
水路は空港からサンマルコ広場に行く水上バスがある。
ホテルの場所がサンマルコ広場に近いので水上バスを選択。

空港を出て表示に従って行くと水上ターミナル行きの動く歩道がある。
所要時間は8min。
切符売り場でサンマルコ広場までの片道チケットを購入。
(後に往復にすれば良かったと反省することになる)

・乗船中。
大きめのスーツケースは乗り場近くに置いてくれた。
空港からサンマルコ広場までの所要時間はムラーノ島やリド島を経由して80minほど。
セーヌ川の水上バスみたいな形状の船を想像していたら、ちよっと違って座席の位置がかなり低く、窓の外はあまり見えない。
船着き場に着くとアナウンス。拡声器などはなし。

・下船
サンマルコ広場には船着き場がいくつかあるが、空港ラインが到着するのはSan Marco Zakaria。

・サンマルコ寺院
入場料は3Euro、上階の博物館とテラスは7Euroで計10Euro。

・ミュージアムパス
美術館・博物館とパラッツォ・デュカーレに入場できるパスをネットで事前購入
入場券への交換場所はAligragna(空港行き水上バス)のチケット売り場
窓口でバウチャーを見せると発券してくれる。
バウチャーにはQRコードもついているが、予約番号を視認していた。。。
ミュージアムパスは日本円で購入したのでコスパについてはイマイチわからないが、切符購入の列に並ばずに入れる利点は得難い。

・対岸地区
対岸へはアカデミア橋を渡って。

アカデミア美術館はミュージアムバスでは入れない。
入場料は20Euro
おびただしい数の宗教画を鑑賞。
ヴェネツィアだからティツィアーノとかティントレットがあるかと思ったら、美術館ではカルパッチョとベリーニをたくさん見ました。
ティツィアーノとティントレットの絵は意外と教会にあったりする。

・プンタ・デラ・ドガーナ
ここは「岸辺露伴は動かない 懺悔室」で印象的だった場所。
旅行直前に映画を見て、はからずも聖地巡りをすることに。

・渡し舟(Traghetto)
対岸地区からサンマルコ広場へ戻るのに利用
料金は2Euro。船頭に現金を手渡し。

・帰路の水上バス
乗り場はS.Marco_San Zaccaria B1だがチケット売り場はS.Marco Giardinetti B。
切符売り場のあるS.Marco Giardinerri BはFerrovia(鉄道駅)区間の水上バスは本数が少ない。
S.Marco_San Zaccaria B1近くの雑誌スタンドでもチケットは売っているが、閉まっていることもある。

空港の切符売り場で往復チケットを購入していれば帰りの切符購入について悩むことはなかったので反省点。
ただ、乗り場を間違えていたかもしれない。

・帰路の空港
空港に着くとチェックイン用に並ぶエリアがあって戸惑うが、預け入れ荷物がある場合はそこは無視。
自分の利用するエアラインのカウンターに向かうこと。

・マルコ・ポーロ空港の出発ロビー
ここで街歩きで出会えなかったCichettiに遭遇。
いわしのマリネとスプマンテに満足。

・ヴェネツィアの街歩き
とにかく歩くので、元気なうちに来るべき街。
石畳と階段だらけだから赤ちゃん連れの人はベビーカーはやめたほうがいい。
でも、車と自転車を気にしなくていいのは嬉しかった。

・食事
歩いた範囲ではあるが、どこのリストランテも多少の金額の違いはあってもメニューは似通っていてあまり特色を感じなかった。
ガイドブックに載っていた居酒屋は見かけなかったし、これもオーバーツーリズムの影響か、なんて思ったりした。
日本で食べる基本的なピザとスパゲティのメニューが揃っていて、困ることはないだろうけど、ラーメンで言うと豚骨と塩バターと醤油と背油と家系が全部そろっている感じ。
「ヴェネツィア風」と書かれているメニューがレバーのイカ墨煮で、ちょっと面白かったけど。
クアトロフォルマッジョがなかったけど、ヴェネツィアの土地柄なのか、実はエビチリみたいに日本発祥だったりして。

・旅行後
帰国後、もう一度「岸辺露伴は動かない」を観に行きたいけど、ちょっと時間が取れなくて(映画を見る時間はあるけど上映時間に合わせて出掛けるのが難しい)DVDで「鳩の翼」を鑑賞。30年くらい前の映画だけど20世紀初頭のヴェネツィアも素敵。
今のオーバーツーリズムのヴェネツィアは傷心を抱えて訪れるところではなくなっているけれど。

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