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2005年12月 8日 (木)

不思議の国の探偵591号

また「探偵事務所5」を観てきました。これで三度目(笑)。
三度目ともなると、物語的にはちょっとかったるく感じられる部分もあったりするけど、大体のところは繰り返し楽しめる映画だと思う。
もともと、なんでも繰り返して見たり聴いたりするのが好き、というのもあるけれど。

二度目からは、主として主演の成宮くんの「動き」に注目して観たのだけれど、歩き方や手の動きなど、細かいところで面白い動作をしている。
どこかしらぎこちなく、コミカルに見えるように動いていて、ウェストをかなり絞った上着と山高帽から、シルエットがちょっと見にチャップリンみたいに見えたりすることもあって。
特に522登場以降がベテラン探偵との対比が際立つので面白い。
探偵591の成宮くんはかっこ良いかというと微妙だし、台詞の言い回し等も自然じゃなくて、むしろ不自然に感じることもあるくらい(これは意図的にそうしているんだと思う)。
でも、シュールさとリアリティを結びつける、探偵版「不思議の国のアリス」みたいな独特の存在感があって、そこに妙に心惹かれるものがあるのです。
初回の感想で「レベッカ」を引き合いに出したけど、新米探偵の「ものなれなさ」の演技には、どうしてもジョーン・フォンティーンが演じた「レベッカ」のヒロインを連想してしまう。
J.フォンティーンも、「レベッカ」だけ見ると、地味で不器用な女の子に見えるけど、他の映画では「堂々たる美女」を演じています。

キャスティングと演出の意図が、成宮君の雰囲気と存在感にあるとしたら、見事にはまったと思うし、探偵版「不思議の国のアリス」って、悪くないです。ただし、アリスといっても、「不思議な世界を好奇心いっぱいで進んでいくイメージ」ということで、女の子みたいということではありません。
成宮くんは、ぶっ飛んだ演技でも評価されているけど、こういうシュールとリアルの境界みたいな存在感も彼ならではの持ち味だと思う。キレた演技、ぶっ飛んだ演技はほんとにすごいと思うけど、わかりやすい部分でもあるのですよね。

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コメント

はじめまして
どっぷりファンの私とは違う視点での「ナリ君評」興味深く読ませていただいております。
これから、どんな俳優になっていくか楽しみにしているところです。
また、お邪魔したいと思っておりますので、よろしくおねがいします。

投稿: ひろろん | 2005年12月 9日 (金) 21時14分

コメントありがとうございます。
私も、我ながら結構どっぷりになりかけているかなと思っているのですが、そんなふうにいっていただけると嬉しいです。
役柄の選び方を見ていると、タイプキャストを避けて、敢えていろんな役に挑戦しているように思うので、将来が本当に楽しみですね。
これからもよろしくお願いします。

投稿: きつね | 2005年12月 9日 (金) 23時14分

遅ればせながら、映画の感想をTBさせていただきました。
きつねさんは、なんと三度もご覧に!(笑)
成宮くんの将来、本当に楽しみです。

投稿: ようこ | 2005年12月12日 (月) 10時21分

コメントとTBありがとうございます。
三回見たのは、たまたま空いた時間があって、というのもあるんですが、好みなんですよ、こういう映画。
その映画に成宮君がハマっているというのがまたいいですね。
DVDが出るのが楽しみです。

投稿: きつね | 2005年12月13日 (火) 00時47分

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