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2006年3月 2日 (木)

クラシックへの入り口

五輪のエキシビションで荒川静香が使ったセルティック・ウーマンの「You raise me up」をいいなーと思っていたのだけど、CDショップに行ったらSisselが唄ったバージョンが入ったCDが並んでいたので衝動買いしてしまいました。
Sissel版もアレンジ、歌唱ともに良いです。
Sisselって、なによりも透明感のある声が好きなのだけど、クラシックとポップスで微妙に発声と唄い方を変えているところも好きです。
ところで、フリーで使用したヴァネッサ・メイの「トゥーランドット」も再発売されるということで、これも朗報。
2004年のグランプリファイナルの時に欲しくなって、探したものの見つからず、やむなく「誰も寝てはならぬ」の部分のみが入っているベスト盤を買いました。これも良いんですけどね。

漫画「のだめカンタービレ」ヒットの影響もあって、巷はクラシック・ブームであるらしく、五輪はそれに拍車をかけそうですが、よい傾向だと思います。
トリノ五輪でオペラを好きになった人は、クラシック音楽と幸せな出会いかたをしたと思う。
ポップスもクラシックも、好きな比重はかわらないけど、クラシックにはポップスとは一味違った魅力(高揚感とか)があるから、知らないよりは知って、そして好きになるほうが楽しみが広がると思うから。
その日その時の気分で聞き分ければよいのだし。
ただ、クラシックの演奏者の練習量や曲の解釈、洗練度に関しては若干多めに敬意を払っています。

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ところで、今まで寡聞にして知らなかったのだけど、「クラシカル・クロスオーバー」というジャンルがある、というかできたのですね。
クラシックとポピュラーの要素を融合させたジャンルのことだそうで、クラシックとポップスの両方を唄う人を今までどう呼べばいいかわからなかったけど、これからはそういえばいいのか。
(カテゴライズすることが特に重要なわけではないけれど、時々、必要になることがある)
呼び方はクラシカル・フュージョンでもよさそうな気もするけど。

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