椿山課長の7日間
「椿山課長の7日間」を観ました。
浅田次郎は読まないのだけど、映画は最初から最後まで飽きるところなく楽しめた。
泣かせる場面はあるけれど、あまり湿っぽく「さあ、泣け」という演出ではなかったのが良かったし、不覚にも泣けてしまった。
キャストはみんな良かったです。
椿山課長(西田敏行)の化身の伊東美咲はコミカルな役だといいですね。「タイガー&ドラゴン」のメグミも良かったし。
ホテルのバーでオヤジっぽくヤケ酒する場面が面白かった。
伊東美咲は演技力についてはいろいろ言われるけど、公開前のPR番組を見ていたら、機転の利くウィットのある人なんだなと思った。まあ、頭の良さと演技力は必ずしも一致するとは限らないものなのですが。
ヤクザの化身・竹内役の成宮君は、ひねった設定のきっちりと役作りする役は実にうまい。でも、そういう役は、得てして外見を犠牲にしていることが多いけど、今回は普通にイケメンだったのがうれしい。
けっこういろんな要素が詰め込まれた映画だけど、エピソードの中で特に心に残ったのは、椿山と父(桂小金治)の親子愛でした。
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映画館で観た予告の中で「エラゴン」を観にいく映画のリストに加えました。
ファンタジーだし、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコヴィッチ、ロバート・カーライルという出演者に大いに気をひかれて。
藤沢周平&山田洋次は守備範囲ではないので、観にいく予定はないけれど、「武士の一分」のキムタクは悪くない印象。
「NANA2」の予告も見たけど、主題歌は1のほうが良かったし、認知がどうしたと、なんだかドロドロした物語になるんですね。
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