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2006年11月 6日 (月)

いそがばまわれ

私の高校時代、日本史と世界史は選択科目だったけれど、「自分が好きだから」という理由で世界史を選択した。
今にして思うと、好きな科目を学校の授業で勉強することはなかったのかもしれない。
好きな科目だからこそ、どうせ誰にも言われなくても本を読むなり何なりするのだから、学校では受験に有利な科目を選ぶほうが利口だったかな、と。
でも、当時はそこまで頭がまわらず、好きな科目を選択し、その科目で受験できる大学を選ぶ、というのが当然だと思っていた。

未履修(履修逃れ?)問題の報道を見ていて思うに、生徒が受験に不利なことをしたくない、受験に有利な科目だけ勉強したいと考えることは、まあわからないでもないです。高校生なんて、まだ視野の狭い、短絡的な思考しかできない年頃だから。
でも、学校側がそれを率先してやってどうするのかと。
高校が受験勉強のためのみに存在する場所ならば、着たくもない制服を着て、時間通りに通う意味なんてない。
受験のための教科を教える技術なら塾や予備校の講師のほうが高いだろうし、資格を取得するための勉強なら自習で用は足りる。
でも、その時無駄だと思ったことが後で役に立つことは多々あるし、即効性のあること、目に見える効果があることだけが勉強ではないことは社会に出ればわかる。
そういうことも含めて教えるのが学校であり教師であり、そして親の役目であるはず。

「好きで世界史を選んだ」者からすると。必修にも拘らず履修しないほどに世界史という科目が強く忌避されるということがまったくピンとこないでいます。
私にとって歴史の本を読むことは、勉強というよりは趣味なので、具体的に何に役に立つかと聞かれても答えられないけれど、少なくとも海外旅行(特に史跡巡り)が好きな人は、世界史を知っているほうが絶対に面白い。
何を当たり前なことを・・・という感じだけれど、ものすごく初歩的なことを知らない状態で、はるばる世界遺産に足を運んで、結局、何を見たのかもわからないまま帰る人、というのが意外といたりするもので。

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