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2006年11月20日 (月)

華麗なる一族

木村拓哉主演で「華麗なる一族」をリメイクというニュースを最初に見た時は、それほど興味はなかった。
でも、旧作のドラマは、親に隠れてドキドキしながら見ていました。
なにしろ昔のことなので内容はうろ覚えだけど、山村聰と小川真由美は子供心に強烈で、愛人兼家庭教師兼秘書(?)の高須相子(小川真由美)が緑色の振袖を着ている二子(島田陽子)に「お着物が緑だから口紅はオレンジがよろしいわ」と指示するシーンが妙に鮮烈に印象に残っている。
面白い物語と知りつつもドラマ化に興味がなかったのは、このところ重いドラマは避ける傾向にあったからですが、主役以外の出演者を見て気が変わった(笑)。
時代背景が原作のままということで、そこも期待したい点。
時代背景を忠実に映像化しようとすると、セットや衣装にお金がかかるけれど、そうかといって時代背景を安易に変更したり、昔の物語に現代の感覚を入れたりすると、物語の本質に影響するので好きじゃないのです。

万俵鉄平役は、個性だけでは演じられない役どころだけど、「ハウルの動く城」で"いわゆるキムタク"ではない演技をして、しかもかなりの好演だったので、台詞についてはあまり不安はありません。
未知数なのは挙措動作。「60~70年代の悩める御曹司」の動作や仕草ができるかどうか。
成宮君が演じる一之瀬四々彦(ヨシヒコ?映画では北大路欣也が演じた役なんですね)については、旧作で次女の二子(ツギコ)が縁談に気が進まないあたりはなんとなく覚えているのに、一之瀬の存在はなぜか記憶になかった。
鉄平の部下ということなので、成宮君とキムタクの共演場面が楽しみです。
こういう濃い背景のドラマは成宮君に合っていると思うし。

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