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2007年12月

2007年12月29日 (土)

こういうのが見たかった

全日本フィギュアスケート選手権を見ました。
僅差で優勝は逃したけど、安藤美姫のフリーの演技が素晴らしかった。
会場でスタンディングオベイションが起こったのも頷ける。
不敵な表情で自らの運命を突き進み、自分らしさを貫くために死さえ受け入れるヒロイン。
ジャンプの高さとキレの良さ言うまでもなく。
こういう「カルメン」が見たかった。
最後、決めの表情の迫力と、その後の笑顔のギャップがまた素敵。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2007/12/29/02.html
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200712/sp2007122901.html
http://www.nikkansports.com/sports/p-sp-tp0-20071229-301106.html
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20071228-OHT1T00157.htm

報道されるエピソードを見るにつけ、安藤美姫とモロゾフコーチって、少女漫画の王道だなーと思う(笑)。
実力やキャリアからいうと、「ヒロインのライバルの天才少女」のほうが近いのに、安藤自身の性格は「思い悩むヒロイン」みたいなのが面白い。
本人は面白いどころではないだろうけども。
こういう、コーチとの二人三脚ともいえる信頼関係って、一見すると自己がないように思えるけれど、実は自分がないと出来ないことだと思う。
「コーチを信じている自分」を信じることなしには信頼関係は築けないだろうから。

ところで、私は成長期を乗り越える前の少女スケーターにはあまり興味がない(だからトリノの頃は安藤にも興味がなかった)のだけど、14歳の西野友毬にはちょっと魅力を感じました。
まだまだ荒削りだし、浅田真央や安藤美姫のような他を圧倒する天才ではないんだろうけど、芯の強さがうかがえるし、年齢相応の可愛らしさがある。
話し方が「クレヨンしんちゃん」で理科が得意というのもユニークでいい。
それと、SP・FSとも衣装が可愛いかった。
14歳では衣装にどこまで自分の意向が反映されているのかはわからないけど、少なくとも周囲の大人にセンスの良い人がいるんでしょう。
で、周囲に趣味の良い人がいるということは、いろいろな面で選手に良い影響を与えるだろうと思うのです。

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2007年12月24日 (月)

Winter Wonderland

伊藤銀次の「恋のリーズン」という曲が唐突に聴きたくなった。
「Sugar Boy Blues」というアルバムに収録されている曲だけど、そのアルバムはレコードの時代に持っていて、CDに切り替えた時に買い替えないままでいたもの。
廃盤になっていたはず・・・と思ったら、10月に紙ジャケットで再発売されているじゃありませんか。
早速、その「Sugar Boy Blues」と、同じく再リリースされていた「Winter Wonderland」というアルバムを購入しました。

「Winter Wonderland」は冬向けのコンセプトアルバムなのだけど、改めて聴くと曲もアレンジもすっごく良い。
なかでも「雪は空から降ってくる」と「フェアウェル・ブルー・クリスマス」はとてもハッピーで素敵なクリスマスソングです。

そして、「Sugar Boy Blues」は、甘酸っぱくて、歯切れが良くて、ノリの良い良質のポップミュージック。
久しぶりに「恋のリーズン」のイントロのギターを聴いて、わくわくした。

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2007年12月 5日 (水)

NHK杯、メディアの分別と選手の多感

フィギュアスケートNHK杯は、久しぶりに「まともな」スケートの大会中継を見た気分。
「普通」というのがこんなにも心地よいものだとは。
民放各局は見習うように!!

NHK杯の真っ当な試合中継を見て、テレビ朝日のフィギュアスケート中継の酷さを再認識したけど、どういうニーズがあって、あの過剰演出をやろうと思ったのかが甚だ疑問。
日頃からフィギュアスケートが好きで、試合を楽しみにしている人はあんな演出を望まないし、興味を持っていない人が、あの演出ゆえに見ようという気持ちを起こすとは到底思えないし。
選手のファンにしても、同じ映像を繰り返し流されてもうれしくないでしょ。

ところで、安藤美姫の転倒に、なぜだか自分が転倒したかのように落ち込んでしまった私です。
世界選手権の時や去年のスケートアメリカのような不敵な表情で「カルメン」を滑る安藤美姫を見たかったので、期待した分落胆が大きかった。
転倒はともかく、集中力が途切れてしまったのが非常に残念。

安藤美姫はジャンプのエッジを矯正したとのことで、他の競技や分野でも「矯正」というのは、それまで出来たことが一時的に出来なくなったりすることが多い。
フォームの矯正も然り、楽器の奏法も然り。
一度ついた癖をなおすのはたいへんな労力を要するけれど、遠回りすることになるとしても、正確な技術・正しい姿勢を身につけることは無駄ではないと思う。
すぐに成果が出なかったりすると焦ったり自信喪失してしまいがちだれど。

で、NHK杯の演技に失望を禁じえなかったのは確かだし、メンタルの弱さに対する歯がゆさは感じたけれど、それも期待すればこそ。
またぞろ出てきたマスメディアのバッシングにはウンザリです。

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