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2008年9月 7日 (日)

最近気になったこと

以前に「言い訳」を理由にスポーツ選手を非難する風潮についてエントリを書いたことがあるけど、同じように「傲慢」を理由に非難する風潮にも疑問を感じている。
もちろん傲慢が良いことだとは思わないけど、他人を傲慢と断ずるハードルが低かったり、時として短絡的でさえあるので。
ちょっと空気が読めない発言、軽率な言葉、自分を鼓舞するための大言壮語などを十把ひとからげに「傲慢」と括って片付けてしまうのはどうかと思っている。
空気を読めない鈍感さや、軽率さ、ビッグマウスを個別に批判するのはいいけど、錦の御旗みたいに「傲慢」というキーワードを振りかざすのが好きじゃない。

福田総理の発言の中でも、五輪選手に言ったという「せいぜい頑張ってください」は失言と批判されてもやむなしと思った。
うっかり口が滑ったというところだろうから傲慢とまでは思わないけど、一国の首相たるもの言葉遣いにはもう少し配慮すべきだと思うから。
でも、辞任会見の「私は自分を客観的に認識し、判断することはできるんです。あなたとはちがうんです」がなぜこんなに騒がれるのかは不思議。
批判している人たちは「傲慢」と捉えている向きが多いみたいなのだけど、そんなに「あなたとはちがう」と言われるのがイヤなんですかね?
だいたい、福田総理が「あなたとは違う」と言った「あなた」はあくまでもくだんの記者個人であって、その記者は国民代表ではないのに。
私には、記者の「総理の会見は国民には人ごとのように聞こえる」という発言のほうが、マスコミにありがちな思い上がりが感じられる。
これは質問ではなく「感想」だし、辞任会見の場は一記者の印象を伝える場ではなく、そもそもが場違いだし、これに限らずマスメディアの「勝手に国民を代表しています」という意識が鼻持ならないし、無神経だと思う。


政治からは飛ぶけれど。
内柴「もっと苦労した方がいい」石井発言をバッサリ
金メダル獲得からこっち、何か発言するたびにYahoo!のトップに載っていたから、石井慧の発言もイヤでも目に入ってくる。
で、苦労したほうがいいかどうかはともかくとして、面白くもなんともないのが困ったもんだと思っていた。
いちいちコメントを載せるあたり、「ご意見番(笑)」和田アキ子とか、最近はやりのおバカタレントのコメントと同じ扱いだけど、和田アキ子はともかくとして、おバカタレントたちは「面白いことをいう」のが仕事で、面白くなければ干される可能性もある。
いってみればコメントに生活がかかっているわけで、そこは石井慧とは大きく違う点。
石井発言が目に入ってくると、ちょうと「大人にウケようとして、面白くないことを得意げにしゃべる子供」を見る時のようないたたまれない気持ちになってしまう。
専門外のことにいちいちコメントを求めるマスコミが一番悪いのは言うまでもないけど、本人も周囲が見えなさすぎる。
柔道に関することならば、どんどん言いたいことを言えばいいと思うけど。
それから、「金メダルを獲ったのだから」と息子の放言を容認するコメントを出した石井選手の父親も非常識。
金メダルを獲得したことに対するご褒美と無責任な発言を許すことはまったく別問題だろうに。
職業は教師だそうだけど、こんな感覚の人が教育者で大丈夫?

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