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2009年4月 1日 (水)

下手の考え休むに似たり

1紙だけなら、またスポーツ新聞の煽りかと思うところだけど。

連盟危機感 真央に200点超え厳命
真央に200点超え指令…ヨナ打倒の最低ノルマ
真央に200点指令、メダルへ強化部長見解
真央に200点超えのノルマ

4紙のうち2紙は「ノルマ」、2紙は「指令」、1紙は「厳命」という単語を使って書いている。
なので、この記事は1紙の記者の先走りや煽りではなく、吉岡伸彦強化部長が複数の記者がそういうふうに受け取るような発言をしたということ。
まったく、何を考えているんだか。

キム・ヨナの世界選手権優勝と“ある程度の”高得点については何ら異存はないけれど、だからといって207点という点数に納得しているわけでもない。
(不正があったということではなく、あくまでも207点は高すぎるでしょ、ということ。)
連盟が今やるべきは、得点の妥当性も含めての厳密な分析と検証でしょう。
それを踏まえて選手に課題を提示するなり、「要望」するのならわかるけど、今のタイミングで世界選手権の結果だけを見て「200点超え」というのはあまりにも短絡的。
ましてや「ノルマ」って、スケート連盟は何様かと。
前任者の「高橋大輔に四回転2回ノルマ」発言と言い、まったくどいつもこいつも。

浅田真央は好きな選手ではないけれど、10代の子が無能な大人のエゴにつぶされるのは見るにしのびない。
・・・と、同じようなことをトリノの安藤美姫に対しても思ったものだった。
その安藤美姫は、挫折と復活を経て今は大好きな選手になったけど。
安藤美姫の場合、今の浅田真央と同じ年齢だったトリノの時点でも強い自我を持っていて、そのために発言を叩かれたりもしたし、自身が振り回されて障害になることもあったけど、2007年・今年と復活したのもまた、その自我があるがゆえだと思う。
コーチを信頼できるのも、言うなればコーチを信じる自分を信じられる、ということだと思うし。

今の浅田真央は、トリノの安藤美姫が良くも悪くも年相応だったのに比べると幼い感じだし、タラソワは全面的にサポートしてくれるコーチではないので、かなり心もとない状況に置かれているんだなーと思う。
スケート連盟の迷走から、ちゃんと身を守れるだろうか。


で、ニュースとしては前後するけれど、モロゾフはもっと言ってやれ!!
安藤のコーチが日本連盟を批判/フィギュア

安藤復活の要因を聞かれ「今回は誰の邪魔も受けなかったこと」と口火を切るとヒートアップ。「連盟の一部の人が選手に口出ししすぎる。大抵それは的はずれで、自分の力を誇示したいだけ」とぶちまけた。「きょうの真央にも同じことが起きた。この状況が続けば来年、日本はメダルなしだ!」とバッサリ。

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