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2009年6月

2009年6月25日 (木)

馬・優先主義

火の無いところに水煙だとばかり思っていた三浦皇成騎手とほしのあきの熱愛報道がいまだに週刊誌ネタになっていて驚いている。
と同時に、競馬番組の司会者としての“ほしのあき”を思っていた以上に嫌いな自分に気がついた。
バラエティで見る分には気にならないし、30歳過ぎてアイドルというのも天晴れだと思うんだけど、競馬にはいらない要素。

競馬ファンが競馬番組を見る場合、出演者が「競馬に興味を持っているかどうか」は重要です。
競馬を知っていると知らないとでは番組の進行にも微妙に影響してくるから。
そして、もう一つ重要なのが「馬を好きかどうか」。
ひとたび馬を大切にしないと思われたら、馬主と調教師でさえファンの非難を浴びたりもする世界です。
ほしのあきは番組の予想とは関係のない馬券を買ったりしているから、それなりに競馬に興味を持っているし、持とうとしているんだろうと思う。
ただ、一般人なら馬券から入ろうが騎手目当てであろうがかまわないのだけど、競馬番組の司会者という立場で「馬よりも騎手」というのは印象がよろしくない。
そもそも「馬優先」という意識があれば、パドックではしゃぐなどという失態は起こりえないし。
プライベートで買った馬券が当った時に番組内ではしゃぐのも司会者失格。

フジテレビの競馬番組の歴代の女性司会者の中では、鈴木淑子はもはや別格として、さとう珠緒も「馬が好き」というのが感じられて好きだった。
倍率や配当を読むのも意外と澱みなかったし。
若槻千夏も、いつまでも緊張していたのはアレだったけど、真面目さには好感がもてた。


調教師のブログも物議を醸していたけれど、要は「男の成長を妨げるような愛し方はするな」ってことが言いたかったのではあるまいか。
河野調教師が「エースをねらえ」を読んでいたかどうかは知らないけど。

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2009年6月23日 (火)

アンの娘リラ

「アンの娘リラ」は、ルーシー・モード・モンゴメリーのアン・ブックスの最終巻。
アン、スーザン、ミス・コーネリアが新聞を見ながら世間話をしているところから物語が始まる。
その新聞の片隅には小さくサラエボ事件のことが載っているけれど、アンたちは「自分たちには関係のない出来事」と一蹴し、村の若者の恋愛の噂に夢中になる。
数日後、アンの末娘リラが心待ちにしていたダンスパーティのさなか、欧州で戦争が勃発したというニュースが伝えられる。4年にわたる第一次大戦開戦。
ブライス家の男の子たちをはじめグレン・セント・メアリ村の若者が出征していくと、スーザンはむさぼるように戦況のニュースを読むようになり、世界情勢にも無関心ではいられなくなる。
享楽的で野心を持たなかったリラには責任感が芽生え、兄たちと恋人ケネスを案じながら、第一次大戦の4年間で目覚しい成長を遂げる。
戦争を肯定も否定もしていないけれど、戦争が人々の生活の隅々まで影を落としていく様子が余すところなく描かれていて、戦時下を描いた小説として屈指の名作じゃないかと思う。
パーティの最中に開戦の知らせが来る場面などは「風と共に去りぬ」にも影響を与えていそう。

作中、スーザンとアンの「奥さん、“Reims”はどう読むんですかね」、「私にも謎よ」というやりとりが出てくるのだけど、自分の身内がフランスの戦地に行くまで、アンたちにとってランスは読み方すらわからない無縁な街だった。
壮麗な大聖堂や美味しいシャンパン、ジャンヌ・ダルクの物語を通じてランスの街を知るのは幸せなことだけど、戦争で知るのは辛いよね、なんてことをランスを訪れた際にふと考えたりした。

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2009年6月22日 (月)

僕の彼女はサイボーグ

WOWOWにて視聴。
綾瀬はるかがとにかく可愛いくて魅力的。
可愛いだけでなく、サイボーグの彼女が力を込めたりする時にさりげなく「普通の人間らしくない」動きになっているのがすごい。
綾瀬はるかは人やモノの動きに対する分析力がある人なのかなと思った。
だから、清純派と稀代の悪女と天然ボケの女の子を演じ分けることができるんだろうと。
この綾瀬はるかを見るだけでも一見の価値はあり、です。

ただし、映画全体としてはツッコミどころが多かった。
物語はタイムトラベルものということになるんだろうけど、タイムパラドックスに無頓着すぎる。
それと、繰り返しが多くて長くて、説明がくどい。
女優をここまで魅力的に撮ることができるのに、もったいない。
韓国人監督の映画を見るのはこれが初めてだけど、説明過多なのはこの映画が「たまたま」なのか、韓流がそういうものなのか、どっちなのでしょう?

キャストは日本人だしオール日本語なのに、どことなく邦画とは違うテイスト。
主人公ジローの子ども時代の情景も日本とは微妙に違うのが、生まれ育った国の影響を感じさせられて、興味深いといえなくもない。

清原なつのの「アンドロイドは電気毛布の夢を見るか」を綾瀬はるかで実写にしてくれたら、絶対に見る。

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話は変って、「アタシんちの男子」をなんとなく2回からずっと見てしまっている。
荒唐無稽な話ではあるのだけれど、ギャグとシリアスのバランスがほどよくて、過剰にふざけたり過剰にお涙頂戴だったりしていないのが良いのかも。
ヒロインの堀北真希は、ボーイッシュで、それでいてガサツじゃないのが良い。
それから、高島礼子をこのドラマで見直しました。
今までそんなに好きじゃなかったけど、この弁護士役はとぼけた味を出していて素敵。

三男役の向井理が少しずつ幅を広げている感じ。
名作ドラマに出演できるにこしたことはないけれど、「場数を踏む」というのも俳優にとっては必要なことなんだろうと思う。

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2009年6月16日 (火)

旅行雑記2009~5日目はロワール

旅行の最終日はロワール河古城めぐり。
城と城の間が離れていて個人では到底まわれそうもなく、でもロワールのお城は見てみたいし、ということで、現地発着のバスツアーを利用。

ホテルから集合場所のマイバス社まではメトロで2駅。
でも早朝のメトロに乗るのは避けたいし、散歩なら普通に歩く距離なので、徒歩で集合場所へ。
バスの出発前は、モンサンミッシェル行きの人たちも同じ時間に出発ということでかなりごった返していた。

☆最初に向かったのはシャンボール城。
Loire_1
バスツアーを選ぶにあたっての決め手は、シャンボール城の二重螺旋の階段と、外からでもアンボワーズ城を見られるか。
Loire_2
シャンボール城を建てたのはフランソワ1世。
フランスではアンリ4世と一、二を争う人気のある国王で、神聖ローマ帝国のカール5世、英国のヘンリー8世と同時代の人です。
シャンボール城は、優美すぎず粗野すぎないところが風情があって好き。
ボーモン夫人の物語やペロー童話を読んでおぼろげながらイメージしていた森とお城のよう。

☆「昼食とワイン・テイスティング付き」ということで、お昼にはワインのカーブを改装したレストランに案内された。
メニューはリエットという、サラダと一緒にパンにはさんで食べる肉のペースト、鶏の煮込み、タルト・タタン。
ツアーのご飯ということであまり期待せずにいたのだけど、どれも美味しかったし、量があまり多くないのもちょうど良かった。

☆シュノンソー城
ディアーヌ・ポワティエとカトリーヌ・メディシスのエピソードで有名な瀟洒な城館。
Loire_3
オペラが上演されるとかで堀に足場が組まれていて、写真を撮るのに苦心。
でも、城内に「リゴレット」、「セビリアの理髪師」、「フィガロの結婚」等の衣装が展示されていたのは趣があって良かった。
記念撮影はしないほうだけど、オペラのコスプレができるならば是非撮りたい(笑)。
それにしても、衣装が展示されていた作品はいずれも貴族の恋愛もしくは浮気話なのですね。

サン・ドニ大聖堂に行った時、カトリーヌ・メディシスとアンリ2世だけが一緒の墓で、それも二基あったのが非常に印象的だったけれど、今度はカトリーヌのライバルだったディアーヌ・ポワティエから奪ったシュノンソー城を見学している、というのはなかなか感慨深い。

☆シュノンソー城見学の後は、城の近くでワインテイスティング。
もちろん試飲だけでなく販売もしている。
味は悪くなかったし、日本に送ってくれるというのは魅力。
でも、「シュノンソー」という付加価値及び希少価値を考慮しても価格設定がちょっと強気すぎ。
特にスパークリングワインは、クレマン・ド・ロワールが日本で安く手に入るし。
ここのワインを広めたいのなら、もう少しリーズナブルな価格にしたほうが良いと思うけど、そういう目的じゃないのかな。

折りしも季節はサクランボの実る頃ということで、バスの窓から見えるシュノンソー周辺の農家の庭には、どこも赤い実のついたサクランボの木があった。
それぞれの家で、自家製のサクランボを食べたりするのかしら。
ロワールのサクランボはアメリカンチェリーよりも佐藤錦に近い感じだった。

☆最後はレオナルド・ダ・ヴィンチ終焉の地クロ・リュセ。
Loire_4
実は、ここは一番期待していなかったのだけど、行ってみたら思ったよりもずっと良かった。
建物は城というよりは館なのだけど、レンガ造りの味わいのある建物。
庭園のバラが美しく、庭からはアンボワーズ城が見える。

それから、アンボワーズ旧市街を通り抜けてバスに乗る地点へ。
アンボワーズ城は王宮がおかれたりと歴史の舞台になった城で、チェーザレ・ボルジア縁の地でもあるので、外観だけではあっても、チェーザレ・ボルジアの足跡に触れられてうれしい。
Loire_5

シュノンソーとアンボワーズの街並みを見ていて、ちょっと面白かったのが「biscuiterie」という看板が多かったこと。その代わりというか「creperie」は見なかった。
ロワールではクレープのようにビスケットが主食のメニューがあるのかと思ったけど、ほんとのところどうなんだろう。
次なる宿題。

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ロワールの古城巡りは、フランソワ1世の足跡を辿る旅でもあり、ただいまフランソワ1世について復習中。
フランソワ1世はジャック・カルティエをカナダのケベックに派遣した国王ということで、ケベック~サン・マロ~ロワールと、自分が訪れた場所にまつわる点と線がつながるのは、なんとなくうれしいものです。
司馬遼太郎は同時代のヘンリー8世を「政治的に無能」と切り捨てていたけど、フランソワ1世をどう評していたのかちょっと知りたくなった。


パリに帰る道で、バスがポント・セーブルあたりからセーヌ河岸を走ってくれたので、これまで地下鉄でしか行ったことのなかったエッフェル塔より先を見ることができて得した気分。
ミラボー橋も見たし。

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2009年6月14日 (日)

旅行雑記2009~4日目はパリで宿題

今日の予定は、パリ市内で行っていないところに行くこと。

まずはノートルダムの塔。
京都に行っても山門公開と聞けば昇らずにはおられず、知恩院が山門を公開した時は前週に行ったばかりにもかかわらず、日帰りで山門だけ昇りに行ったことさえある。
なので、ノートルダムの塔に昇りたい思わないわけがなかったけれど、これまでは待ち行列のあまりの長さに断念していました。
10時前に着くと既に長い行列が出来ていたけれど、今度こそはどんなに待っても昇るとかたく心に決めていたので列に並ぶ。
待つこと40分くらいでようやく順番が来て、登頂?開始です。
螺旋階段を延々と昇ってシメールの回廊に到着。
Paris_1

再び螺旋階段を昇って塔の最上部へ。
祝、登頂。


ノートルダムの次はマレ地区のカルナヴァレ博物館へ。
Paris_2
ここで東京の蒔絵展で見た蒔絵の机と再会しました。
貴族の館を改修して作られた博物館で、貴族の暮らしを再現した部屋の家具や装飾も素敵だし、パリの歴史を描いた絵画が充実している。
「目で見てわかるパリの歴史」という感じ。
もっとも、私たちは第二帝政→第二共和政→第一帝政→第一共和政→フランス革命の順にまわってしまったけど。
写真撮影は禁止で、リュックを終始手に持たなくてはならないのがちょっとたいへんだったけど、こんなに見応えがあるのに常設展示の入場は無料。
パリ、太っ腹。

カフェで昼食を摂った後は、これまで近くまでは来ながら未見だったパレ・ロワイヤルの回廊へ。
ベルバラで黒い騎士が消えたところ(笑)。
それから凱旋門へ移動。
今度は凱旋門の上に昇るためです。
凱旋門自体への興味は比較的薄いのだけど、やはり「門」だし、放射状の道路の真ん中に立ってみたくて。
地下の切符売り場で入場券を買って入り口へ。
ここも螺旋階段をぐるぐると昇る。
高さ自体はノートルダムよりも低いけれど、一気に昇らなくてはならかったので、こちらのほうがきつかった。
屋上に出てパリの街を見渡す。
「愛と哀しみのボレロ」でダニエル・オルブリフスキが指揮していたのはここなのね。

ノートルダムの塔も凱旋門も、高齢の観光客を見なかったけれど、わかるような気がする・・・。
途中で倒れたりしたら大変だし、体力的に無理。

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2009年6月12日 (金)

旅行雑記2009~3日目はランス

旅行3日目はパリからランスへの日帰り旅行。

パリ、シャルトル、ルーアン、アミアンに続く、大聖堂を巡る旅。
パリ東駅~ランスは距離的にはさほど遠くはないけれど直通のTGVの本数が少なくて、ちょっと不便。
駅の電光掲示板で出発する電車をながめていたら、途中のエペルネまでなら本数が多いことがわかった。

パリ~ランス間の車窓の眺めはのどかで美しい。
ランス駅から大聖堂に向かう途中に、準備中のカフェが並んでいるエリアがあって街には活気がある。
古くて、それでいて生活の匂いのする街並み。

Reims_1_2
ランス大聖堂は代々の国王の戴冠式が執り行われた場所。

ここの彫刻はそれは壮麗で、これまで見た中で一番手が込んでいると思う。
Reims_2_3

シャガールのステンドグラス。
Reims_3_2
古典とモダンが融合していて面白い。


そしてランスのもう一つのお楽しみ、シャンパン・カーヴを見学すべくTaittinger社へ。
大聖堂近くの観光案内所で「予約無しで見学できるシャンパン・カーヴはありますか」と聞くと、美人のお嬢さんが「一つあります」と、地図に印をつけて英語のツアーの時間を書いてくれた。

Taittinger社は入口からして瀟洒な感じ。
Reims_4_2
受付カウンターでもあるのかと思ったら、入り口すぐの小さな机と椅子に若い女性が座っていて、それが見学の受付。
ツアーの言語一人10ユーロを払って見学の申込みを済ませて、ロビーに時間がくるまでしばし待つ。
受付時に国籍をきかれたけれど、見学者はいろんな国から訪れていて、英語のツアーは多国籍。
受付のマドモワゼルがそのままガイドになって、ツアーが始まった。
地下を掘り抜いたカーヴはトンネルが縦横に広がっていて、ちょっとした地下都市のよう。
ヒンヤリと肌寒くて、ショールが役に立ちました。


見学終了後はお約束かつお楽しみの試飲。
ホテルに持ち帰って飲むためにブティックで手頃な価格のブリュットを購入した。
製造元だからといってシャンパンだけに「すごく安い」というわけではないけれど、日本で買うよりは格段に安い。


途中でサン=レミ聖堂を見ながら大聖堂付近に戻り、カフェで山羊のチーズのホットサラダとビールの昼食。
ブリュッセルで飲んだAflligemと早くも再会です。
ランスに来たのだからシャンパン付きランチをと思わないでもなかったけれど、これはこれで美味しくて、Salad de chevre chaudは、エスカルゴ、タルタルステーキに続いて「フランスに来たら食べたい一品」に加わった。

食事が終わると、少し離れたところにあるフジタ礼拝堂までてくてく歩き、藤田嗣治画伯のフレスコ画を鑑賞。

ランス駅に戻る途中、駅に近づいたくらいでポツポツと雨が当り始め、駅に着いた直後に土砂降り。
セーフ。
濡れずにパリに帰ることができました。

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2009年6月11日 (木)

旅行雑記2009~2日目はブリュッセル

Bruxells_1 Bruxells_2

ブリュッセルの一夜が明けて、本格的なブリュッセル観光を始める前にパリ行きのタリスのチケットを確保する。
中央駅のみどりの窓口(?)でチケットを購入してから、国鉄でブリュッセル・ミディ駅へ移動し、TTGVで着いた時に所在と使い方を確認しておいたコインロッカーにスーツケースを預けた。
スーツケースが2つ入るコインロッカーは使用料4ユーロ。
荷物に関してはフランスよりベルギーのほうが観光客に優しい気がするけど、治安が良いからだろうか。
地下鉄の自動販売機でメトロとバス共通の1日券を購入し、観光の始まり。

Art-Loi駅で降りて、公園を通り抜けて王宮前に出る。
公園のマロニエの木は今まで見た中で一番大きい。
それから楽器美術館~マグリット美術館を見ながらベルギー王立美術館まで歩く。
ブリュッセルは意外と坂が多い街です。

ベルギー王立美術館は、古典絵画部門だけでも日本の美術館なら優に三館くらいは作れそうな質と量。
ブリューゲルの冬の絵を見られたのでとても幸せ。
他に印象的だったのがダヴィッドの「マラーの死」。
フランス革命関連の本に載っているのを見て、いつもどこかしら怖さを感じていたこの絵と、ここで出会うとは思わなかった。

地下階への階段が通れなくなっていて、近代絵画部門があるという地下階には行かなかったのだけど、マグリット美術館に移動したんだろうか。
スピリアールトの絵が見られなかったのがちょっと悔やまれる。


昼食はグランプラスのカフェでサンドウイッチとAflligemというビール。
ここでもサンドウイッチの付け合せのマーシュのサラダが美味しい。
ベルギーは野菜が美味しいところだと思った。


食事後、グランプラスの王の家の内部を見学。
ステンドグラスには欧州各国の古来の王国名と紋章の数々が描かれていて、それを見るだけでも楽しめた。
最上階にあった小便小僧のコスプレの数々には大爆笑。
本家本元の小便小僧は見に行くのをパスしたのだけど、ここで出会うとは。
小僧たちが身につけている衣装の数々はなかなか手の込んだ本格的なもので、写真撮影不可だったのが残念です。
ちなみに日本のコスプレは鎧兜でした。

ブリュッセル観光最後の目的地はオルタ美術館。
初めて建築様式にアール・ヌーヴォーをとりいれたヴィクトル・オルタの自邸です。
開館が14時からということで、そのためにパリ行きのTGVの時間を予定よりも遅くしたくらい外せないと思ったところ。
14時をちょっとだけ過ぎて到着すると既に長蛇の列。
ここも写真撮影不可で、受付でリュックと帽子を預けさせられた。
建物全体が軽快かつ優美で、東洋的な調度品が多かった。

なお、オルタ美術館は元々個人の邸宅ということで、こじんまりした建物なので観光客用のトイレはないのかと思ったら、地下にモダンで機能的なトイレがありました。

ブリュッセルで「へぇぇ」と思ったのがフリット屋さん。
ポテトフライは付け合せではなくメインなんですね。
「ポテト○○はお付けしますか?」という世界らしい。

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2009年6月 7日 (日)

旅行雑記2009~1日目はブリュージュ

ブリュッセル・ミディ駅に到着。
タクシーでホテルに向かい荷物を預けて、中央駅から鉄路ブリュージュへ。
インターシティの列車のダイヤは総体的に遅れ気味。
しかも10:00発の列車の出発ホームが変更になったのが10:02で、大慌てで別のホームに移動することになってしまった。
今のところフランスでは電車の遅延に遭ったことがないのだけど、1時間ちょっとしか離れていなくても、国が違うといろいろと違うもんだなーと思った。
6、7分の遅れでブリュージュに到着。


早めの昼食を摂ろうと思ったら、お目当てのレストランのランチタイム開始まで間があったので、遊覧船に乗ることに。
運河をちょこっと巡っておわりかとおもったら、遊覧コースはかなり広範囲だった。
ガイドさんの解説は、フランス語、フラマン語、英語、たぶんドイツ語もあったような。
Brugge_1 Brugge_2

そして、ビール醸造所のレストランで昼食。
クロケットと付け合せのサラダがとても美味しかった。もちろんビールも。
Brugge_3

食事後は徒歩でブリュージュの街を散策。
以前来たことのある友人が「ブリュージュに行くなら是非晴天の日に」とアドバイスをくれたけど、抜けるような青空の下のブリュージュの街は笑っちゃうくらいに可愛くてきれい。
ジブリの「猫の恩返し」に出てきた街並みそのまま。(「耳をすませば」にも少し出てきた)
ケベックやアルベロベッロも相当お伽話チックだったけど、ブリュージュはさらにハイクォリティにお伽話風。
Brugge_4


その後、DUMONでチョコレートを買って、ブリュッセルに戻りました。

夜はグランプラスにあるケルデルクで食事とビール。
夜といっても明るいし、グランプラスは折りしもジャズ・マラソン開催中でとても賑やか。
でもうるさくはなくて、とりたててジャズ好きというわけではないけれど音楽が心地よい。
演奏された曲で唯一知っていたのが「Come fly with me」。
旅行中に聴くにはまことにふさわしい、気分の良い曲。
料理は、私はムール貝、連れはビーフシチューを注文。
ムール貝も美味しいことは美味しかったのだけど、ここはビーフシチューが得意料理であるらしく、連れの料理のほうが美味しかったのがちょっと悔しい。

食事の後は腹ごなしも兼ねて近くをお散歩。
イロ・サクレ地区(食い倒れ横丁)を歩いたり、パサージュを歩いたり。
パサージュの中の映画館では「PONYO」というタイトルで「崖の上のポニョ」と、それから「歩いても歩いても」を上映中だった。

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旅行雑記2009~飛行機編

今回搭乗したのは成田発のエールフランスの夜便。
機材がやや古いのと座席が狭いのは不満だけれど、シャンパンサービスと機内食が美味しいのがうれしい。
美味しいといってもあくまでも「機内食として」ではあるんだけど、乳製品が美味しいこと、メインの料理が素直な味付けなのが良い。余計な味付けがないんですよね。
夜便は時差調整がしやすいのも助かった。


5/30の未明にCDGターミナル2に到着。
7:45発のTGVでブリュッセルへ向かいました。

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2009年6月 6日 (土)

マスクと紫外線

一週間ほどベルギーとフランスに行ってきました。

旧聞に属する話題ではありますが、高城剛(沢尻エリカの夫)が5/11更新の自らのブログで日本人がマスクをすることを集団ヒステリーと批判していたことについて。
http://blog.honeyee.com/ttakashiro/archives/2009/05/11/post-124.html

たしかに行った先ではマスクをしている人はいなくて、テレビでも新型インフルエンザの話題に触れることはなかった。
真夏の日差しの中でマスクをしている日本人には「やめろー」と思ったし(見るからに暑苦しい)、過剰反応がよくないというのはそのとおり。

過剰反応といえば、紫外線を気にするのも日本人だけのようです。
とはいっても、私自身日焼け止めと帽子なしで直射日光の下を歩く気にはならないし、無帽で歩いている外国人は無頓着すぎると思うけど、真夏の日差しの下「ハイネックで長袖」はちょっとなーと思った。日焼けしてはいけない職業でもなさそうだったし。
何事もほどほどにってことで。

閑話休題。
この人のマスク着用批判で気になるのは、インフルエンザ流行の度合いや予防に有効かどうかという見地によるマスクの是非論ではなく、もっぱら「外国人がしないから」「外国では非礼だから」という理由のみによること。
欧州の人がマスクをしないのは、今回の新型インフルエンザが弱毒性で、かつ蔓延しているわけではないからで、もしも強毒性だったら対応は違っていただろうと思う。日本ほど騒ぎはしないにしても。
マスクに100%の予防効果はないにしても、感染の可能性を少なくする効果ならばあると思っている。
だいたいアメリカでもっとマスクを励行していたら、少しは感染を防げたんじゃないかと思わないでもなく、「少しは防げる」というのが状況を左右することもある。

感染者が少ない欧州の、それも炎天下でマスクを着けるのは確かにナンセンスだと思う。
だけど、単に習慣の違いという観点のみで外国人が日本人のマスク姿を奇異に感じると言うのなら「ふーん、そうかー」と思うだけ。
国が違えば風邪の療養方法一つとっても違うから、そういうこともあるでしょう、と。

高城某は、もう少し穏当な表現で「郷に入れば郷に従え」的アドバイスをできなかったものかと思う。
外国人になりかわったかのように、声高に日本人を滑稽呼ばわりするのは、やっぱり違うでしょ、と思うんである。
外国人がそうするからと、高熱の時に水風呂に入ったりするんだろうか、この人は。


ほぼ日に新型インフルエンザ基礎知識から対策までというページがあるけれど、これを読んで印象的だったのが、具体的な知識や予防策もさることながら、スペインかぜの記憶と反省が日本人には強く残っていて、「手洗い・うがい・マスク」という習慣はその名残り、というくだり。
スペインかぜの流行は、祖母が生まれるよりもさらに前のことで、その時代をリアルに知っている人はもう数少なくなっている。
でも、武者小路実篤の「愛と死」とか、島村抱月の死をめぐるエピソードとか、文学作品を通してスペインかぜがもたらした悲劇を窺い知ることはできる。
今回は弱毒性で感染者の容態が軽かったからよかったようなものの、スペインかぜのような事態になる可能性もゼロではなかったわけです。

ペストを何度か経験している欧州ではスペインかぜの印象は薄いのかもしれないけど(←あくまでも想像です)、「手洗い・うがい・マスク励行」という日本の習慣は良いことだと思うんですけどね。


週刊文春によれば、妻の沢尻エリカはスペイン英語学校に通っているとのこと。
滑稽というなら「日本人がスペインで英語を習う」のも相当滑稽に思えるけど。


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リュックサック

長年仕事も旅行もカバンはリュックを使っています。
このところ愛用しているのはカナナプロジェクトのリュック。
「背中に面する部分にファスナー付きのポケットがある」、「背負いやすい」、「街歩きの服装に合うデザイン」がリュックサック選択のポイント。
普段使っている黒でも不自由はないのだけれど、このたび旅行用として限定色のヴェネツィアピンクを購入。
「世界ふしぎ発見」でレポーターがヴェネツィアピンクを背負っているのを見て可愛いなと思っていたのです。
チュニックやワンピースにとても合う。
結局リュックの大小とポシェットの三点をヴェネツィアン・ピンクで揃えてしまった。
肩が凝るためポシェットは避けていたのだけど、食事などのお出かけにはポシェットがいいかなと。

全部「必要か」と問われれば「否」で、なにか欲しいとなると歯止めが効かないのは困ったものだけど、欲しいと思ってから手に入れるまでのワクワク感がたまらない。
ただ、欲しくなるのがLumixのコンデジ、吉田カバン、カナナだからまだいいけど、これがブランドのバッグや着物だったら破滅への道まっしぐらであろう。
あなおそろし。
着物の場合、思わず目を留めてしまうものに限ってトンでもない値段なので、逆に歯止めになっているかもしれない。

愛とか意味ねえじゃん。欲望なんだよ。それだけだ!
(「メゾン・ド・ヒミコ」より)


愛に意味がないとは思わないけど、欲望が明日に向かう推進力になるのは確か。


旅行中、現地発着ツアーで一緒になった年配のご婦人が同じリュックを持っていたのだけど、すっかりハイキング仕様になっているのを見て複雑な気持ちになった。
持っている人でこんなに変るのね。

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