世界は村上春樹をどう読むか
翻訳の苦労話というのは昔から好きだし、「村上春樹」を一つのフィルターとして世界を見るのは面白そうだなと思って読んでみた。
だからといってフィルターとなる作家が誰でもよいわけではなく、村上春樹であることも重要なんですが。
「世界は林真理子をどう読むか」だったら読まないし。
村上春樹について知るには直接村上春樹の著作を読めばいいと思う。なにしろ「原語」で味わえるんだから。
表紙カバーのデザインが日本版とはまったく違っていたり、「俺と僕」という一人称、カタカナとひらがなの違いをどう表現するか、自動車などの固有名詞・料理の訳し方など、翻訳で苦心するポイントが国によって多種多様。
いずれフランス語版の「トニー滝谷」を読んでみたい。
アジア圏の翻訳者よりも欧米の翻訳者の発言のほうがスッと入ってくるのは、子どもの頃から欧米の文学をより多く読んでいるからかなー、なんて思った。
漢文の授業はあるし、中国の古典は基礎的な素養の部分には影響があると思うのだけど、近代文学で読んだ量となると欧米が圧倒的に多いので、意識にのぼるような影響は欧米から受けているほうが多いかなと。
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