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2009年7月28日 (火)

ラクリモサ

アイスショーの評判を聞いて以来、ずっと見たいと思っていた安藤美姫のモーツァルトのレクイエムを、ようやくYouTubeで見ることができた。
今週末にはテレビ放送もありそうなので楽しみにしている。
去年の「ボレロ」も良かったけれど、この「レクイエム」はさらに進化したという印象。
ステップ、スパイラル、スピンと一つ一つの要素が美しくて、地道に技を磨いてきたことが実を結びつつある、と思った。
いつものことながら衣装も素敵。
前から曲の感情や表情を表現することには秀でていて、内なる表現力を感じさせる選手だったけど、スケートできちんと形にできるようになった。
本当に成長したんだなーと思う。
アップダウンのある選手だけど、どれもこれも「運命が用意してくれた大切なレッスン」で、それを糧にするかしないかは選手自身の気構えにかかっていたことだけれど、ちゃんと糧にした、と。

使用曲の「ラクリモサ」は、映画「僕のピアノコンチェルト」を見て以来、ピアノ版もかなり好き。
あくまでも原曲があってのことだけど、ピアノで聴くと和音や旋律がくっきり聴こえて、新鮮なのです。
「僕の・・・」はピアノで弾いているフレーズが短いので、完全版はないものかと思って検索してみたところ、リストの「モーツァルト, ラッセンらによる声楽曲のピアノ編曲集」 と加羽沢美濃の「クラシックピアノファンタジー」がヒット。

加羽沢美濃版は、途中からショパンみたいになっていて「これ、モーツァルト?」と思うけれど、これはこれで好き。
Jクラシックには、「選曲はいいけどアレンジが残念」と感じることがあるけれど、そういう残念さはなかった。

「これを探していたのよ!」と思ったのはリスト編曲版のほう。
原曲の荘厳な響きを残しつつ、ピアノの透明感を生かした編曲。
それにしてもリストがピアノに編曲していない名曲はあるのだろうかって思う。

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