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2009年8月 3日 (月)

眞鍋かをり選挙ポスター騒動とブログの効用

このところ眞鍋かをり選挙ポスター騒動に注目しています。
http://www.j-cast.com/2009/08/02046576.html

ブログの読者ではないけれど「明るい酒豪の味方」なので、タモリ倶楽部で見る眞鍋かをりは好きだし、「とくダネ!」のコメントも、なにかと大勢に迎合したことを言おうとする高木美保のコメントよりも「自分の意見」を感じられるので好感を持っている。

芸能人のブログは両刃の刃だと思っているけど、今回の件はブログの長所を有効に活用した例だと思う。
以前、文春の阿川佐和子との対談を読んで、芸能人にはめずらしくブログの特性をわかっているなと思ったけど、伊達に「ブログの女王」じゃないですね。
ネットには眞鍋かをりが「穏便に済まさずにブログに書いたこと」を非難する声もあったけれど、それは見当違いというもの。
事務所のコントロール下にあるビジネスに関することならば、ブログに書くべきではないこともあるだろうけど、この件は個人の思想・信条の問題。
応援しているかのようなポスターが掲示され、そのことが新聞記事になった以上、「水面下の処理」など無意味です。
「特定の誰かを応援してはいない」というスタンスをできるだけ早急にかつ鮮明に表明する必要がある。
そして、その場として自分のブログは一番適切かつ有効なメディア。
マスコミ経由では、歪曲されたり捏造される危険性があるし、現実にデイリースポーツがそれをしでかしているわけだし。

この件は、いろいろ勉強にもなりました。
当初は、政治家側のコメント(都内の知人を介して・・・、講演会はこれからオファーなど)から、きちんと契約書などが存在していないことは察せられたので、事務所の許可及び契約書の有無が争点なのかと思っていたら、どうも問題点はそこじゃなかったんですね。
選挙応援は個人の思想・信条の問題であり、ギャラは発生しない。
ビジネスではないし、事務所も思想・信条についてはタレントを縛ることはできない。

つまり事務所が許可するしない以前の問題である、と。
それに、テレビ出演がキャンセルになったことを考えても、タレントが特定の誰かを選挙で応援することは、事務所にとってデメリットはあれどメリットはないので、よしんば本人の知らないところで事務所がOKを出していたのだとしたら、ずいぶんと脇が甘いなーと思っていたら、ここにきて事務所はきっぱり否定
事務所の態度が不鮮明だったのは、おそらく「仲介者」に配慮して穏便に済まそうと思ってのことで(一応仕事仲間だし)、声明を出したのは、デイリースポーツが「眞鍋かをり写真使用は無断じゃなかった」と書いたために放置しておけなくなったと思われる。


ビジネス上の手続きの不備やコミュニケーション不足によるトラブルはよくある話だけど、この件はそれとはちょっと性質が違う。
選挙が絡む以上、「個人的に応援しているか否か」が最重要視されるべき点。
写真の許可が問題になるのは、それが「応援」の意思表示と見なされるから。
眞鍋かをりはそこがわかっていたから「誰も応援していない」と宣言したわけだけれど、政治家氏は今でも「無断使用か否か」が問題だったと認識しているようですね。
眞鍋かをりの思想・信条までもが事務所に帰属すると思っているんでしょーか。

「応援していただいていると思っていたが、そうではなくて残念です」くらいに言っておけばよかったのに。

前述のとおり私は眞鍋かをりには好感を持っているけれど、だからといって写真を載せることに選挙活動にどれほどの効果があるのかは疑問だったりもするので、どうしてこういう事態になったのか不思議。

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メディア批判」カテゴリの記事

コメント

タレントと交渉するのに事務所を通すのは当然の事ではないでしょうか。
事務所と面識が無い衆議院候補者が第三者を頼ったのも仕方ないことだと思う。

投稿: 梅ジュース | 2009年8月 3日 (月) 22時48分

梅ジュースさん
コメントありがとうございます。
できれば、以下の部分を読んでいただきたかったのですが。
>選挙応援は個人の思想・信条の問題であり、ギャラは発生しない。
>ビジネスではないし、事務所も思想・信条についてはタレントを縛ることはできない。

通常のイベントならばともかく、選挙に関連した活動で「タレントと交渉」ということ自体があり得ない、というのが、私がこの件で学習したことです。
交渉する場合は個人対個人ということになりますし、これは相手の職業がタレントであっても同様です。
したがって、事務所と面識もなく、第三者に頼らなくてはコンタクトできない相手に応援を依頼することがそもそも奇妙なので、「仕方がない」とはいえないと思います。

選挙応援を依頼するほど親しい間柄なら、電話番号なりメールアドレスなりを知っているのが自然ではないでしょうか。

投稿: きつね | 2009年8月 3日 (月) 23時40分

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