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2009年9月14日 (月)

カペー朝~フランス王朝史1

いろいろな国の通史を読むのが好きで、かなり手当たり次第に読んでいる。
でも、これまでは、なぜか一番関心の深いフランスの歴史を扱った日本語の本がなかった。
ブルボン朝はわりとまとまった記述を読むことができるけれど、ヴァロア朝は百年戦争とサン・バルテルミーの虐殺に集中しているし、カペー朝にいたっては数行。
まあ、「フランス中世史夜話」、「聖王ルイの世紀」など、まったくないわけではないけど、内容はともかく活字が非常に見づらく日本語がこなれていないのが難点。
#「メロヴィング王朝史話」を出している岩波文庫もそうだけど、活字の見づらい本は読む気力がそがれてしまうので改善してほしい。


英国史では森護の「英国王室史話」がとても読みやすくて好きなので、そういう感じの本でフランス版がないものかしらと思っていたら、やっと出ました。
講談社現代新書より、佐藤賢一著「カペー朝~フランス王朝史」。
ユーグ・カペーからシャルル4世までの歴代の王をわかりやすく解説していて、ヴァロア朝に続くようなので、そちらも楽しみ。


なお、中公新書の「物語○○の歴史」シリーズは、通史好きにはありがたい企画なのだけど、「これ物語じゃないよね」というのが混ざっているのが困る。
一応、中身を確認してから買うので「失敗した!」ということはないけれど、「物語~」と銘打ちながら物語になっていないのは看板に偽りあり、である。

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