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2009年12月 7日 (月)

グランプルファイナル雑感(2009)

安藤美姫が2位に入って五輪代表内定。
途中、思わぬ期待をして勝手に落胆する局面などもあったけど、まずはめでたい。
だんだん精度が上がっているので、これからが楽しみ。
曲は「マルコ・ポーロ」のパートは好きだけど、「ローマ」の部分は正直なところ「大好き」とはいかないのだけど、なんとなく見入ってしまう奇妙な魅力があるプログラム。
毎回変えている衣装は、今のところロシア杯の茶色のが一番好みです。

優勝したキム・ヨナのミスには彼女も人の子なんだと妙に安心した。
でも、大崩れせずにしっかりまとめたのはさすが。
好きな選手のライバルとして考えると、無敵で突っ走る選手よりは、ミスをカバーする強かさのある選手のほうが実は手ごわいのだけど、好感度は高い。

3位に入った鈴木明子の演技が非常に素晴らしく、五輪代表選考を思うと複雑な気分になったほど。
「ウェストサイドストーリー」は女子のフリーの中では一番好きなプログラム。
OVERTUREが聞きたくなって、中国杯の後にはサントラを買ってしまいました。
「TONIGHT」や「MARIA」のボーカルのは持っていたけど、オーケストラもいいなーと思って。
GPFの赤い衣装は可愛くて好き。
グランプリシリーズの白いブラウスを羽織った衣装は、ウェストサイドストーリーの世界には合っているものの華やかさにかけているのが難かなーと思っていた。
その点、今回の衣装は「マリアの初めてのダンスパーティ」という趣があって良かったです。

男子はなんといっても高橋大輔のキレキレで目の覚めるようなSPが印象的だった。
残る課題はフリーを滑りきるスタミナかな。
長く試合に出ていなかったせいなのだろうけど、サッカー選手が試合に出続けていないと90分走る体力がなくなる、という話を思い出した。
気になったのがエキシビションの衣装。
以前から中途半端に和のテイストを入れるのが好きじゃないのだけど、「おばあちゃんのタンスの着物で作りました」風衣装はどうなんでしょう。

教え子二人の五輪出場が内定して、モロゾフコーチの気勢が上がっているもよう。
不穏当な言動に「大人になれ」と言う人もいるけれど、彼がその矛先を収めてしまったら情熱も失われるんじゃないかと思う。
問題意識が強いから結果も出せるのだろうし、言動は物議を醸すことが多いけど、選手の指導については計画的かつ着実。
彼のような言動や性格を日本人が真似する必要はないと思うけど、日本人にはない特質として理解を示す雅量はあらまほしいと思う。
それに、記者の質問や談話の切り取り方によって内容も印象も変わるものだし。

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地上波で放送された男女シングルのSPとフリーは、いつになく落ち着いていてテレ朝にしてはまともな内容だったのに、エキシビションで台無し。
不意打ちって感じ。
録画とかリプレイとか映画の宣伝は要らないから、出場した選手の演技や表情をきちんと見せてほしい。
キャンデロロなど、過去のエキシビション映像は面白かったけど、出場できなかった現役選手の「今季の映像」は混ぜなくていいから。

それと、これも毎度のことながら、試合の放送も含めてカメラワークが最悪。
途中で動きを追いきれずに見切れてしまったりと技術的にもヘタだけど、それを置いても、スパイラル、スピン、ステップの「上半身だけ」を映そうという意図がわからない。
視聴者の気持ちになって考えたら、そんなものを見たいと思わないことくらい理解できるだろうに。
頭を使って仕事しろ!!

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