デリカシー(追記あり)
政権をとってからの民主党を見ていて、一番強く感じるのがデリカシーの欠如。
事業仕分けにおける対応や言動、今回の特例会見の問題は、文化への理解とか、高齢の方の体調に対する配慮等、人としての基本的な感受性や思いやりが欠けていることが引き起こした、という面もあると思う。
もちろん政治的な見地としても問題大ありですが。
与党だった時に自民党にデリカシーがあると思ってはいなかったけど、少なくとも民主党よりはあったようです。
じゅうぶんとはいえないまでも。
この民主党のデリカシーのなさが外交でも軋轢を起こすんじゃないかと非常に心配。
自国民の感情を逆撫でする無神経な人たちが外国人の心情を慮れるとはとても思えず、既にいくつか問題を起こしているし。
民主党の仙谷議員がまたしても「文化大革命」と発言したそうだけど、本意はどうあれ文革を肯定的な意味で使う人物が閣僚だなんてありえない。
この発言をマスゴミが批判しないのも不思議だけど、周囲の人間は注意したりしないんだろうか。
それとも、民主党は文化大革命を肯定的に考えている人間ばかりなのか。
麻生前首相の漢字誤読よりも、よほど深刻だと思うが。
自民党に不満を持っていた人が、政権交代前の時点で未知数だった民主党に期待したのは一応理解できなくもない。
でも、今の段階に至って、今回の政権交代を「革命」と持ち上げる人は理解不能。
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特例会見問題についての追記:
世の中には法律で決められているわけじゃないけど守るべきルールがいろいろとある。
フォーク並びとか、ゴミのポイ捨てをしないとか。
なぜ、そういうルールが出来たかといえば、それは必要だから。
一人二人が破ったからといってさしたる影響はないけれど、全員が守らなくなったら収拾がつかなくなってしまう。
一ヶ月ルールの存在は知らなかったけど、高齢と健康を慮って公務の負担を軽減しようという動きがあることは知っていたし、それが今まで守られてきたことはまことに良いことだと思っている。
宮内庁にはいろいろ思うところもあるけれど、この件についてはGJ。
そして、ルールを定めた以上は例外を作らないのは当然のことだし、国際親善に恣意的な優先順位をつけないのもこれまた当然のこと。
これについては羽毛田長官を全面的に支持します。
臨機応変もことによりけりで、法律ではないからこそ安易に例外を認めてはルールの意味がなくなってしまう。
それをごり押しするのは「健康なんか知ったこっちゃない」と言っているも同然。
・文句を言うなら辞表を出してからにしろ
・法律じゃないんだろ
小沢幹事長のこの発言に至っては話にならない。
レジで割り込みする人たちと一緒じゃん。
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