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2010年3月20日 (土)

カバーソング特集

SMA STATIONでカバーソング特集を見てのち、何曲かダウンロードした。

特に気に入ったのがNOKKOの「LA・LA・LA LOVE SONG」。
NOKKOがカバーアルバムを出したことは知っていたのだけど、テレビでロハスなNOKKOを見てしまい、かつてのノリの良さが失われているんじゃないかと思って、手を出すのを躊躇していたんである。
でも、実際に聴いてみたら、グルーヴ感は顕在で声も伸びやか。
これは良いじゃないかと思い、アルバムごと購入。
その他に稲垣潤一と山本潤子のカバーソングも何曲かダウンロードした。

カバーの存在は知りながらも聴かずじまいだった曲を聴くことができて、ありがたい企画でありました。
CDショップやiTuneストアで試聴できるけど、試聴するには「これを聴いてみよう」というかなり積極的な意思がなくてはいけないわけで、「流れてくるのがふと耳に止まって」というほうが音楽との出会いとしては望ましい。

リクエストの一位はタイマーズの「デイドリーム・ビリーバー」。
ゲストの坂本冬美が清志郎の名カバーとして「上を向いて歩こう」を挙げていたけど、ワタクシとしては「サン・トワ・マミー」をイチオシしたい。


以前にも書いたことがあるけれど、カバーというのは曲の解釈や演奏・歌唱の技術とセンスが問われる。
もしかしたら、オリジナル以上に。
当然、安易な企画は淘汰されるし、出来上がったものの良し悪しを語るのは良いのだけれども、「オリジナルで勝負すべき」などカバーそのものを否定する意見を見ると、音楽はアイデアやオリジナリティの有無だけではないのに、と思ってしまう。
優れたオリジナルを創り出せるというのは素晴らしいことなのだけど、もちろん。

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