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2010年3月10日 (水)

地図なしEX

週末、地図なしの五輪フィギュアのEXと「鋼の錬金術師FA」が再放送されたので、非常にうれしい。
ハガレンはDVDが出るのは確実だから、再放送がなくてもいずれ地図なしで見る手だてはあるけれど、ちゃんと放送してくれる心意気がうれしいじゃありませんか。

ところで、ネットで五輪EXの感想を見ていたら、高橋大輔の演技順にえらくご立腹の意見があったのが意外だった。
主催者側が従来のような順位どおりの登場にしなかった意図はよくわからないけれど、トップバッターがそんなに悪いとも思わないので。
開会式のイベントでブライアン・アダムスがトップに出てきたけれど、だからといって扱いが軽いとは思わなかった。「掴みはOK」という感じ。
EXはカナダの銅メダリストのジョアニー・ロシェットも前半に滑っていたりと、前のほうに登場した選手たちを軽視したわけでもなさそうで、高橋大輔の演技への反応も悪くなかったと思う。
大盛り上がりというわけにはいかなかったけど、淡々とした穏やかな曲調のプログラムなのだから自然な反応。
選手自身がEXで盛り上がることを狙ったなら別のプログラムを持っていったはず。
「ロクサーヌ」とか、もしくはカナダの作曲家を使うとか。
現地の観客の反応を過剰にとやかくいうのは、自分のファンに向けての感謝の気持ちを表現したという選手の気持ちに反するんじゃなかろうか、と思ったりする。


なお、アップテンポな曲調にもかかわらず、浅田真央の「カプリース」への反応が冷ややかだったのは、ひとえに衣装にギョッとした人が多かったんだろうと思っている。
一見露出度の高い衣装でも「隠すところは隠す」のがお約束。
今まで見た中で一番露出度が高かったのはトリノ五輪EXのナフカの衣装だけど、胸はちゃんと隠していた。
それなのにカプリースの衣装はよりにもよってバストトップからウエストまでの部分が肌襦袢。
音楽と合っていない動きとか、扇で股を仰ぐように見える振付、衣装の色使いなどが気にならない人でも、うら若い女の子が上半身の胸元から下が肌色の衣装を着て出てきたのだから、驚いたであろうことは想像に難くない。
テレビで見る分にはピンクの肋骨みたいなラインが入っていることがわかるけど、会場にいる観客からは、座席によっては肌色しか見えなかった人もいたかもしれないし。
もちろん肌襦袢であることはわかるにしたって、「なぜそんな部位に肌色を使ったのか?」という疑問は浮かぶわけで。

時期が時期だけに男女のメダリストが一緒に語られることが多いけど、リズム感が抜群の選手とリズム感皆無の選手を並べて褒めているのを見ると、リズム感の優れた選手の良さを本当にわかっているのかと思わないでもない。


そういえば、キム・ヨナを「妖艶」と評するのをよく見るけれど、それにはちょっと違和感あり。
昨季のキム・ヨナのプログラムはSP「死の舞踏」、フリー「シエラザード」で、どちらも妖艶さを狙ったプログラムではなかった。
ボンドガールは、色っぽさもあるけれど、妖艶というよりは「カッコいい」プログラムだと思う。
本家007でも、ボンドガールが単なるお色気要員だったのは1970年代まで遡るし。

フィギュアスケートが、バレエみたいに同じ曲・同じ振付で違う選手が滑る機会があると面白いと思う。
安藤美姫の007を見てみたいし、キム・ヨナが安藤版のカルメンを演じるのも見たい気がする。

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