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2010年4月

2010年4月30日 (金)

のだめオペラ編

「鋼の錬金術師」の25巻をあっという間に読み終わり、次の巻が出る8月まで長いわと思っていたら、「のだめカンタービレ」の24巻が出たことを知り、購入即読了。
待ち遠しいものがまた増えた。

「のだめ」は番外編のオペラ編。
パリ編における「のだめ」が音楽家として歩む覚悟をするまでの話は描かれるべくして描かれた必然的な物語だと思うけれど、より楽しみだったのは、マルレのオーディションや練習の場面など、千秋が一つの音楽を作り上げる様子だったので、オペラ編が出たのはとてもうれしい。

なお、過去に読んだオペラをネタにした漫画の白眉は、なんといっても「動物のお医者さん」。
まさか「トスカ」で爆笑できるとは思わなかった。

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奈良散策

連休前の週末は京都と奈良へ。
土曜日は、長岡天神でキリシマツツジ~平安神宮の庭園~宇治平等院と宇治上神社。
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日曜日は、唐招提寺と薬師寺へ。
1日目の京都観光は天気予報がはずれて生憎の雨だったけど、2日目は久しぶりの快晴で奈良の新緑を堪能。
車窓から、完成なった平城宮もながめてきました。

唐招提寺は、前回行った時は工事中だったので、じっくり拝観できたのは今回が初めて。
金堂の暖簾?が素敵なので、売店に同じ柄のハンカチかなにかないかと思ったけど、なかったので残念だった。
これに限らず天平の頃の文様はエスニックで可愛いものが多い。
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折りしも鑑真大和上の故郷の花「瓊花(けいか)」が公開中で、近くにあった藤棚の白藤も見事だった。
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そののち録画してあったドラマ「大仏開眼」を視聴。
吉岡秀隆の吉備真備には最初は違和感があったけど、藤原仲麻呂と対決する場面は迫力があったし、最終的には良かったな、と。
玄昉を演じたのが市川亀治郎、藤原仲麻呂が高橋克典で、3人の演技者としてのタイプがまったく異なるのも面白かった。
特に、型を叩き込まれているはずの歌舞伎俳優の市川亀治郎が自由に演じているように見えて、高橋克典が型にはまっているところが。
石原さとみの阿倍内親王も良かったし、なんといっても國村隼の聖武天皇が微妙な陰影を演じて秀逸だった。
阿倍内親王と藤原仲麻呂が疎遠だったりと歴史の解釈には思うところもあるけれど、まあ許容範囲かなーと。

なお、下御霊神社に祀られている吉備聖霊は吉備真備だと言われているけれど、永井路子の「悪霊列伝」を読んで以来、吉備内親王説を信じている。
吉備真備の生涯には怨霊になるような要素は見当たらないけど、吉備内親王は非業の死を遂げているうえに元正天皇・文武天皇の姉妹と皇位継承権を持ち、祟りを恐れられる要素も十二分に有していた存在。
永井路子の小説の描写はいまいち好みでないけれど、歴史を解説した本は合理的で論理的、納得のいく説が多く、特に鎌倉時代と持統~孝謙天皇時代の解釈は説得力あり。





そういえば「天地人」の原作が文庫化されたけどタイミングが悪いですね。
ドラマよりは原作のほうが良いだろうけど、そんなに評判が高いわけでもないのだから、大河ドラマ放送のときに文庫化しておけばよかったのに。

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2010年4月26日 (月)

テレビ備忘録

TVタックルに麻生前首相が出演しているのを見た。
漢字の読み間違いや失言を差し引いても外相・首相としての仕事ぶりはプラス評価だったものの、以前は声と話し方が苦手だった。
でも今回はほとんど気にならなくて、全方位において論外な現首相を8ヶ月も見ていれば、本質に響かない欠点はさしたる問題じゃないと思えてきても不思議ではない。


龍馬伝の「饅頭屋」近藤長次郎が良い。
もともと大泉洋の饅頭屋は好配役だと思っていたけど、もっと軽く描くのかと思っていたので、これは予想以上。
岡田以蔵も良いです。純粋で単純で愚かで。
逆にがっかりしたのが一ツ橋慶喜の描き方。
なんだか軽薄で頭が悪そうで、小物っぽい。
それに、なんで眉がないのだ。
「新選組!」のカマキリ将軍の被り物みたいな遊びは笑えたけど、これは違和感のほうが強くて笑えない。
慶喜に眉がなかったなんて話は聞いたことがなく、だいいち残っている写真には立派な眉があるのだし。
慶喜は功罪相半ばする屈折した人物で、原作なしの大河ドラマで一脚本家が自分の解釈で描くのは荷が重いのかもしれないけれど、安易な悪役にするのはやめてほしい。
田中哲司なら「花神」の伊藤孝雄~「翔ぶが如く」の三田村邦彦路線も、カマキリ将軍との中庸路線も出来るだろうに。

そういえば映画「憑神」も途中までは面白かったのに、慶喜の描き方がひどくて一気に冷めてしまったんであった。
「憑神」に限らず、庶民を良く描くための手段として地位の高い人物を貶める手法は姑息だと思う。

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2010年4月21日 (水)

映画ハワーズ・エンド~衣装は口ほどにものを言う

TPOと服装について考えていて、ふと思い浮かんだのがジェイムズ・アイヴォリー監督の「ハワーズ・エンド」。
5本の指に入るくらい好きな映画です。

中産階級のシュレーゲル家の次女ヘレンは資産家ウィルコックス家の田舎の屋敷ハワーズエンドに招かれるが、そこでウィルコックス家の次男と軽はずみな恋におちるもすぐに破局。
そのため両家は気まずくなっていたのだけど、ウィルコックス家が近所に越してきたことがきっかけで、シュレーゲル家の姉マーガレットとウィルコックス夫人ルースが親しくなる。
シュレーゲル一家は長年住んだ借家の契約が切れるため家を探しており、親譲りのハワーズエンド邸を心から愛するウィルコックス夫人は住み慣れた家から離れなくてはならないマーガレットに同情し、ハワーズエンドをマーガレットに遺すべく遺言をして世を去るが、それを遺族はにぎりつぶし、そして・・・という物語。

姉弟三人が働かなくても余裕で暮らせるくらい裕福なシュレーゲル一家なのに家は借家というところが、当時のロンドンの住宅事情が垣間見えるようで興味深い。
そして、ウィルコックス夫人がハワーズ・エンドをマーガレットに贈ろうとした真意が実のところなんだったのかは明確には語られないまま。
紆余曲折を経て、ウィルコックス氏がマーガレットを愛するようになってプロポーズ、彼女は承諾する。
ウィルコックス氏はマーガレットを心から愛しているのだけれど、ハワーズ・エンドのこととなると頑なで、マーガレットたちが足を踏み入れるのも嫌がるが、家を失った彼女たちの荷物をそこに置くことは渋々ながら了承する。
ハワーズ・エンドに運びこまれた荷物を、管理人の奥さんが荷解きして飾りつけてしまうのだけど、マーガレットたちの家具や調度品は誂えたように邸にぴったりだし、前妻ルースに心酔していた管理人の奥さんは、初対面からマーガレットに親愛の情を見せる。
ハワーズ・エンドとマーガレットとの不思議な因縁が感じられて、非常に印象的な場面です。

資産家のウィルコックス氏にとって、ハワーズ・エンドの財産的価値はさほど大きくないはずなので、姉妹をハワーズ・エンドから遠ざけようとするのは、ルースの遺言を握りつぶした良心の呵責なんだろうなーと思った。
ウィルコックス氏には身分違いの愛人を捨てた過去があったり、自分の軽率な助言が原因で失業したレナード・バストを突き放したりと酷い男なのだけど、前妻ルースのことは大切にしていたし、マーガレットの聡明さと朗らかさに魅かれたりとまったくの俗物というわけでもない。
ルースとマーガレットには愛されているし。
一本気な妹ヘレンにレナード・バスト夫妻を救済するように迫られたマーガレットが、承諾しつつも「ただし、私のやり方でね」と念押しするところは好きな場面。
賢くて優しいマーガレットは、レナードの境遇には同情しつつも、自分とヘンリーの平穏な生活を優先させてしまう一面もあって、この映画の登場人物はみな複雑で一筋縄ではいかないのが面白い。
エマ・トンプソンは「いつか晴れた日に(Sense and Sensibility)」でも長女キャラを演じているけど、エリノアよりもマーガレットのほうが人間臭くて好きです。

シュレーゲル姉妹と懇意になるレナード・バストは、知的な生活に憧れつつも、責任感から望まない結婚をして貧困に喘いでいる青年。
ウィルコックス氏の迂闊な一言とシュレーゲル姉妹のお節介のせいで失業し、さらに困窮するけれど、責任を感じたヘレンが送金しても矜持があって受け取らず心身ともにすり減らしていく。
彼にとってヘレンは一筋の光のような存在で、衰弱しながらも森の道を抜けてハワーズ・エンドにいるヘレンに会いに行く場面が美しくも切ない。


この映画は俳優陣の演技はもちろん素晴らしいけど、何かの意思を持っているかのようなハワーズ・エンド邸と衣装も大きな役割を占めている。
衣装はデザインが素敵なだけでなく、登場人物の人となりも表現していていてお見事。
知的で情緒豊かな中産階級のシュレーゲル家と現実的な資産家のウィルコックス家、貧しいけれど向上心と矜持を持っているレナード・バスト、気は好いけれど下層階級の出のレナードの妻ジャッキーの違いが衣装だけでもよくわかる。
階級や生活レベルの違いだけでなく、明るくて快活で進歩的だけど穏やかで常識のある姉マーガレットと、感受性が豊かで衝動的で常識にとらわれない妹のヘレンの性格や嗜好による微妙な違いも衣装にあらわれている。
マーガレットは最先端の流行を取り入れつつ、当時の上・中流のTPOにかなった衣装や帽子を身につけるのに対し、ヘレンはジャージー素材の服を着たりとかなり斬新。
そして、衣装に凝るといっても、決してとっかえひっかえではなくて、外出、食事会、パーティなどシチュエーションや人柄に相応しい衣装を用意し、場面によっては同じ衣装を着ていたりするところがとても好き。

一番好きな衣装は、ウィルコックス氏の娘の婚約披露の園遊会におけるマーガレットの衣装。
先妻を亡くしたウィルコックス氏と婚約したマーガレットが園遊会で女主人役を務めている場面なのだけれど、白のブラウスと黒のタイトなスカートの上に手のこんだレースのボレロ、ロングの真珠のネックレス、そして華やかな帽子といういでたち。
ウィルコックス氏の娘と息子の嫁、園遊会の女性客たちは衣装展で見た19世紀から20世紀初頭の外出着やティーパーティのドレスを引き写したような衣装を着ている中で、マーガレットの衣装はとても個性的でシンプルで、それでいて華やかで上品で、場の雰囲気にもあっていて、それは素敵だった。
ウィコックス氏に「君はとても素敵で、ぼくは鼻を高い」と言わしめるほど。

この園遊会に、姉の結婚を快く思わないへレンが、ウィルコックス氏の軽率な助言で職を失ったレナード・バストとその妻を連れて乗り込むのだけど、昼の正装をした人々の中に、普段着のヘレン、くたびれた上着を着たレナード、見るからに下層階級とわかる服装のジャッキーが立ち混じることで、3つの階級の違いが浮き彫りになる。
TPOだとか服装の格の違いみたいなものをある程度理解したうえで見ないと、この場面に流れる不穏な空気とか違和感はピンとこず、そうすると映画の重要なモチーフである階級差による悲喜劇みたいなものもわからないかもしれない。


この後レナードが辿る運命は切ないけれど、この映画のラストはある種の勝利なんじゃないかと思う。
彼の、というか、か弱くて美しい存在のささやかな勝利。

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2010年4月16日 (金)

パサージュ

先週、NHKの「世界ふれあい街歩き」で、オペラ座界隈のパサージュを巡っていた。
パサージュ・ド・ジョフロワの地下を歩いたりと、いつもながら、とても楽しい番組だった。
パサージュの上に住んでいるおじさん、うらやましすぎる。


先日、フランス語単語帳をiTuneの歌詞機能に入力する作業が完了。
手間はかかったけど、聞き取れない単語や表現をすぐに確認できるようになったので、学習のモチベーションも少しばかり上がったような。
もっと早くやればよかった。


教育テレビの「テレビでフランス語」は、放送年度によって傾向が違うので、必ず見る時があったり、まったく見なかったりだけど、2010年上期は國枝孝弘&パトリス復活ということで視聴決定。
初心者ではなく留学経験のある知花くららをナビゲーターに配しているのもうれしい。
初歩的なフレーズを覚えたり発音の反復練習をしたりというのはiPodやDSを使ってできるようになったので、テレビではもっと深くて濃い内容を見たいのです。

フランス語に限らず、教育テレビの語学番組の出演者のチョイスはなかなか秀逸。
ロシアに拠点を移す安藤美姫がそのうちロシア語講座に出演したりすると面白いのに。


ついでといってはなんだけど、「ヨーロッパ4カ国三昧DS」の感想。
もっぱら総合テストでこれまで学習した単語やフレーズをちゃんと覚えているかどうかを確認するのに使っています。
以前に買った「ゼロからはじめる大人の五ヶ国入門」も単語を覚えるにはいいかなと思ったけど、単語の性別に対応していないのが不満だったし、PSPの「Talk to me」は発音の判定が厳密な気がしたけど、どこがダメなのか自分ではわからないため、何度もダメ出しされているうちにやる気を喪失するのが難点だった。
「4カ国語」は、発音というよりはイントネーションの比較なので、発音測定機能の波形の表示にはさほど意味を感じないけれど、手軽にお手本と自分の発音を再生して聴き比べられるのはポイント高し。

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2010年4月15日 (木)

ぶつぶつ

☆映画の宣伝文句の「これはあなたの物語」というのが無性にキライ。
小説や映画の登場人物に「これは私だ」と思ったりすることはあるけれど、押しつけられたくないもんだ。

☆「こぎれい」という言葉を目にする頻度が増えているのだけれど、「きれい」で通じる場面、「こざっぱり」のほうが相応しい状況でも使っていたりするのが気になっている。
「こぎれいな服装」って、あんまり良い響きじゃないと思うのだが。
人の顔にこぎれいって言うのは論外。

☆春の園遊会にプリント柄のワンピースを着て出席した某アスリートの服装には驚いた。
無難過ぎても冒険し過ぎてもとやかく言われるアカデミー賞のレッドカーペットなどと違って、とりあえずTPOを守って無難にしておけば批判されることのない場に、わざわざ物議を醸すような服装で出てくるとはね。
連盟の人はアドバイスしなかったのか・・・と思ったけど、他の選手たちはちゃんとしているから、本人及び家族の問題なのだと再認識した。
それにしても栄誉を望むわりに、栄誉につきものの晴れがましい場には興味がなさそうなのが不思議。
興味があれば相応しい服装を心がけそうなものだけど。
わからなければデパートのフォーマル服売場ででも質問すれば良いのだし。
追記:
ワンピースだけでなく靴も議論の的になっているようだけど、オープントゥが園遊会のドレスコードに合っているかどうか以前に、ストッキングやタイツ着用時にそういう靴を選ぶことが疑問。
しかも東京の天候は生憎の雨で、気温は10℃以下。
そんな日に、なんでつま先があいてる靴を履くかな。
さらに追記:
あの服はワンピースではなくチュニックとして販売されていて、しかもヘビ柄が入っていたとのこと。
一万歩くらい譲っても園遊会にヘビ柄はないわ。

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2010年4月14日 (水)

役柄と話し方

ドラマや映画の感想で、抑揚の少ない台詞まわしを棒読みで一括りにする意見が出てくるのは、もはやお約束みたいなもので、そういうのをいちいち気にしてもしかたがない。
原作や先に映像化された作品がある場合、比較して不満を述べる人は当然いるだろう。
ただね、自信家で俺様キャラの登場人物が台詞をぶっきらぼうに言ったとして、その台詞まわしを批判するのはどうなのよ、と思う。
ドラマを見ていて「この人物がこんなことを言うはずがない」、「こんな話し方は似合わない」と違和感を覚えるのはよくあることだけど、俺様キャラを演じる俳優が台詞をぶっきらぼうに言うのは決して不自然じゃない。
ちょっと捻って、慇懃無礼に振舞うことで尊大さや不気味さを表現するという手法もあるけれど、それだっていくつかある切り口の一つに過ぎないし。

この手の批判をする人に対しては、ドラマや映画の鑑賞眼にも疑問を感じるけど、それ以前に、人間の感情の捉え方が狭量というか偏っているんじゃないかと思えてしまう。
キャラクターの如何を問わず「台詞をなげやりな口調で言ってはいけない」と思っているのだとしたら論外だな。

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紅将軍と高校生

成宮君がドラマでヤンキー高校生を演じるということで「また高校生役かっ」と思ったけど、写真を見るとちゃんと高校生に見えるのが恐ろしい。
へたすると「Stand up!」の頃よりも高校生らしいかも。
20代後半になると肉のつき方などが10代とは微妙に変わってくるものだけど、顎とか首のあたりが高校生と言われても違和感がない。
役作りをかなりきっちりやったんだろうか。
今更学園ドラマもね、と思うけど、仲里依紗と成宮君は演技の相性が良さそうなので、心が動いているところ。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」、一話、二話とも病気解明のエピソードはまとまっていて面白かった。
特に二話は身近で起こりうる病気だったし。
ただ、救急救命センターという背景との関連性がいまいち希薄に見えてしまっているのが残念。
地下鉄サリン事件の時のように、経験したことのない症状に対して緊急の対応を求められる場面はあるだろうから、設定そのものはあり得ると思うので、関連性を持たせる台詞や場面があれば、ずいぶんと印象が変わってくるはず。
速水が研修医をテストする場面(ここ、なんとなく好き)に「救命医はいろんな症例に即対応でなくてはいけない」とかなんとか言う、とかね。


西島秀俊と成宮寛貴って、演技の傾向も顔も方向性が大きく違うのだけど、どちらも気になる人たちである。

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2010年4月12日 (月)

なにがしたいのかわからなかった・・・

フジテレビの話題が続きますが、夜の笑っていいとも!春の特大号を見たのだけど、なんだこりゃ、であった。
基本的に、バラエティは見るか見ないかの二者択一で、見てつまらないのは自己責任だし、文句を言うのは野暮だと思っているけれど、それにしてもあまりな内容。
それでも、素の西島秀俊を見るという本来の目的は達したし、仲村トオルは面白かったし、加藤あいと伊藤敦史も感じが良く、TKOの木下(名前、隆行なのね(^^))もチームワーク良さそうだったし、そこのあたりは満足したんである。
その他、久しぶりに篠原涼子の天然ぶりを見られたし、「レッド・クリフ」では退屈だったリン・チーリンが意外と表情豊かで可愛いのもわかったし。
でも、番組の企画と構成は「お仕事」としてダメ。
特に前半、再現VTRを延々と流されたのはほんとうに苦痛だった。
あれだったら俳優本人に説明もしくは実演してもらうほうが良かったと思う。
実際、西島秀俊の「メガネのレンズの汚れを確認しているときの無防備な姿」の実演は面白かったし、上手ければそれでよし、下手でもそれなりに面白さは出るし、少なくとも再現VTRを見せられるよりはマシだから。

この番組、俳優陣にとってはドラマの宣伝、視聴者にとっては普段見られない俳優の素顔を見ることが目的のはずなのに、再現VTRの間出演者は小さく映るだけって間違っとる。
おまけに、いいともレギュラー陣は端っこからチャチャ入れるのが面白かったのに、中心に陣取って自説を主張したりするから、ますますわけのわからないことになっていた。
目的を見失っちゃいけません。


目的を見失っているといえば、宮崎あおいがブルーハーツをがなっているCM。
あれがアパレルのCMだったのだと、つい最近知った。
宮崎あおいを好きじゃないので、あのCMが流れるとチャンネルを変えていたというのはあるけれど、それでも普通はちょっと見れば何のコマーシャルかくらいはわかるもの。
でも、洋服のCMとはついぞ気づきませんでした。
これってCMとして失敗なんじゃないだろうか。
CMとして、どんなにインパクトがあっても、企業名や商品をアピールできてなければNGだと思う。
逆に成功していると思うのがUQ WiMAX。
あの猫のCMもインパクトがあるけれど、「あの猫が出てくるCM」ではなく「UQ WiMAXの猫」と話題にすることが多いです。

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わが家の歴史

なにしろ長いので、すべてを熱心に見たわけではないけれど、随所に三谷幸喜ならではの笑えるツボがあって楽しめた。
八女家を中心とした「フォレスト・ガンプ」のような展開になるのだろうと思ったら、八女家の人々も著名な人物たちと邂逅するけれど、波乱万丈にガンプ的役割を担っていたのは主につるちゃんで、二重構造というか、こういう描き方は好き。
大泉洋をものすごく見直してしまった。

いろいろと見落としはあるけれど、つるちゃんの他、次女の堀北真希と夫の山本耕史が良かった。
波子が阿野をド突く場面は、タイミングといい容赦のなさといい、文句なしに素晴らしい。


それと、光クラブ事件の首謀者をモデルにした役を岡田将生が演じていたけど、意外と似合っていて、当時の優秀だけどどこかアンバランスな東大生の雰囲気を醸していた。
この「意外と」というのは、昭和30年代頃までの見た目の年齢は、今の人の+10歳くらいだし、最近の若手俳優のほとんどが自分の年よりも老けた役が似合わないと思っていたので。


ところでヒロイン政子の二号さんという設定には特に必然性を感じなかった。
三谷幸喜がそのあたりの心の機微を描くのが得手な脚本家ならあっても良かったけど、あまり描けてなかったし、それならば玉の輿→夫の死後苦労する、という話でも良かったのに。
山師の父親がいたら苦労の種はいくらでもあるでしょ。
ただそうなると正妻役の天海祐希の出番がなくなって、あのスーツの着こなしが見られなくなるから、それは残念だけど。


ネットの感想を見ていたら、長澤まさみ演じる一之瀬ゆかりが再会後、再び義男の元を去ったことを訝しがる声があって、「ゼロの焦点」でも犯行動機がわからないという感想があったことを思うとさもありなんだけど、これもゆとり教育の弊害だろうか。

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2010年4月 8日 (木)

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋

凸凹コンビのやりとりが気に入って、前作のドラマは毎回ではないけれど見ていて、今回は凸凹コンビに加えて西島秀俊が出るので、「毎週録画予約」済み。
キャッチフレーズが「謎を解け。命を救え。」ということで、どんなふうになるのかと思っていたら、キャッチフレーズにそって、ちゃんと謎を解いて命を救っていました。
大きい謎をシリーズ通して追うタイプのドラマは、先が気になって逆に楽しめないので、謎を含みつつも一話完結という海外ドラマ式の作り方は好きです。
救命救急のわりに暇そうなのは気になったけど、あまりER的演出をされても気恥ずかしいので、まあいいかと。

西島秀俊の“ジェネラル・ルージュ”速水晃一は、そこはかとなく、なにげにシニカルで傲慢で自信家でエキセントリックで、速水と白鳥の丁々発止も楽しみ。
あからさまにエキセントリックな役は西島秀俊でなくても出来るので、この「そこはかなとなく」「なにげに」がポイントである。
威厳や怖さを出そうとすれば「CASSHERN」の上条中佐も出来る人だけど。

それと、加藤あいが意外と良かった。
クール・ビューティなわりにクール・ビューティな役で見ることがあまりなかった気がするけれど、てきぱき仕事をこなして、ズケズケものを言う優秀な救急救命医役が似合っていた。


なお、映画のほうは、阿部寛は好きだけど竹内結子が苦手なので未見です。
ソツないし、うまいんですけどね。

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2010年4月 4日 (日)

ピンクにもいろいろありますね

EXの衣装にはその人のセンスが出る、と常々思っているのですが、安藤美姫のこの衣装、好きです。
某選手の悪趣味な衣装のせいで危うくピンクを嫌いになりかけていたけれど、この衣装は色・材質・デザイン全部いいし、上品でかつ溌剌としていて、ピンクも良いなーと思う。

http://www.sanspo.com/sports/photos/100404/spm1004040516001-p9.htm
http://www.sanspo.com/sports/photos/100404/spm1004040516001-p10.htm

思えば、梅に桃に桜に、自然には様々な美しい色があるのだから、ピンクは本来イヤな色であるはずはなかったんだな。

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