« 四月期のドラマ雑感 | トップページ | 発言のブレ、批判のズレ »

2010年7月11日 (日)

ぼっこし大工政党

http://mainichi.jp/select/seiji/iwami/news/20100710ddm002070072000c.html

塩野七生が「文芸春秋」8月号の巻頭随筆で「民主党の圧勝を望む」と書いているとのこと。
「日本人へ--国家と歴史編」を読んだばかりで(面白かった)、好きな作家だけに「えー、何を言ってるの?」とちょっと暗澹とした気持ちになりかけた。
ただまあ、好きな作家だからといって意見のすべてに賛同できるわけでもないし、一般論としては政権安定が望ましいのはそのとおり、外国に住んでいると民主党の無能ぶりは細かく伝わらないんだろうと気を取り直した。
掲載されたのは月刊誌だから、塩野七生が執筆した時点では菅首相の消費税発言とか仙谷官房長官の戦後補償に関する発言も知らなかっただろうし。

鳩山前首相から菅首相に交代した時は、「宇宙人から地球人に代わった」と正直私もホッとしたものだけど、民主党の根本的な問題点は首相が誰かよりも、組織として実務能力が著しく低く、「口蹄疫問題」を筆頭に自らの職務すら理解していないとおぼしき閣僚が少なからずいること。
それと、地球人の気持ちがわかっても、散布図で考えるべき問題を平均値で考えてしまう首相では困るんだな。

「理解・分解・再構築」は錬金術の基本・・・だけでなく、いろいろなことの基本。
でも民主党の人たちのほとんどが理解せずに分解しようとするから危うい。
この11ヶ月を見ていると、自分たちが理解できていないことを理解できていない。
「ぼっこし大工」という方言があるけど、まさしくそれ。
壊すつもりではなく再組立てするつもりだけど、結果的に壊して放置。
たとえ故意でなくても、国を壊したあげくに放置されては困るんである。


それにしても、仙谷官房長官の発言がテレビで問題視されていないのがとても不可解。
以前も文化大革命という言葉を肯定的な意味で使ったりと、歴史認識が極めて危なっかしい人物なのに。

|

« 四月期のドラマ雑感 | トップページ | 発言のブレ、批判のズレ »

時事ネタ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ぼっこし大工政党:

« 四月期のドラマ雑感 | トップページ | 発言のブレ、批判のズレ »