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2010年10月

2010年10月31日 (日)

断捨離実践中

引越しをすることになり、ひたすら不用品処分にあけくれている。
梱包は業者おまかせにしたので楽なのだけど、不用品の処分がとにかく大変。
片付けるために体を動かすことはイヤじゃないけど(好きでもないが)、「捨てる」と決断すること、そして保管場所を決めることがつくづく苦手。
大量のゴミ袋を目の当たりにして、「こんなに無駄な品物を抱えて暮らしていたのか」という事実を思い知らされるのもなかなか辛かったりするし、あまりに大量にゴミを出すのも気が引けるけど、そういう時に背中を押してくれるのが「断捨離」というキーワード。
「もったいない」と「断捨離」の狭間で葛藤しつつ、転居先ではスッキリと暮らしたいので、「断捨離」がうっちゃりで勝利。


タンスの上に置いたままになっていた何代か前のパソコン(デスクトップ&CRTモニタ)の空き箱が、ダンボールと梱包材で大変なゴミの量になってしまい、捨てるのに一汗かいてしまった。
「箱は捨てないでください」の注意書きに律儀に従った結果だけど、PCリサイクルは袋詰めでOKだし、これまでのところ空き箱が役に立ったことは一度もない。
教訓:パソコンを買ったら箱はすぐに捨てるべし。

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2010年10月26日 (火)

足りないくらいが美味しいの

宮崎あおいがブルーハーツをがなる(唄う、ではない)CMの続編が放送されているけど、私が宮崎あおいを嫌いだということを置いても、こういう企画って一作だけにしとくのが華ってもんだと思う。
客観的に見て(聞いて)下手な歌であることは歴然としているし、インパクトを狙って一作だけ流すのはCMの手法としてはアリだけど、第3弾まで作るのはしつこいしあざとい。
どうも最近のクリエイターって「足りないくらいが美味しいの」ということを理解していない人が増えているんじゃなかろうか。

ところで、私は麻生久美子はかなり好きで、宮崎あおいは嫌いなのだけど、仕事の傾向(映画がメインである、とか)、雰囲気などで分類するなら、人によってはこの2人を同カテゴリーに入れるかもしれず、その分類については理解できなくもない。
ただ、個人的には断じて似て非なるものだと思うけど。
で、どこが違うのかを挙げれば、整った顔立ちとファニーフェイスとか、運動神経、服の着こなしとか、細かい違いも多々あるけれど、決定的なのは、宮崎あおいは宮崎あおいを演じた上で役を演じるけれど、麻生久美子は麻生久美子を演じていない、という点かな。
これは麻生久美子に限らず、宮崎あおいとそれ以外の女優との違い、とも言えるかもしれない。


補記:
「ラヴァーズキス」の宮崎あおいは今でも好きだけど、それは「宮崎あおい」を演じるようになる前だったからなのだと思う。
この時は容姿その他が依里子に合っていただけでなく、依里子という女の子の存在がちゃんと感じられる。
今は何を演じても「宮崎あおい」にしかならないけど。

あまりに若い時期に自分のセールスポイントを自覚してしまうと可能性を狭めてしまうという一例。
特に女の子は。

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なくて七癖

世界体操の個人総合の内村航平の鉄棒の演技を見ていたら、技の抜けはあったものの、決まった技も着地もすべてが美しくて、さすが、常日頃が「美しい演技を目指す」と言っているだけのことはある。


いろいろと情報が錯綜していて、某フィギュアスケート選手の矯正というのがジャンプなのかスケーティングなのかがいまいちよくわからないけど、「癖をなおす」のは望ましいことだと思う。
ジャンプの跳び方とか滑っている時の動作が独特・・・というか、はっきり言って癖が多い選手なのに、
その状態のまま大きな故障もせずにこれまで結果を出してきたのはある意味すごいけど。

「矯正などしなくても」という意見をいくつか見かけたけど、この先現役を続けるにせよ引退するにせよ、何らかの形でフィギュアスケートに関わり続けるのならば、正確な技術の修得は必須だと思う。
ただでさえルールの厳格化が進んでいるのに不正確な技術のままでは解説にしろゲストコメンテイターにしろお呼びじゃないし。
「愛の夢」にペットへの愛を引き合いに出す感覚からすると、表現力を伸ばすよりは技術を伸ばす努力をするほうがはるかに向いているだろうし、他の選手たちに比べてスケートに費やした時間が格段に多いのに、癖がそのままというのは、ファンならずとも先行きを案じてしまう。
身体能力などポテンシャルは高い選手なんだから矯正は物理的には可能だと思うけれど、問題は目先の結果に惑わされて突貫工事に走ったりすることなく、地道な努力を続けられるかどうか。
コーチの言うことを聞き入れ、技術修得のためにコツコツ努力をすることで、情操面が伸びることだってあるかもしれない。

スケートに限らず、美しい技は正しい姿勢・正確なテクニックから生まれるものだし、本当の天才は近道をしない。
効率的な練習は模索するかもしれないけれど。

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2010年10月25日 (月)

フィギュアNHK杯

男子シングルは笑っちゃうくらい濃厚な高橋大輔を堪能。
2位のアボットのプログラムは、去年ほどではないけどわりと好き。
SPで技術点がトップだった羽生は一つ一つの所作も決まって美しく、先が楽しみ。
高橋・羽生共に課題はスタミナのようだけど。

男子の試合は女子と違って放送に妙なバイアスがかからないし、演技構成点も納得できるので気分良くみられる。


女子シングルは去年よりも好きな曲及びプログラムが多いかも。
コストナーの昨季のSPのノクターンは、演技以前に曲のぶつ切りの酷さが気になってしまったけど、今年はSP・FSともに素敵な選曲と編曲。
FSの「牧神の午後」は彼女の滑らかなスケーティングに映える。

フラットの「10番街の殺人」、コルピの「エビータ」も選手の個性に合ったプログラム。
コルピは容姿も衣装も本物のエヴァ・ペロンを彷彿とさせるので「よくぞこの曲を選んでくれました」という感じ。

3位に入った村上佳菜子は溌剌として踊り心を感じられる楽しい演技だった。
レベル4のスピンが小気味良くてきれい。
ただ、FSの衣装がちょっとゴテゴテしすぎなのが残念。
ゴールドのラインは遠目にも邪魔で、なくしたほうが良いと思う。


成績は8位と不振の浅田真央は、今回は珍しくFSの衣装が良かった。
FSの衣装はラインストーンの配置が少しもっさりしていることを除けば、肌襦袢に頼らないシンプルなデザインで、これまでの衣装で一番似合っている。
エキシビションも衣装はいまいちだけど、髪型とメイクはきれいにしていて、全体的に上品になった印象。
SPの衣装はちょっとアレだけど。
これがコーチが変わった効果なんだとしたら、コーチの指導を素直に受け入れる意思はあるのかなと思った。


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今年のNHK杯フィギュアを見ていて、刈屋アナの女子シングルの実況にはほとほと辟易した。
アテネ五輪、トリノ五輪の名実況が吹き飛ぶくらい最悪。
不調の選手を気遣うのは結構だし、矯正は勇気の要ることだけど、それならば過去・現在で矯正に臨んだ選手全員に同じことを言えよと思う。
なんで一人だけ特別扱いなんだか。
道半ばの「矯正」を果敢な挑戦のように煽るのなら、矯正をやり遂げた選手のことはそれ以上に敬意をもって視聴者に伝えるべき。

実況だけでなく放送自体も問題ありで、エキシビションの放送で、8位の選手の演技をわけのわからないナレーション付きで流しながら2位の選手をカットって、公共性の欠如も甚だしい。
受信料を払っているのは8位の選手のファンだけじゃないのに。

それと、五輪の年が体形変化の時期にぶつかったり、マスメディアの持ち上げたり落としたりに戸惑って自分を見失いかけた17歳の女の子には厳しくしながら、苦手なことを後回しにしていた20歳の成人に対しては「見守りましょう」というのも一貫性を欠く。
自業自得というならどちらも一緒だし、17歳のほうがより寛大に扱われてよかったと思うのだが。

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2010年10月18日 (月)

インスタント沼

溜めに溜めた公共料金その他の利用明細をシュレッダーにかけながら、CSで「インスタント沼」を観ていたら、これが思いのほか面白かった。
意味不明といえばそうなんだけど、不愉快な意味不明さではなくて、なんとなく観ていて心地よく、目が離せなくなり、かったるいシュレッダー作業のストレスが少し軽くなった気もする。
麻生久美子、風間壮夫、加瀬亮、相田翔子、ふせえり、松坂慶子、リサイクル屋(?)の面々など、みんな「次に何をするんだろう?」とひきつけられてしまった。
ロン毛の風間壮夫は、最初誰だかわからなかったけど。

麻生久美子が着ている洋服、アクセサリー、それから部屋のインテリアがものすごく可愛い。
可愛いといってもひらひらふわふわしているわけじゃないけど、とにかく可愛いんである。
着こなしている麻生久美子が可愛いことは言うまでもない。

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2010年10月17日 (日)

そういえば、ポーツマスの旗

先日の国会で「何故ASEMに中国語通訳を同行させなかったか」という石破茂議員の問いに「わざと向こうが何を言っているかわからないようにするのが外交だ!」という野次がとんでいたそうだけど、わからないふりをするならともかく、本当にわからなかったら話にならないではないか。

吉村昭の「ポーツマスの旗」で、日露講和条約の交渉に際し、小村寿太郎はフランス語を解することを隠して交渉に臨み(当時のロシア宮廷の公用語はフランス語なのでロシアの交渉団はフランス語を使う)、通訳不在時のロシア側の会話を聞こうとしたというくだりを読んで、細心かつ緻密な準備に深く感じ入った身としては、真逆のことをやった上に、それを堂々と擁護する議員がいるということに暗澹たる思いです。
・・・と書いていたら、仙谷官房長官が日比谷焼打ち事件を引き合いに出したことを知って怒り心頭。
ポーツマス条約の時と今回は、起ったことも経緯もすべて違う。
仙谷官房長官が自分を小村寿太郎になぞらえているのだとしたら、思い上がりも甚だしいし小村寿太郎に失礼だ。

知識はあるんだろうけど、解釈とか結びつけ方がいちいち的外れなんだな、この人は。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E1E2E09C8DE3E1E3E2E0E2E3E28297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

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以前、民主党は現実の日本ではなく「脳内日本」に向けて政治をしている、と書いたことがあるけれど、仙谷官房長官の口にする中国も「現実の中国」ではなくて「脳内中国」であるように思える。
親中どころか媚中とさえ言われるわりに、中国の文化でも人でも直接知っているものはないんじゃないかと感じるので。
中国の文化が好きで親中になったのなら文革で行われた破壊活動は許しがたく感じるはずだし、中国人に知人・友人の一人でもいるのなら、やはり文革を肯定的に捉えることはないだろうと思う。
まあ、本当に中国が好きで親中派なのだとしても、「中国に対してだけ」不自然な敬語を使う感覚はかなり変だと思うけど。

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2010年10月12日 (火)

Reebok EasyTone

リーボックのイージートーンを購入。
履いて歩くだけで足の筋肉を使う量がアップするというアレです。
まとまった距離を歩くのは朝夕の通勤くらいだけど、使用開始からかれこれ2週間が経過して、なんとなくふくらはぎが締まって、お腹も凹んだような気がする。
それと、これを履いて過ごした日は腰痛が少し軽い。
というわけでこれはお勧め。

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センゴク国の言語なんだろう

うちの母は造語を使うことがたびたびある。
その中にはわりに秀逸なのもあって、家族やご近所にも浸透していたりする。
方言だと思っていた言葉が実は母が作った言葉だった、ということが子どもの頃に何度かあったりした。
で、母と同世代のこの人のこの発言:
仙谷官房長官、中国対応「弱腰ではなくしなやかな柳腰」
ローカルな造語などは通じなければそれまでだし、「そんな言葉ないよ」「わからない」で済むけれど、この人はちゃんと意味のある言葉を勝手な解釈で口にするから非常に困る。
麻生元総理は誤読はしたけど使い方は間違っていなかったので、言いたいことのイメージは共有できた。

やなぎ‐ごし【柳腰】
《「柳腰(りゅうよう)」を訓読みにした語》細くしなやかな腰つき。また、細腰の美人。
[大辞泉]

「柳腰」と聞いて思い浮かぶのは普通見返り美人とか竹久夢二の絵なんだけど、仙谷官房長官には違うものが見えているのだろう。
ちなみに「文化大革命」と聞いて連想するのは「自己批判の強要」「吊るし上げ」「知識人弾圧」などだけど、これも仙谷オリジナルなんだろうな。

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そうだ京都へいこう

三連休に京都に行ってきました。
秋の連休は関西に行くのが通例になっていて、このところは金比羅さんとか吉備路等、京都・大阪を離れることが続いていたのだけど、今回は初心に帰って?京都市内の黒谷・金戒光明寺と真如堂へ。
金戒光明寺は新選組と吉備真備にゆかりの地。
そして金戒光明寺と真如堂はどちらも「風神の門」のロケ地でもある。
折悪しく雨の中の観光になってしまったけど、人が少なかったためお寺の方たちに懇切丁寧に案内をしていただくことができて、むしろラッキーだったかも。
雨天の観光で一番残念なのが写真映りなのだけど、インテリジェント高感度のおかげであまり気にならなくなってきたし。
もちろん抜けるような青空をバックに撮影できるに越したことはないけれど。

黒谷では「JRのポスターを見て来られたんですか」と聞かれた。
JR東海のポスターに感化されて行き先を決めたことも数知れないけれど、今回はほんとに偶然。
黒谷のポスターは帰りの新幹線でまじまじと見ました。

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ところで三連休の最終日ということもあってか、報道ステーションで休日分散化の話題をとりあげていたけど、コメンテイターがデメリットを挙げてはいたものの、実施前提に話を勧めていて非常に不愉快であった。
なにかというと「企業の努力」というのも腹立たしい。
「企業努力で有給の取得率を増やせ」というのならわかるけど、なんで民主党の思いつきにすぎない休日分散化案に合わせて努力しなくてはならないのかと。
このニュースとなると決まって観光業関係(主にお土産物屋さん)の期待に満ちたコメントが紹介される。
観光業に携わる人たちが「休日が分散してお客さんがコンスタントに来るといいな」と思う気持ちはわかるけど、「国が休日を分散化します」と決めたからといって、そのとおりに休めるほど世の中の仕組みは単純じゃないのに。
それと、休日分散化の実験に参加した家族の様子も紹介していたけど、今は実験だから休みをずらして旅行に出かけてもサービスの質は変わらないけど、実際に全国規模で分散化を始めたら、いいことばかりじゃないと思う。

休日分散化を実施した場合、京都の神社仏閣は特別拝観・特別公開や桜や紅葉の見頃の時期に休みの人と休みじゃない人が出てくると思うけど、どう対処するのだろうか。
かといって特別拝観・公開の時期を分散化に合わせて伸ばすのは、文化財の保護の観点からいって望ましくないけれど。
ほんとに百害あって一利なし。

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2010年10月 6日 (水)

性懲りもない・・・

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2010100600325

 観光庁は6日、大型連休を地域ごとにずらして取得する「休暇分散化」構想推進のため、経済界代表らでつくる「休暇改革国民会議」の初会合を都内で開いた。構想に対し、経済活性化の観点などから導入すべきだとの意見が多かった一方、企業活動への影響を懸念する声も出た。
 同会議は、経済界や教育界、道府県知事ら約60人で構成。会議では、「分散化は観光需要の拡大や雇用創出につながる」(経済界)などと賛成意見が大半を占めた。ただ「全国展開の企業では取引に支障が出る」「祝日の意義が薄れる」などの否定的な声も。また、休暇分散化の導入より、有給休暇の取得促進を求める意見も出た。(2010/10/06-11:45)


反対意見のほうが多いのに性懲りもなく。
経済界の人間が「経済活性化の観点から導入すべき」と発言したのだとしたらバカとしかいいようがないけど、誰の発言?と思っていたら・・・

http://www.asahi.com/business/update/1007/TKY201010070003.html

 地域ごとに時期をずらして5連休を作る「休暇分散化」の導入に向け、観光庁は6日、各界の著名人らを集めた「休暇改革国民会議」の初会合を開いた。成長戦略の柱のひとつに掲げ、来年の法案提出に向けて世論を盛り上げる狙いだが、各論では百家争鳴の状態だ。


 都内の高級ホテルの大広間を借り切って開かれた会議には、新日鉄の三村明夫会長、宮崎県の東国原英夫知事、ファッションデザイナーのコシノジュンコさんら各界の著名人35人が顔をそろえた。


 「この会議で国民的なコンセンサスを作りたい」。座長の三村氏はこう切り出し、約1時間半にわたる活発な意見表明が続いた。


 休暇分散化は、観光を起爆剤に景気の底上げを狙う施策だ。休日を分散すれば、行楽地の混雑も和らぎ、旅行に出かけやすくなる。ゴールデンウイークや年末年始に旅行が集中することもなくなり、宿泊料金も安くなる――。観光庁は「経済効果は2.9兆円」との試算を示した。


 政府は来年の通常国会に祝日法改正案を出し、2012年以降の実施を目指す。この日の会議は、国民の暮らしを大きく変える可能性を秘めた制度改正に向けた「議論のキックオフ」(溝畑宏・観光庁長官)との位置づけだ。

 総論では、賛成意見が相次いだ。経済同友会の小林喜光幹事(三菱ケミカルホールディングス社長)は「(国際競争力の低下など)負け犬の日本経済を活性化するには、まずやってみることは大いに結構だ」と指摘。ビデオで意見表明した大阪府の橋下徹知事は「賛否両論あるなら、やってみる。ダメなら修正すればいい」とエールを送った。

 だが、各論に入ると立場の違いが鮮明に。日本商工会議所は「地域ごとに休暇の時期が違うと、業務の効率が落ちる」と主張。本社と工場が違う地域にあり、休暇が異なれば、連携がとれなくなるとの心配だ。結局、休日出勤を強いられるのではないかとの懸念は強い。単身赴任者の場合も、親と子供の休暇がずれてしまう可能性がある。

 観光業界は歓迎するが、一枚岩でもない。徳島県の飯泉嘉門知事は「人気がある観光地は、休暇分散化でますますお客さんが集まる」との地元の見方を紹介した。休暇分散化で人気スポットに行きやすくなると、そこばかりが繁盛し、観光地の「優勝劣敗」が進むというわけだ。

■有給休暇取得、進まぬ日本

 だが、会議で焦点が当たったのは、休暇分散化の是非というより「有給休暇の取得が進まない日本」という現状だった。

 「日本人の不思議なところは有休を取らないことだ。有休を取れれば、休暇分散化はいらない」。17歳から世界で戦うF1ドライバーの小林可夢偉(かむい)さんは言い切った。

 観光庁が休暇分散化の先行例に挙げるのは、フランスとドイツだ。フランスでは国を三つのゾーンに分け、学校の冬休みと春休みをずらしている。ドイツでは州ごとに夏休みの時期が異なる。

 両国ともに有休の取得率はほぼ100%。子供の休みに合わせて親が休暇をとることが習慣化している。親子の休暇がずれることもないし、子供がいない人は、特定の時期に休みをとる必要もない。このため会社は営業を続けられ、本社と工場の休暇のずれによる問題も発生しにくい。

 一方、日本の有休取得率は47%(08年)。国際労働機関(ILO)が「有給休暇を2週間連続で取る」と定めた条約についても日本は批准していない。休暇分散化をめぐる議論は、同時に「日本人の働き方と休み方」の根本的な見直しを問いかけてもいる。(澄川卓也)

世の中には「やってみなければわからない」ことも確かにあるけど、この件はやる前からデメリットのほうがはるかに多いことがわかっている。
そもそも「とりあえずやらせてみたら」想定外のダメさだったのが今の民主党政権で、そんな政権の舵取りで見切り発車なんてトンでもない。

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2010年10月 5日 (火)

仙谷発言

迂闊に隣国を刺激するのは避けなくてはいけないし、他国の文化に敬意をもつのは良いことだけど、やたらと遜って不自然な敬語を使い倒したり自国を卑下する必要もない。
政権をとってから一年も経っているのに上手くいかないことを前政権のせいにするのも見苦しい。
はい、仙谷官房長官のことです。
これまで使用頻度がほぼゼロといってもよかった「売国奴」という言葉が、仙谷官房長官に関する報道を見るたびにちらついてしまって、とても不愉快。

で、前から言っていることだけど、この人、中国の近代史を一から勉強しなおすべきだと思う。
中国の文化に敬意を払う気持ちがあるのなら、陳凱歌の「覇王別姫」くらいちゃんと見ろと思うし、もしも、この映画を見たうえで文化大革命の認識がアレだとしたら、政治家という以前に人として感覚が変です。

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2010年10月 1日 (金)

三大ジェレミーと「エマ」

少し前に録画しておいた「エマ」を見て、今は原作を読んでいるところ。

映画は主人公のエマ役のグゥイネス・パルトロウが優雅で可愛い。

エマは美人で機転が利いて、芸事の上達も早いし、軽妙な会話で人を楽しませる術に長けているけれど、物事にじっくり取り組むのは苦手で人を見る目がなく、洞察力はいまいち。
その勝手な思い込みゆえに親友の良縁をぶち壊しにしてしまったり、近所の人に意地悪をしてしまったりする。
美人で賢いと賞賛されるエマだけど、いくら気の利いた会話ができても、洞察力がなかったり、計画だけで読書をしないというのは果たして賢いといえるんだろうかと思いつつ、でも、ナイトリー氏の苦言を反発しつつも聞き入れて反省する素直さは大きな長所。
少なくとも、良き助言者を選ぶ目はある、ということだし。

アンピールスタイルの衣装はもっさりして見えることがママあるけれど、グゥイネス・パルトロウはいつもながら着こなしがエレガントで、エマが着ているドレスはどれも品がよくて可愛い。
これだけ綺麗なら、聡明なナイトリー氏が、エマの欠点を認識しつつも恋をしてしまうのは無理もない。


この映画を見てみようと思ったもともとの目的はユアン・マクレガーだったのだけど、うわっ面な調子の良い紳士役でちょっと意外。
長髪がはげしく似合わないけど、髪が短いと普通に好青年に見えてしまうだろうから役作りとしては正解かも。

で、とにかく素敵だったのがジェレミー・ノーサム演じるナイトリー氏。
英国上流紳士が似合う人というのは文句なく好きなカテゴリーで、ジェレミー・ノーサムもその中に入る人だけど、これまで見たのは一癖ある役が多かったせいか「すごく好き」と思うには至らなかった。
でも、ジェーン・オースティンの描くツンデレ男性を魅力的に演じられたら好きにならずにいられましょうか。
ジェレミー・アイアンズ、ジェレミー・ブレットと並んで、私の中の三大ジェレミーに決定。

そういえばコリン・ファースも、「恋におちたシェイクスピア」では上手いと思いつつも素敵とは思わなかったけど、「高慢と偏見」のダーシー氏でいいなと思ったのだった。
もちろん、あくまでも演じる俳優に魅力・実力が備わっていることが前提で、どんな儲け役でも下手だったり魅力がなかったりしたら台無しであることは言うまでもない。


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この物語によらず、美人で才気煥発な若い女の子というのは得てして甘やかされて増長しがちなもので、軌道修正できるかどうかは身近に良き助言者を見つけられるかどうかにかかっている。
全方位的に誰にでも素直である必要はないけれど(それは素直さというよりは自我がないということだから)、誰か一人全幅の信頼を置ける存在がいるかどうかは、もしかすると人生を左右するかもしれないくらい重大。
迷走している人って、自分を恃む気持ちが強すぎるか、信頼すべき人の選択を間違えているケースが多いと思う。

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