そうだ京都へいこう
三連休に京都に行ってきました。
秋の連休は関西に行くのが通例になっていて、このところは金比羅さんとか吉備路等、京都・大阪を離れることが続いていたのだけど、今回は初心に帰って?京都市内の黒谷・金戒光明寺と真如堂へ。
金戒光明寺は新選組と吉備真備にゆかりの地。
そして金戒光明寺と真如堂はどちらも「風神の門」のロケ地でもある。
折悪しく雨の中の観光になってしまったけど、人が少なかったためお寺の方たちに懇切丁寧に案内をしていただくことができて、むしろラッキーだったかも。
雨天の観光で一番残念なのが写真映りなのだけど、インテリジェント高感度のおかげであまり気にならなくなってきたし。
もちろん抜けるような青空をバックに撮影できるに越したことはないけれど。
黒谷では「JRのポスターを見て来られたんですか」と聞かれた。
JR東海のポスターに感化されて行き先を決めたことも数知れないけれど、今回はほんとに偶然。
黒谷のポスターは帰りの新幹線でまじまじと見ました。
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ところで三連休の最終日ということもあってか、報道ステーションで休日分散化の話題をとりあげていたけど、コメンテイターがデメリットを挙げてはいたものの、実施前提に話を勧めていて非常に不愉快であった。
なにかというと「企業の努力」というのも腹立たしい。
「企業努力で有給の取得率を増やせ」というのならわかるけど、なんで民主党の思いつきにすぎない休日分散化案に合わせて努力しなくてはならないのかと。
このニュースとなると決まって観光業関係(主にお土産物屋さん)の期待に満ちたコメントが紹介される。
観光業に携わる人たちが「休日が分散してお客さんがコンスタントに来るといいな」と思う気持ちはわかるけど、「国が休日を分散化します」と決めたからといって、そのとおりに休めるほど世の中の仕組みは単純じゃないのに。
それと、休日分散化の実験に参加した家族の様子も紹介していたけど、今は実験だから休みをずらして旅行に出かけてもサービスの質は変わらないけど、実際に全国規模で分散化を始めたら、いいことばかりじゃないと思う。
休日分散化を実施した場合、京都の神社仏閣は特別拝観・特別公開や桜や紅葉の見頃の時期に休みの人と休みじゃない人が出てくると思うけど、どう対処するのだろうか。
かといって特別拝観・公開の時期を分散化に合わせて伸ばすのは、文化財の保護の観点からいって望ましくないけれど。
ほんとに百害あって一利なし。
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