他者不在
映画の舞台挨拶に出かけて映画を見ないで出待ちするとか、ブログに写真の無断掲載をして注意されて開き直るとかいう話を目にすると、アガサ・クリスティの「鏡は横にひび割れて」に出てくる独りよがりな熱狂的ファンを連想する。
それにしても、舞台挨拶をわざわざ見に行くほど好きでありながら、好きな人・憧れの人の気持ちや不利益さえまったく意に介さず、「好きな人によく思われたい」という気持ちはないらしいのが不思議なところ。
「人によく思われたい」という感情が強すぎるのも困るけど、まったくないのもなんだかなーと思う。
好きな人・憧れの人の気持ちを思いやらない人って、一体誰の気持ちなら思いやってあげられるんだろうか。
※つきつめると、「自分を好きなだけだよね」ってことになるんだな。
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