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2011年2月21日 (月)

安藤美姫・四大陸選手権優勝!!

SP・フリーともに正真正銘のノーミスの演技。
SPの滑りは柔らかで落ち着いたチェロの響きのようだったし、フリーはピアノとオーケストラの硬質な華やかさにぴったり。
体調が悪かったとのことで、以前なら体調の悪さそのものよりも、不安感から崩れたりしたものだけど、ほんとにメンタルが強くなったのだなと思う。
それも、2007年の時の「見返したい」という気持ちからの火事場の○力的な強さではなく、自分の技術の高さや練習してきたことへの自信から得られる、本当の意味でのしなやかな強さ。
「その時出来る最高のことをする」という意思が徹底してきたみたい。


2位の浅田真央は、今回のSPの衣装は彼女比で飛躍的によくなっていたし、靴を外に出すのも大人っぽくて良い。
全日本のバラジャー衣装とか、五輪のSPなど、過去の下品な衣装は演技の内容以前に、目が見るのを拒否したので、見た目はとても大事。
ましてフィギュアスケートは技術とともに美しさを競う競技なんだし。
衣装の改善がコーチの言うことを聞き入れた結果だとしたら良い傾向だと思う。
ただ、インタビューで自分の演技を「100点」と言っていたのが気になった点。
どうも彼女は転倒とかすっぽ抜けとか、素人目にも分るミス以外はミスと認識していないようで、コーチが思い描く到達点と選手の目標にずれがあるんじゃないかと思う。
「見た目ノーミス」になったら、元の木阿弥に戻ってしまうかもしれない。

現時点ではまったく好きな選手ではないけれど、過去、欠点を克服したことで好きになった選手はいるし、今後どうなるかには興味を持っている。

「Mr.サンデー」でデカデカと「ノーミス」という文字を出していたので、「また、プロトコルも見ていない輩が騒いだらどうするんだ」と心配になった。
「とくダネ!」では、「安藤=加点あり、回転不足なし」「浅田=回転不足」と、勝負を分けたポイントをきちんと説明していたけど。
客観的な分析力を欠く選手に対して、マスゴミが率先して欠点を取り繕って過剰な擁護を続けてきたことは百害あって一利なしだったと思う。


長洲未来とジェレミー・アボットを世界選手権で見られないのが非常に残念だけど、妙な手心を加えないアメリカの選考の潔さは好感が持てる。
今回、この2人が出られないのは厳しいなと思うけど、またがんばればチャンスはある、と、みんなが思えるわけだから。


男子シングルを見ていて、自分がアボットの背筋のピンと伸びた演技をとても好きなことに気づいた。
昨季の「A Day In Life」がたまたま好きなプログラムだったのかと思ったけど、今季SPのストイックなタンゴも良いし、フリーの「ライフ・イズ・ビューティフル」は本当に大好き。
暑苦しくない叙情性、とでもいうんだろうか。

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コメント

安藤選手美しかったですね!SPは特にうっとりしてしまいました。
浅田選手はフリーの3Aは100点でその他課題があるみたいな
インタビューでしたので、ちょっと意味が違うのでは。

投稿: ゆみ | 2011年2月23日 (水) 14時32分

コメントありがとうございます。
浅田選手が100点と言ったのがフリーの3Aについてであることは理解しているんですが、他のジャンプにエラーや回転不足をとられている状況で3Aに特化して語ることに、コーチのコメントとの隔たりを感じました。

投稿: きつね | 2011年2月23日 (水) 22時28分

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