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2011年7月 5日 (火)

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星

先着入場特典の11.5巻を目当てに行ったのだけど、思ったよりも楽しめた。
オリジナルストーリーで少し首をひねる場面もなくはなかったけど、アメストリス及び周辺の国・錬金術・賢者の石・真理の扉という原作の世界観の核になる部分が尊重されていたのは良かった。
それと、エドが練成した列車の扉がエドデザイン、とか。
カフカスをモデルにしたというミロスの人たちの風俗や地下都市がところどころトルコを彷彿とさせるものだったのも好き。
隣国の国名クレタからはギリシャを連想したり。
ただ、東欧及び西アジアのイメージで見ていたので、ミロスの人たちの名前がペドロとかゴンザレスとラテン系の名前だったのにはちょっと違和感を感じてしまった。
架空の世界だから、かまわないといえばかまわないんだけど。
細かいところでは、ジュリアが作戦実行の準備をしている場面で髪をまとめていたのが良かった。
アニメとはいえ、髪がばらばらだと邪魔でしょと思ってしまうので。

不満としては、マスタング大佐の出番が少なかったこと(笑)。
ラスト戦の直後で負傷中という設定らしいけど、焔の錬金術師が医療班扱いとは寂しい。
中尉には見せ場があったのに。
この物足りなさは、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」でチョウ・ユンファの二丁拳銃が見られなかった時に感じたものと似ている。
「出すなら見せ場を作れよーーー」と。
焔の錬金術師といっても火を出す以外の錬金術も使えるのだし、錬成陣を描けば溶岩を止める手助けはできるし、「火を以って火を制す」(by Trick)とかあるだろう。
大佐がテレビ版よりも長身に描かれていたのは良かったですが。
なお、目的だった11.5巻は大満足。


それから、映画公開に関連して「シャンバラを征く者」が放送されたので、録画して鑑賞。
以前CSで見た時は、ハガレンの基本的な設定を何も知らずに見たので、まったく意味がわからなかったけど、今回はなんとかストーリーは追えた。
ホムンクルスの設定が原作と大幅に違っていることに混乱したし、イズミ師匠のキャラクターの違いにそれはそれは驚いたけど。
全体の感想としては、「鋼の錬金術師」の登場人物が、俳優として別のキャラクターを演じた映画、という印象。
映画の設定を、最初パラレルワールドと解釈したのだけど、パラレルワールドというよりは「十二国記」みたいな異世界というほうが似つかわしいかもしれない。
それにしてもエッカートがシャンバラ=アメストリスを征服しようとしたのが意味不明。
理想郷を武力で制圧してどうする。
結末については、重さと苦味を出そうとしたのだろうけど、エドが現実世界に行く必要はないし、したがってアルが追いかけていく必要もなかった。
ウィンリイに思い入れのあるほうではないけれど、置き去りじゃいくらなんでも可哀相だし、兄弟の絆って、二人きりでずっと一緒にいることじゃないでしょ、と思った。
マスタング大佐再登場の場面は非常にカッコよかったけど、軽さを装った原作の大佐のほうが好きかな。

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