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2011年7月25日 (月)

ともだちのともだちはみなともだちか?

このところのTwitterに起因する事件や騒動を見るに、不特定多数に見られることの怖さを知らずに情報発信することの危険をまざまざと感じる。
有名人の私生活の言動をTwitterで流して問題になるって、私が知っているだけでもこれで三件目で、いずれも流した側が責任を追及されているのに、過去の事例を知らなかったんだろうか。
Twitterを使っていて、Twitterにまつわる事件を知らないのはとても危険。

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ほぼ日の2011年7月25日付け今日のダーリンがフェイスブックの話だったのだけど、
“親しい「ともだち」の間だけで交わす会話が、「フェイスブック」でできるんだということですが、「ともだち」には、また「ともだち」がいるわけですし、その「ともだち」にも、「ともだち」はいますから、「親しい」の範囲は、あっというまに拡大します。”
という部分に、長年のモヤモヤが氷解した気がする。

私がネットを始めた時はWebサイトというものはなくて、まだパソコン通信の時代。
当時、Nifty-ServeのHome Partyを主に利用していて、当時の私にとって「HP」といえば「HomePage」でも「Hewlett-Packard」でもなく、「Home Party」だった。
参加していたHomePartyは、とあるファンの集まりだったけど、「共通の好きなものがあって、かつ、今よりもハードルの高かったパソコン通信という手段を使う仲間の集い」ということで、ROMも含めて把握できるくらいの人数しかいなかったし、安心して楽しむことができた。
交換日記を高速で回す感覚というのか。
その時点でも、無警戒に仲間を増やそうとする人はいたけれど、Home Partyの容量の少なさがそれを阻止してくれた。
でも、Home Partyのサービスがなくなり、Webサイトが主流になり始めた頃から、そうもいかなくなってきて。

パソコン通信からインターネットに変わって、情報収集・閲覧、情報発信については飛躍的に便利になったし、震災直後のTwitterの威力には感動さえしたけど、コミュニケーションツールとして使うには未だに躊躇があるので、糸井重里のコラムを読んで、「ああ、ずっと感じていた不安や疑問はこれなんだよ」と思ったんであった。

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