誰得2
日9「僕とスターの99日」が面白いかどうかについてはまだ様子見だけど、始まる前の番宣には首を傾げてしまった。
キム・テヒが批判されているみたいだけど、問題なのは女優個人ではなく製作サイドでしょ。
妻夫木聡が西島秀俊を紹介というのも「共演とか、何か接点あったっけ?」と思ったけど、それはまあいいとして、ゲストの西島秀俊がもう一人連れてくるというのは、テレフォンショッキングの意味がない。
出演させるなら西島秀俊の紹介として月曜日に、というのが筋だけど、それがなんらかの事情で出来ないのなら、せめて袖から出すべきだった。
お友達らしく。
それを、正面の階段から大々的に登場させちゃって。
あれじゃメインが誰かわからなくなる。
西島秀俊目当てに見た人は多いはずなのに。
そんなに口数の多い人ではないけれど、前に出た時みたいなシネフィルぶりをまた見られると期待していたのに、がっかりである。
それでなくてもゴタゴタしているんだから、番宣は西島秀俊に任せて、「ドラマを見ていたらキム・テヒの好感度があがった」という方向に持っていくほうが、キム・テヒにとっても韓国にとってもイメージアップにつながると思うのだけど。
北風と太陽作戦。
今時、紹介した人とされた人がほんとに友達だと信じて見ている視聴者はいないし、番宣なのはわかりきっているにしても、お約束を守らなかったら「いいともに出演する」という意味も薄れてしまう。
フジテレビはイラッとする番組もいっぱい作っているけど、洗練された番組も作ってきたのに、このところちょっと酷い。
一連のベタベタなゴリ押しの仕掛け人が誰かは知らないけど、ほんっとにセンスがないから口を出さないほうがいいと思う。
視聴者の神経を逆撫でするのが目的ならば、目的は達しているし、こちらとしては見なければそれまで。
でも、放送免許を取得して電波を流している局にそういう行為を許したくないな。
ドラマにも出演俳優にも、「笑っていいとも」という番組にとってもマイナスにしかならないって、ほんとに誰得。
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