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2011年11月16日 (水)

木蘭の涙--オリジナル版

杉山清貴の旧譜を取り寄せたりiTuneでダウンロードするにあたり、ファンの人のレビューを参考にさせてもらっているけど、これがほんとに参考になる。
リクエストで決めたという2006年の野音の曲目も「あ~、わかる」という感じだったし。
一応、手放し持ち上げ系の賞賛は鵜呑みにしないようにはしつつ。

で、これがスタレビだったら、これからスタレビを聴こうという人が誰かの意見を参考にするとして、「木蘭の涙」のオリジナル版を好きな人とピアノ版を好きな人とでは意見が大きく違うので迷ってしまうことだろうと思う。
「木蘭の涙」って、メロディはちょっとアジアンテイストな懐古調、詞もそんなにハッとするようなフレーズが入ってるわけでもなく、良くも悪くもシンプルな曲で、それを敢えて重厚かつイガイガしたギター中心のアレンジにして、根本要がハードロックっぽく歌ったところが斬新で好きだった。
スタレビというバンドならではでもあったし。
バンドアレンジの曲をアコースティックにしても、普通はオリジナルが廃れることはないけれど、「木蘭の涙」のピアノ版を演奏し始めたくらいから、「しっとりした曲なのにバンドアレンジなのが残念だと思ってました」みたいな意見がポツポツあって、いつのまにかピアノ版が主流になってしまい、オリジナル版好きとしては非常に複雑な気持ちでいた。
ただのバラードだったら、もっといい曲がたくさんあるし。
世間にも、スタレビにも。

・・・というようなことを録画していた「MONGOL800フェスティバル 2011沖縄」を見ながら思ったのでした。

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