ロックユニット初体験
111111の金曜日、雨で足元の悪い中(と繰り返しMCで言っていた)、是方博邦ロックユニット featuring 杉山清貴 に行ってきました。
以前、半年くらい通勤で利用したことがある目黒駅で方向がわからなくなるという生来の方向音痴を発揮しつつも、Blues Alley Japanに無事到着。
自分の向いている方角がわからないと、携帯のGPS機能って役に立ちませんね(哀)。
ものすごーく久しぶりのライブで、ライブスペースに一人で行くのが初めてなうえに初めての場所、杉山清貴デビューがロックユニットなのはマニアック過ぎるかしらなど、不安な気持ちもあったりしたけど、すべては杞憂。
それはそれは楽しゅうございました。
二部構成かと思っていたら、「一部構成で行きます」とスタート。
好きな曲はもちろん、そんなに好きじゃなかった曲も楽しかったし、知らなかった曲を好きになって帰るという、これぞライブの力。
声と楽器の音、それからアレンジの妙を堪能できた。
是方氏の言葉じゃないけど、思いどおりに声が出て思いどおりに歌えるって、どんなに気分が良いだろうと思わずにいられない素晴らしい歌声。
楽器の構成はシンプルだけど、そうは感じさせない音で、でも、シンプルであるがゆえの良さがあって。
是方氏を生で見るのは、たぶん二度目。
いつの、なんのライブだったかを思い出せないけど、ジョイントライブで聴いているはず。
野獣王国の「DIMENSION TRAVELLER」が難しいという話を聞いたのがMCだったという記憶があって。
オットットリオのジャケット写真よりも今のほうが若く見えるのは髪型のせいでしょうか。
途中、杉山さんの「あー、難しかった」と言いながら満足げな表情と「うまい、プロみたい」発言、是方さんの「最近、ちょっとギターがうまくなったといわれる」という言葉に、プルシェンコの「ワタシ、スケート、チョットデキマス」を思い出して可笑しかった。
それと、「明日に架ける橋」を歌い終わっての杉山さんの「いいでしょう?」に深く頷いたり。
--うろ覚えなセットリスト--
インストゥルメンタル(オリジナル)
ブルースの曲(曲名失念) → Key To The Highway
青い影(オルガンなし)
ストレンジャー(のピアノ抜き)
明日に架ける橋(ロックユニットversion)
Yer Blues(たぶん)
Have you ever loved a woman
I Shot the sheriff (Eric Crapton版に近い)
Open Arms
Break down dead ahead (Boz Scagges)
Black Or White
迷信
マジカル・ミステリー・ツアー
(EC)
男が女を愛する時
(EC)
いつか王子様が--Someday My Prince Will Come (だと思うけど確信なし)
※一部修正
マイケル・ジャクソンのソロ曲のカバーって、そういえば聴いたことがなかった。
ジャクソン5のカバーならあるし、PVやダンスのパロデイやコピーはわりと見るけど。
それだけ難しいんだと思うけど、その難しい曲を楽しそうに歌ってしまうなんてすごい。
MCは、ためになる?ブルース講座と曲の説明の合間に、歌物とインストの違い、ジェフ・ベックのアンプ、消臭力、かまきり、鈴虫、カエル、長寿猫、ドラムセット移動の苦労話、東北旅行の話を織り交ぜて。
虫とかカエルの話って、Boys talkっていう感じがする。
ドラムスの長谷川氏が杉山さんの歌詞の説明に「そうかー、英語だからわからなかった」とトボケたツッコミを入れたのには笑ったけど、ドラムセットはシンプルなのに大スターマインのようなソロは圧巻。
ベースの石川氏は猫好きらしく、それだけでも好感度高し。
ケーブルをつけてあんなに動き回る人を初めて見ました。
次も行こうっと。
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