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2011年12月

2011年12月25日 (日)

ちょっと素敵なクリスマス

かつしかシンフォニーヒルズのクリスマスライブの覚書。
このホールは10年以上前にスタレビを観て以来、二度目。
モーツァルトホールの名にふさわしい音響の良いホールですが、アコースティックな構成は初めて。
音響の良さが目いっぱい活きて、声も楽器もきれいに響く響く。
声も含めて五重奏を聴くようなコンサートでした。

クリスマスライブで「最後のHoly Night」を一曲目(ほんとは二曲目だけど)に歌っちゃうのが良い。
翌週の恵比寿も良かったけど、かつしかで特筆すべきはピアノ。
高瀬さんは音色の一つ一つを確かめるような弾き方で、「このピアノ好き」と思った。
ピアノは「暴れ馬」スタインウェイ。
スタインウェイは、「芸能人格付けチェック」で不正解して自己嫌悪に陥った過去がありまして、「音響の良いホールで聴けば良さがわかるのよ」とささやかにトラウマ解消。
ヴァイオリンとコントラバスと鼓は正解したんですよ、と言い訳したりして。
その力強いピアノに負けないボーカルが素晴らしい。
「The Christmas Song」がとても素敵だったけど、スタンダードナンバーのクリスマスソングのアルバムを出してくれないものだろうか。
後半の「My Love」~「君のハートはマリンブルー」~「明日に架ける橋」は感動でうっすら涙目。
「明日に架ける橋」はこの歌のためのスタインウェイじゃないかっていうほど。
バイオリンもフレーズの一つ一つをきれいに奏でる「歌うバイオリン」で、こちらも好きです。

MCも切れがよく、「FOREVER WOMAN」の曲紹介で「歯の浮くような歌詞を歌います」には笑った。
「明日に架ける橋」の歌詞を読み上げている時に、ロックユニットでドラムスの長谷川さんが「英語だからわからなかったー」と言ったのを思い出して、笑うシチュエーションじゃないのに笑いがこみ上げてきて困った。
なんとか不可解な笑い声を出さずに済んだけど。

The First Noel
最後のHoly Night
永遠
Rainy Day in New York
Merry X'mas
THANK YOU FOR CHRISTMAS
FOREVER WOMAN
月へ帰ろう
The Christmas Song
南半球12月
My Love
君のハートはマリンブルー
明日に架ける橋
(Encore)
神の御子は今宵しも
ゴスペルの夜

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2011年12月23日 (金)

映画Cut

映画「Cut」を観てきました。
本来はインディペンデント映画って見ないんだけど、好きな俳優が出ているというのは守備範囲から一歩踏み出してみる良い機会。
映画館に入るとロビーに監督がいてびっくり。
「どうぞお話なさってくださーい」といわれたけど、他の作品を見ていないし、鑑賞前の映画については話すことがないので微笑みながら通り過ぎる。
ジャパニーズスマイル。

で、映画です。
まだ消化できていないけど、ストレートだなーというのがまず思ったこと。
すんごい直接話法。
それと、主人公が殴られる場面が延々続くので、見ていて痛い。
兄が命がけでお金を調達するほど秀二は才能のある監督なんだろうか?という疑問もあるかな。
「映画に対する情熱」というテーマを鮮明にするために、敢えてそのあたりは描かなかったのだろうとも思うけど、映画製作にかかる費用を思うと才能の有無って気になってしまう。
とにかく肩を揺すぶって「いい映画を観ろ」と訴えてる映画。
もう少し間接話法な描き方のほうが好きだし、映画に出てくる名画の多くも、もともとは娯楽として作られた作品だったはずだよなーと思ったり。
ただ、製作サイドがあまりに大衆ウケを狙いすぎると逆につまらなったりするから、娯楽性と芸術性は映画の両輪ですが。

クライマックスの100本の映画に「紅夢」が入っていたのはなんとなくうれしい。
数あるチャン・イーモウ作品の中から「紅夢」を選ぶセンスは好き。


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西島秀俊インタビュー
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2011/12/11806/index.html

全体的に読み応えがあったけど、特に印象に残ったのは、
・仕事の選択は100%マネージャーに任せている
・(マネージャーと)やりたいことが重ならなくてもいいと思う
・僕がやりたいことだけをやっていたらすぐに手詰まりになる
というところ。

確か、成宮君も以前「自分のことは自分でわからないから仕事はマネージャーに選んでもらう」というようなことを言っていた記憶があって、私は「自分を恃み過ぎない人」が好きなようです。

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2011年12月18日 (日)

NIGHT of ONLY The LOVE SONG

毎日がハレなのは疲れるけれど、たまにドレスアップして、お洒落な場所で美味しいディナーを食べるのは楽しいし、そこに良い音楽があれば最高。
というわけで、恵比寿act squareの杉山清貴のディナーショーに行ってきました。
ご飯だけを目的にすると、「やっぱり家が楽でいいよね」と干物モードが発動するのだけど、杉山清貴の歌はお出かけのモチベーションとしては十二分だし、これは良い機会。
葛飾のライブを観ていたので演奏については期待感MAX、懸念は未知の会場と料理について。
会場に入ると、席の配置がさながらファンの集い+ディナーショーもしくは女子校の同窓会+ディナーショーみたいな雰囲気。
料理は美味しく、スタッフのサービスも行き届いていたので、まずはディナーに満足。

デザートとコーヒーが出たところで、ギターの弾き語りの「LOVE」からライブ開始。
「NIGHT of ONLY The LOVE SONG」ということで、葛飾とは曲目がかなり変わっていました。ちょっとファンクラブ向けの選曲か?
進行はスムーズだったけど、MCは緊張気味なのか、もっとブラックでも良かったのに(オイ)。
でも、歌と演奏はそれはそれは素晴らしく、これはもう鉄板というか磐石というか。
声の伸びは前回以上。
かつしかでは賛美歌として歌うのかポピュラーミュージックとして歌うのかちょっとだけ迷いの感じられた「神の御子は今宵しも」は歌い方を確立したっていうか自分の歌になっているし。

ライブが始まる前、「『聖しこの夜』と『White Christmas』は昔から聴きすぎて飽きちゃったんで長いこと聴かないようにしていたんだけど、最近『聖しこの夜』は新鮮さが戻ってきたんだよね~HA HA HA」という話をしていたら、最後の曲が「White Christmas」。
ノリの良い素敵な「White Christmas」で、新鮮さが戻ってきたかも。

コースのディナーを一人でもくもくと食べるのは非常に味気ないので、ディナーショーには連れが一緒だったけど、「杉山清貴の生歌すごいよ」を実感したみたいである。
初めての人には葛飾の曲目のほうが良かったなと思ったけど(私は違う曲が聴けてラッキー)、全面的に満足だったようでなにより。
「FEN 2」の「Stairway to heaven」をヘビーローテーションで聴き、DVDも観ているから上手いことはわかっていても、生の凄さはライブで聴かないと伝わらない。
上手いのがさらに上手いというのは、言葉では伝えきれない。


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LOVE
ガラスのPALM TREE
永遠
南半球12月
Miss dreamer
A Song for you
Snowy day
神の御子は今宵しも
最後のHoly Night
White Christmas
(曲順は自信なし。18時の回です。)

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2011年12月13日 (火)

二〇三高地と二百三高地

「坂の上の雲・第11回 二〇三高地」、クライマックスの28cm砲を背にした二〇三高地突撃の場面で思わず涙。
感極まったというわけでもなく、ただハラハラと、なんだか生理現象に近いような不意の落涙で、自分でも不思議。

ここ数年の大河ドラマへの不満は、ひとえに脚本と演出のダメさゆえであって、戦闘シーンのしょぼさへの不満ではなく、したがって坂の上の雲に期待するものもそれではなく、なんだったら白兵戦を省略して隊列だけで戦争を表現したスパルタカス方式でも構わないくらい。
でも、戦闘シーンを軽んじる製作陣は、戦闘以外の描き方にも手を抜くし、そこが丁寧に描かれていると他の描写も丁寧なんですね、往々にして。
戦闘シーンがスタッフの本気のバロメーターみたいになっていて、このドラマもそう。

柄本明の乃木希典には見返すごとに心打たれる。
参謀たちを前にした時のつかみどころのなさ、息子の訃報を手にした時や児玉と会話する時の静かな感情の表出など、複雑で余韻の感じられる演技。
攻略なった二〇三高地を見る眼差しと、山を登っていく後ろ姿がジーンときた。
児玉源太郎を演じる高橋秀樹の名演を見るのは、大河ドラマ(坂の上の雲はNHK的にはスペシャルドラマの位置づけだけど)では「翔ぶが如く」の島津久光以来かな。
「篤姫」の島津斉彬は演技的には巧かったけど、なにしろ脚本がアレだったので。
いかに演技力があろうとも台詞が陳腐ではいかんともしがたい。
逆に脚本と演出が良ければ、俳優も名演技合戦になるわけで。

白襷隊隊長役が「翔ぶが如く」で川路利良を演じた塩野谷正幸で、一昔前のNHKはテレビ的には無名の実力派を大きな役に抜擢して成功することが多くて、川路役もそう。
この塩野谷正幸といい、大迫師団長の品川徹といい、配役も神経が行き届いているなーと思う。
それに見事に応えた俳優の素晴らしさは言うまでもなく。
大迫第七師団長は無骨な、それでいて品位のある武人で、「さようでございます 強うございました」という過去形の台詞が亡くなった兵士たちへの哀悼に満ちていて、この一言でも戦いの激しさが伝わってくる。
エンドクレジットで俳優の名前を確認した人が多かったみたいで、私もその一人。
そして、この台詞を書いたのが故野沢尚なのか他のクレジットされている人なのかは不明だけど、脚本家の仕事って、こういうことだよねっ。

兵士たちが電線を手にしているところとか、大砲を設置する様子など、細部に手を抜かずに描写した、そのことにも感動。


BSプレミアムで映画「二百三高地」が放送されたので、録画しながら途中から視聴。
昔見聞きしたものって、とかく美化したり逆に矮小化したりということがあるけど、仲代達矢の乃木希典、丹波哲郎の児玉源太郎は決定版的配役及び演技、というのは記憶どおり。
あおい輝彦演じる小賀少尉が戦争の悲惨さによって変貌していく描写は凄い。
凄いんだけど、なんだかToo muchだなーというのが、改めての感想。
明治維新直後から物語が始まる、日露戦争全体と当時の日本を俯瞰も含めて描いている「坂の上の雲」と、一人の士官にスポットライトを当てて戦争の悲惨さを訴えようとした(と思われる)「二百三高地」では元々のスタンスが違うから、当然描き方も違うわけだけど。

初見では「坂の上の雲」の音楽がちょっと物足りないなと思ったけど、「二百三高地」を見た後は何故かしっくり思えてきた。
足りないくらいが美味しいの、みたいな。

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2011年12月11日 (日)

グリュミオー

久しぶりにアルテュール・グリュミオーのCDを購入。
ヴァイオリンとピアノを一人二役で多重録音したモーツァルトのヴァイオリンソナタです。
その昔、ヴァイオリン曲に目覚めた時にたまたま買ったレコードがグリュミオー演奏の小曲集。
安かったのが購入動機だったけど、その後CDに切り替える時に別の演奏家のにしたら、なんとなくしっくりこなくて。
結局グリュミオーのCDを買いなおし、以来ヴァイオリンで聴きたい曲があるとまずグリュミオーのCDを買うようになりました。
美麗・艶やか・品がある音色で、まさに歌うようなヴァイオリン。
歌曲の演奏は、音色と共に歌詞が聴こえてくるような気がする。

先日、タワーレコードに行ったら、グリュミオーのポスターが貼ってあって、没後25年でCD再発とのこと。
というか、廃盤になっていたことを知らなかった。

ちなみにピアノはルービンシュタイン、スタンダードナンバーはナット・キング・コールが「とりあえず、この人のを聴いていたら間違いない」という私の定番。
時々「のだめ」に出てきた「ロック春」みたいなのが聴きたくなることもあるけど、基本的には正統派が好き。

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2011年12月 9日 (金)

一足早いクリスマス

葛飾シンフォニーヒルズの「杉山清貴スペシャルライブ~ちょっと素敵なクリスマス~」に行ってきました。

まだもう一回予定があるので、詳しい感想などは年明けに。
とりあえず、素敵な音楽と時間をありがとう、の一言です。


---
「乗り換え案内」様のアドバイスに従って、蔵前で大江戸線から都営浅草線に乗り換えたのだけど、延々地上を歩くことになってびっくり。
これは乗り換えですか??
すっかり暗くなっていたし、急いでいるのに道に迷ったらどうしようと不安になってしまった。

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2011年12月 7日 (水)

知ってる曲がない

CSで「THE夜もヒッパレ」を見ていたら、知っている曲が宇多田ヒカルだけだったので驚いた。
前番組の「夜の一生けんめい」は見ていたし、カバー企画は好きなのに、何で見なかったんだろう?と思ったら、90年代後半の曲に興味がなかったからだったか。
私にとってのJ-POP氷河期もしくは暗黒期。
それ以前は、「嫌いなのに耳についちゃって」だったのが、スルースキルが向上して嫌いだと一切耳に入らないようになっていた。
それと、どうも名前をアルファベット表記にするバンドやグループにとことん興味がなかったみたいである。
意識していたわけじゃないけど、気がついたらそうだった。
普通に名乗れ。
あと、沖縄アクターズスクール出の子たちの発声が苦手。
・・・と、耳に入らなかった理由がてんこ盛り。

Movin' On Without Youを歌った渡辺真知子が「難しいでしょう?」と訊かれて、「難しいけど曲が素直」と答えたことに納得してしまった。
宇多田ヒカルをわりと好きだったのは、メロディラインに不自然さがなかったからで、逆にあの頃のヒット曲のほとんどを嫌いなのは、メロディの展開が不自然だったのが決定的だったな、と。
前述の理由以外に。
ひねりの利いた曲は好きだけど、不自然さとは似て非なるものだから。

なお、中尾ミエのAutomaticから杉山清貴・尾藤イサオのデュオは楽しゅうございました。

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2011年12月 6日 (火)

安眠用スピーカー

音楽を聴きながら眠りたいけど、今の住まいはフローリングで、深夜は自分が思っているよりも物音が大きく響く気がして、なんとなく心配。
そうかといって、スピーカーのボリュームを下げすぎると聴こえないうえに目覚ましとして使えない。
寝起きに聴く音楽も1日の始まりには大切。
イヤーホンやヘッドホンはうっとうしいので論外。
ウィルコムのオハナシ枕のCMを見ていて、スピーカー付枕があるといいなと思い、検索してみたら、よさそうなものが。
サウンドオアシス まくら用ボリュームコントロール付スピーカー
まくらごと買うより、こっちのほうが良いですね。
次なる問題は接続する音楽プレイヤーをどうするか。
iPod Touchはバッグに入れておかないといけないし、nanoは目覚まし用なのでBOSE君に挿しっぱなしにしておきたい。
もう一台、一世代前のnanoもあったけど、帰省時に実家で紛失したまま(とほほ)。
そこで目に入ってきたのが、最近使っていなかったPSP。
リピート・シャッフル・スリープ設定など必要な機能は備わっているし、iTune Storeでダウンロードした音楽データは再生できないけど、CDから取り込んだ曲は大丈夫。
かつてのSONY愛が少し甦りました。

早速、就寝時に使ってみましたが、なかなか快適。
離れるとほとんど音がしないから、騒音を心配することもないし、気兼ねなく音楽を聴くことができる。

ついでに、以前頓挫していた「ワンセグビエラで音楽を聴く」計画に再着手。
浴室はワンセグ受信の感度が悪くてテレビ視聴は難しく、それならば音楽プレイヤーとして使おうと思ったら、これがまた、いろいろとハードルがあって挫折していたのである。
・SD-Jukeboxを使えとか
・著作権保護機能付のカードリーダーにしろとか
・著作権保護機能付のSDカードを使え、とか
SD-Jukeboxはインストール済みだったけど、著作権保護機能うんぬんが面倒くさいなーと思っていたら、USBケーブルで直接接続すると、SDカードをフォーマットするメッセージが出てきて、使用可能になる、という情報が。
早速試してみたら、やったー、できた。
ただ、iTuneのデータは使えず、HDDから一から取り込まなくてはいけないので、大量に入れる気にはならないから、あくまでも入浴時限定で。
容量もそんなには要らないので、使わなくなったデジカメ用の512MBを使用した。
必要な作業ではないんだけど、使えなーいと思っていた機器に使い道が出来るのはうれしい。
本来の機能であるワンセグは、リビングでは普通に受信でき、停電時などのテレビ視聴には使えるので、まったく使えないわけじゃなかったけれど。


3ヶ月くらい前から使っているオラソニック(Olasonic)のUSBスピーカーも、音がPCのモニタ内蔵スピーカーとは雲泥の差で、コストパフォーマンスが非常に良いです。
スピーカー購入のきっかけは「FEN」と「FEN2」。
カセットテープからMDに変わった時は、クラシックとフュージョンを聴く頻度が増えて、J-POPをあまり聴かなくなったし、MDからiPodに変えてしばらくは、その逆。
iPodのイヤホンをSHUREに変えてからはまたクラシックを聴くようになったり。
コンテンツがハードの環境を変えたり、ハードがコンテンツの好みを変えたりということが時々あったりする。
ゲーム機はソフトの売れ行きに左右されるから、同じようなものですね。

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とりとめもなく

「永遠のもう少し」を聴いていて、「OCEAN SIDE COMPANY」版は主人公の気持ちを俯瞰して歌っているように、「Hula moon session in Tokyo Night」版は、主人公の気持ちそのままを歌っているように感じる。
「さらば恋人」の堺正章のオリジナル版と佐藤竹善のカバー版も、前者は「主人公はもう恋人のもとに戻らない」、後者は「いつかは戻ってこようと思っている」と感じたんだけど、歌詞はまったく変わっていないのに、違って聴こえることがあるのが不思議。
解釈によって、その時の気分によって歌は変化するのだなーと。


土曜日の嵐のバラエティにアルフィーが出演して、星空のディスタンスをハモッていたけど、そういえば最近はグループやユニットが多いわりに「ハーモニーで聴かせる」ということが少なくなった気がする。
一時期は雨後のタケノコみたいにアカペラグループがいたりしたけども。
ハーモニー好きとしては、コーラスやアカペラが一過性のブームで終わったみたいで寂しい。
先日も「コンサート・フォー・ジョージ」を観ながら、自然に「~While My Guitar Gently Weeps」をハモッたけど、アカペラや「ハーモニーで聴かせます」というのよりも、楽曲の中にさりげなく入っているコーラスやハモりのほうが好きかもしれない。

あくまで願望だけど、と前置きして・・・。
スタレビと杉山清貴が共演するなら、スタレビの曲なら「Destiny」とか「Let's call it "Love"」、杉山清貴の曲なら「Exit」を希望。
前者はコーラスとかけあいからあるから、後者はスタレビの演奏、特に寺田氏の腕の見せ所だから、というのが理由。
大人の事情で、夢伝説、木蘭、ふたりの夏物語、さよならのオーシャンになるんだろうけど。
「さよならのオーシャン」を演奏する時は、コーラスのIf say you know me(だっけ?)も歌って欲しい。


ナット・キング・コールの「On the street where you live」を検索していたら(手持ちのアルバムには未収録のため)、元憂歌団の木村充揮がヒット。
Kimura sings Vol.1 Moon Callという、ナット・キング・コールの曲を歌ったアルバムを出していたことを知る。
試聴してみて、天使のダミ声は好きだけど、スタッカートすぎる歌い方に躊躇があって、今購入について迷っているところ。
「ベルベットボイスを天使のだみ声で」というコンセプト、プロデュースがドクトル梅津というのには、おおいに惹かれているんだけど。

小田和正の恒例の「クリスマスの約束」は毎年録画だけして見たり見なかったり。
ちょうどライブに行かなくなり出した頃からスタレビと小田和正が共演するようになったけど、次第に小田寄りになっていくスタレビには正直なところ懐疑的だった。
それまでリスペクトの対象として挙がっていたのは大滝詠一とか山下達郎だったし。
小田和正はどちらかというと無色透明なイメージで、音楽のバックグラウンドが見えない、様々な音楽のストリームとも無縁な、良くも悪くもユニーク(単一、という意味で)な存在という気がしていて。
一時期使われていた「ニューミュージック」という呼称に一番はまるのが後期のオフ・コースと小田和正だったと思う。
ニューミュージックと定義されていた人たちのほとんどは、ポップス・ロック・フォークのどこかに寄っていたけど、小田和正はどれでもない、という印象。
孤高というか、自己完結しているっていうのか。
なので、バックグラウンドが比較的はっきりしている根本氏との共通点を感じなかったし、向かう方向とは違うと思っていたんである。
オダレビの前は、ビートルズライブや、内田勘太郎・増田俊郎とのアコースティックライブなど、根本氏の課外活動が面白くて、そちらに向かうことを期待していた。
ここまで付き合いが長くなると、オダレビで培ったものもあるんだろうし、とやかく言うのは野暮だけども。
その、根本氏ではなく、杉山清貴がロックユニットや増田俊郎とのユニットで活動をしているのは、意外でもありうれしい驚きでもあり、です。
もっと早く気づきたかったよ。
「遅すぎることはない、早すぎる冬よりも~」と、なぜか吉田拓郎。

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2011年12月 5日 (月)

坂の上の雲 第三部

みんなー、「坂の上の雲」が始まるよー!!、とそんな気分で迎えた、今年の本当の大河ドラマ。
第10回「旅順総攻撃」はわくわくしてみる場面ではないんだけど、NHKの本気が感じられます。
「天地人」と「江」のスタッフは二軍説も、「坂の上の雲」の脚本・演出・演技の素晴らしさを見ると「そうかも」と思えてくる。
(「龍馬伝」は秀作ではないけれど、そこまで評価が低くない。高くもないが)
それにしても、「旅順総攻撃」「二〇三高地」と続くと、海は死にますか~山は死にますか~というフレーズがいやでも頭に浮かんでくるから、音楽の影響ってすごい。
反戦・厭戦を訴えるには、カラフルな着物を着た女優が「戦はイヤでござりまする」と声高に叫ぶよりも、戦争の悲惨さを見せるほうがはるかに効果がある。

米倉斉加年を久しぶりに見た時は「大丈夫?」と思ったけど、第三部では大山元帥がいい味出していらっしゃる。さすが名優。
乃木希典を演じたのは何のときだっけ?と思って検索してみたら「獅子のごとく」だったのか。
テーマ曲が「たそがれマイ・ラブ」の。
殉死の場面があまりに印象的だったので、「殉死」をドラマ化したんだと長いこと思い込んでいた。


ネットの意見を見ていて、ちょっと違和感を感じたのは、司馬遼太郎が人の好き嫌いが強いことを乃木希典を無能として描いたことに結びつけた見方があったこと。
確かに司馬遼太郎の著書を読んでいて、「この人のことは嫌いなんだな」と思うことはわりとある。
そして、指揮官としての乃木希典については低評価だけど、だからといって乃木希典を嫌いだったかといえば、そうではないと思う。
人格否定はしなかったし、人間としては、むしろ同情していた。
まあ、指揮官を無能と評価するのが酷いというならそれまでだけど。

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2011年12月 3日 (土)

コンサート・フォー・ジョージ

2002年に行われたジョージ・ハリスン追悼コンサートのDVDを鑑賞。
ジョージ・ハリスンの子息がお父さんそっくりなんで驚いた。
ビートルズのリアルタイム世代にそれを言ったら、「そりゃあ親子なんだから」と返されたけど、DVDを見て絶句。ほらね。
親子だから似ているというレベルじゃないのよ。
「年を取ったポール、リンゴ、クラプトンの中に、若いジョージがいるみたい」とジョージの奥さんが言っていたと、ポールが言っていた。
みんなそう思うのだな。

演奏とコーラスのアンサンブルが本当に素晴らしくて、一流ミュージシャンが揃っているとはいえ、即席でよくこれだけ息が合うなーと。
リズムとか音程とかハーモニーが体に染みついているみたい。
サッカーとも共通しているけど、基本技術がものすごくしっかりしている感じ。
下手な人は下手なのかもしれないけど。

伊藤銀次を聴いていた頃によく名前を耳にしていたジェフ・リンを、初めて、そしてしっかりと認識。
遅いぞ、自分。
クラプトン&ポールのMy Guiter Gently Weepsとモンティ・パイソンのSit on my faceとランバージャック・ソングが同じステージで演奏されていたというのもすごい。
パイソンズのおじさんたちお尻出してるし。
そして、ロイヤル・アルバート・ホールの追悼ライブでこれをやっちゃうところが英国らしい。
サイズがぴったりの森林警備隊の制服はどこかにしまってあるのだろうか。


---
「コンサート・フォー・ジョージ」を観ようと思ったきっかけは、KAWADE夢ムック文藝別冊「ジョージ・ハリスン(増補新版)」。
杉山清貴のインタビューが載っていたので。
インタビューは10年前のものですが、好きな人が好きな対象について語るのを読むのは基本的にとても楽しいことである。

スタレビの夏イベントのゲストでは根本氏のペースに委ね、平城京のSSKでは持ち歌以外はサポートに徹していたことがこのインタビューを読んでそれがストンと腑に落ちた気がする。
一応テレビに頻繁に出ていた頃のことは憶えているので、遠慮とか控えめというのはなんだか違うと思ったのですね。
自分のライブはフロントマンとしてしっかり仕切っているのだし、ロックユニットでは是方さんを立てつつさりげなく思うように進行していたし。
ジョージ・ハリスンが理想というのなら、なんとなくわかる気がする。

そして印象的だった言葉。
「(ジョージ・ハリスンをどう聴くかについて)あわてて追求しようと思わないほうがいいかなっていう気がします・(中略)・・そうすると最後にジョージの姿がくっきり見えてくるんじゃないかな」
「ちょっと普通のミュージシャンとは違う発想で音楽活動してきている人ですから、普通の発想で聴かないこと」

他者を理解しようとする時って、自分にわかりやすい形に切り抜いたり当てはめたりして、それで理解したことにしてしまいがちだけど、わからないものはわからないままにペンディングしておくほうが良いこともあると思っているので、物事の捉え方として見ても共感できるなと思った。
そういうことって音楽にも多少なりとも影響しているだろうし。

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2011年12月 1日 (木)

ジンジャー・ブレッドの星

いつもより長めに「家政婦のミタ」を見ていて、なんだか「メアリー・ポピンズ」みたいと思ったら、そう思っている人は結構いるみたい。
初めて「空からきたメアリー・ポピンズ」を読んだ時は、笑わなくて怖いメアリー・ポピンズに子どもたちが懐いてしまうのがちょっと不思議だった。
そこがいいんですけどね。
映画のジュリー・アンドリュースは愛想良すぎたくらい。

ジンジャー・ブレッドの包み紙の星を夜空に貼り付ける話が好きで、少し前、ロンドンのお土産でもらった時に、そのことを思い出した。
ジンジャー・ブレッド自体は「美味しいっ」というものではなかったけれど。

一番好きなのはバートが描いた絵の中のお茶会。
ラーフィング・ガスのお茶会も好き。

映画よりも本のシリーズのほうがなじみがあるけど(だから、「メアリー」・ポピンズ)、面白がって憶えたスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスは今でもソラで言えます。
頭のメモリの用途を間違っている気がしなくもないけど。

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週刊文春に西島秀俊

週刊文春のクローズアップに西島秀俊。
映画「Cut」についてのインタビュー中心の記事。
内容自体は今までにも何度か目にしているものだけど、総合週刊誌でとりあげられるのはうれしい。

西島秀俊のプロフィールで、映画の出演作の後に「多数のドラマにも出演」となっていたのに苦笑してしまった。
今週の文春は、「今週の言葉」の橋下徹への最後っ屁みたいな揚げ足とりはいただけなかったけど、プロフィールの省略が韓流絡みを避けてのことならちょっと快哉。

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