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2011年12月 3日 (土)

コンサート・フォー・ジョージ

2002年に行われたジョージ・ハリスン追悼コンサートのDVDを鑑賞。
ジョージ・ハリスンの子息がお父さんそっくりなんで驚いた。
ビートルズのリアルタイム世代にそれを言ったら、「そりゃあ親子なんだから」と返されたけど、DVDを見て絶句。ほらね。
親子だから似ているというレベルじゃないのよ。
「年を取ったポール、リンゴ、クラプトンの中に、若いジョージがいるみたい」とジョージの奥さんが言っていたと、ポールが言っていた。
みんなそう思うのだな。

演奏とコーラスのアンサンブルが本当に素晴らしくて、一流ミュージシャンが揃っているとはいえ、即席でよくこれだけ息が合うなーと。
リズムとか音程とかハーモニーが体に染みついているみたい。
サッカーとも共通しているけど、基本技術がものすごくしっかりしている感じ。
下手な人は下手なのかもしれないけど。

伊藤銀次を聴いていた頃によく名前を耳にしていたジェフ・リンを、初めて、そしてしっかりと認識。
遅いぞ、自分。
クラプトン&ポールのMy Guiter Gently Weepsとモンティ・パイソンのSit on my faceとランバージャック・ソングが同じステージで演奏されていたというのもすごい。
パイソンズのおじさんたちお尻出してるし。
そして、ロイヤル・アルバート・ホールの追悼ライブでこれをやっちゃうところが英国らしい。
サイズがぴったりの森林警備隊の制服はどこかにしまってあるのだろうか。


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「コンサート・フォー・ジョージ」を観ようと思ったきっかけは、KAWADE夢ムック文藝別冊「ジョージ・ハリスン(増補新版)」。
杉山清貴のインタビューが載っていたので。
インタビューは10年前のものですが、好きな人が好きな対象について語るのを読むのは基本的にとても楽しいことである。

スタレビの夏イベントのゲストでは根本氏のペースに委ね、平城京のSSKでは持ち歌以外はサポートに徹していたことがこのインタビューを読んでそれがストンと腑に落ちた気がする。
一応テレビに頻繁に出ていた頃のことは憶えているので、遠慮とか控えめというのはなんだか違うと思ったのですね。
自分のライブはフロントマンとしてしっかり仕切っているのだし、ロックユニットでは是方さんを立てつつさりげなく思うように進行していたし。
ジョージ・ハリスンが理想というのなら、なんとなくわかる気がする。

そして印象的だった言葉。
「(ジョージ・ハリスンをどう聴くかについて)あわてて追求しようと思わないほうがいいかなっていう気がします・(中略)・・そうすると最後にジョージの姿がくっきり見えてくるんじゃないかな」
「ちょっと普通のミュージシャンとは違う発想で音楽活動してきている人ですから、普通の発想で聴かないこと」

他者を理解しようとする時って、自分にわかりやすい形に切り抜いたり当てはめたりして、それで理解したことにしてしまいがちだけど、わからないものはわからないままにペンディングしておくほうが良いこともあると思っているので、物事の捉え方として見ても共感できるなと思った。
そういうことって音楽にも多少なりとも影響しているだろうし。

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