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2012年1月31日 (火)

ギャップ

こんな記事が出たようですが。
荒川静香さん、持ち前の冷静さ発揮 「戯言戯画」の後日談

後日談というからには前があるわけですが、これがその記事
あまりに酷くて開いた口がふさがらなかったけど、慌てて「言い訳」しているのを見ると、「一石を投じた」というのでもなく、支持が得られると思って書いたものと思われる。

 東京五輪以来、スポーツ中継を情緒的に見る癖が染みついている。平たく言えば、そのほうが面白いからだ。一方で、スポーツ解説は基本的にクールであるべきだとも思う。なるほどなぁと、観戦の面白さを倍加させてくれるからだ。ともあれ、次の中継を待ちたい。(山根聡)


一般視聴者が情緒的に見るのはいいですよ。
でも、仮にも新聞記者が「情緒的に見る」ことを「そのほうが面白い」と肯定するのもどうかと思うし、100歩譲ってそれは見逃すにしても、冷静な解説を「KY」と揶揄していいわけがない。
各々がスポーツ中継を情緒的に見るのは個人の自由だけど、それをしなかった解説を貶めるのは意見の押しつけ。
「一方で、スポーツ解説は基本的にクールであるべきだとも思う。」なーんて、とってつけたみたいに・・・というか、とってつけて書いてるけど、それよりも荒川静香に謝罪したらどうだろうか。

だいたい、100%情緒的にうけとめても構わない音楽の分野でさえ、興味がとかく生い立ちや境遇に向かいすぎることには疑問を感じるのに(表現するためには技術も不可欠だから)、スポーツの、それも公式の競技会の解説が情緒的じゃないと批判するなんて本末転倒もよいところ。
NHK杯の不愉快な実況をしたアナウンサーといい、某選手に肩入れする人って、どうしてこう非常識なんだろうか。

これに限らず今ジャーナリスト及び志望者の感覚が変。
「大衆のレベル」を設定して、それに「合わせてやっている」つもりが、彼ら自身のレベルが実は下がっていて、そのことにまったく気づいていないと思える記事が多々あり。
別にジャーナリストが庶民の代表であるとも思っていないし、代表である必要も感じていないけど、ここまでズレていると、「マスゴミがこう書いているから、これは嘘だな」ということになってしまいかねない。
まさに狼少年。

「ハシズム」バッシングも、何と戦っているのかよくわからないし。
前回の選挙で民主党偏重の報道をしたことをきちんと総括してからでないと何を書いても信用できない。
マスゴミが批判しているのなら支持していいかもしれない、という気にさえなってくる。
危険なことですけどね、それも。

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