« 放射線医が語る 被ばくと発がんの真実 | トップページ | こだわりはあるけど、必要かというとそうでもなく »

2012年2月24日 (金)

セイジ 陸の魚

「セイジ 陸の魚」を鑑賞
またしても、すぐに感想がまとまらない映画だけど、風景が美しく人やモノの質感が印象的。
舞台となるドライブインの備品とかメニューを見るのも楽しい。
西島秀俊の微かな笑顔が素晴らしく、あの表情を引き出しただけでも伊勢谷監督GJ。
アラフォー裕木奈江は可愛いし、森山未來の自然な佇まいも良かった。

登場する場面は少ないのだけど、宮川一郎太の物腰の柔らかさが醸しだす胡散臭さと、珍しく薄幸じゃない奥貫薫が妙にツボだった。

映画のクライマックスで、唐突に思い浮かんだのがレアンダーの「青い目さん」・・・だと思っていたけど正しくは「沼の中のハイノ」(もしくは「沼の中の王子」)という童話でした。
鬼火の女王に捕らわれた王子を救うためにヒロインの「青い目さん」がとる行動がセイジと重なったので。

|

« 放射線医が語る 被ばくと発がんの真実 | トップページ | こだわりはあるけど、必要かというとそうでもなく »

映画(邦画)」カテゴリの記事

俳優(西島秀俊)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: セイジ 陸の魚:

« 放射線医が語る 被ばくと発がんの真実 | トップページ | こだわりはあるけど、必要かというとそうでもなく »