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2012年3月

2012年3月18日 (日)

終わりから始まる物語 in 横浜

「杉山清貴 LIVE TOUR2012 終わりから始まる物語 To begin with the end」の横浜BLITZ二日間終了。
はじめは一日目のみのつもりだったのだけど、観ればどうせ行きたくなるからと二日目のチケットも確保し、昨日のライブが終わった瞬間に案の定もう一度見たいと思った。
やっぱりね。
2月の中野も楽しかったのだけど、初めてだったせいか妙に緊張して(なぜ?)、聴きながらいろんなことを考えてしまって、ちょっとふわふわとした記憶になってしまったんでした。
でも、今回は声も演奏もものすごくダイレクトに心に届き、がっちり心を鷲掴まれました。
もう離れない勢いでギュギュッと。
人の声に感動できるって、なんて心地よくて幸せなことなんでしょう。
楽器の音色や響きも好きだけど、声の魅力はやはり特別な気がする。
ライブは全体的にとても心地よい楽しさで、ドーパミンよりもセロトニンが出る感じかな。

今回のツアーは新旧とりまぜた選曲ということで、若かりし頃は違うアーティストを追いかけていた私は、昔の曲を聴いても「懐かしさの入り混じる甘酸っぱい楽しさ」を共有することができないんだけど、好きな曲が次々見つかるワクワク感なら今たくさん感じています。


「Rainy day in New York」の前奏に入る前の「New York State of Mind」が素敵。
一日目に聴いた時に「このメロディなんだったっけ?」と思ったところで曲に入ったため思い出そうとしていたことさえ忘れてしまった猫頭な私ですが、二日がかりでなんとか曲名を思い出しました。
こういう、曲の引用っていうのかな、とても好きです。
マニアックな曲だと気づかないかもしれないけど。

杉山氏は何度かジーンズのポケットに手を入れていて、80年代のファッションはポケットに手をつっこみやすそうだったけど、今はそうでないのでやや無理やり感あり。
学生時代からの癖なんでしょうか。
「Exit」やり直しには爆笑してしまったけど、慌てているのか落ち着いているのか、慌てる自分に落ち着いて対処することに慣れているのか、そのあたりが混沌としているのがツボでした。

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2012年3月16日 (金)

柔軟性と発声

杉山清貴オフィシャルサイトでストレッチの写真を見て、体の柔らかさにびっくり。
DVDでも驚いた気もするけど、こういうのって静止画のほうがインパクトが強い。

柔軟性というと、根本要も180度開脚が出来るくらい柔らかかったけど、声の不調が始まった頃に腰を痛めていたように記憶している。
というか、昔のスタレビライブはステージでバック転するのがお約束だったし。時にバック宙も。

で、以来、バック転はともかく、柔軟性は発声のために大切なのかしらと思うようになった。
わりと若くして声が劣化した某ボーカリストが、体が固そうだったのもあって。

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2012年3月13日 (火)

パンドラの箱

去年の今頃は「パンドラの箱を開けてしまったのか」と、ハラハラしながらテレビやネットで注水作業を見守りながら思ったし、ゆくゆくは原発を停止する--少なくとも新しい原発は作らない--という方向が望ましいのは言うまでもない。
ただ、即時停止を訴える過激な原発反対派には賛同できず、社会への影響を考慮するどころか被災者への労わりさえ感じられない姿勢には反発しか感じない。
立場上、原発や放射能の危険性を強調することになっているんだろうけど、それが被災地の風評被害を招くもとにもなっているから、被災地に鞭打っている放射脳の人たちとセットという印象。

放射脳(言い得て妙)の人たちは一度自分の手で放射線計で測ってみればいいのに。
公式発表の値が信じられないとしても、自分で安全だと思う場所と危険だと思う場所を何箇所かポイントを決めて測定すれば、比較くらいはできると思うのだけど。


2011年4月7日号に掲載された養老孟司と阿川佐和子の対談は、原発事故から間もない時期に読んだ中で一番腑に落ちる内容だった。
養老孟司は、科学者の見解として原発の安全は技術的な問題でコスト次第としながら、「原発は必要ない。電力の要らない暮らしに戻せばよい」とも語っていた。
養老孟司の言う「電力要らない」度合いはいささか賛成できなかったけれど、技術的に解決できる問題であるのなら、おいおい原発をなくすにしても、電力需要や代替エネルギーなど諸問題を考えながらすすめるだけの時間的猶予はあるんだなと、少し安心できたのでした。
先日、養老氏のこの発言を批判しているブログを見たのだけど、原発不要の部分はスルーで「技術的には安全にできる」の部分を逐一批判していて、なんだかなーと思ってしまった。
ちょっとでも原発の危険性を否定するのは許さん、みたいで。

即時停止を訴える人たちは、電力需要の問題には触れないし、節電を訴えるでもなく、代替手段についても触れず、ただ「原発反対」を叫ぶだけ。
電力需要や代替手段に目を向けると原発賛成の声が強まると思ってでもいるみたいだけど、それじゃ建設的な議論はできないし、耳を傾ける気にはなれない。
まあ、議論しようとも思っていないのかもしれないが。
それにしても、強硬に反対を唱えるからには、火力発電の公害、水力発電の景観破壊、風力発電の低周波公害には抗議しません、太陽光発電が不安定でも文句を言いませんという覚悟くらいはあるんでしょうね?と問うてみたい。
そこも含めて、考えていかなくてはいけないんだけど。

声が大きいだけの人たちに惑わされないようにしていきたい。

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2012年3月 7日 (水)

案ずるより測るが易し

エステーのエアカウンターS(家庭内放射線測定器)を購入。
今は特に放射線を気にしながら暮らしているわけではなく、この先も必要な事態になどならないことを願うばかりだけど、太陽光蓄電池付きランタンと同じく、まさかの時の備えとして。
で、せっかくなので家の中を測ってみたら、おおむね0.05マイクロシーベルトで、日が差している時の窓際が0.07μSv。
大気用なので食品や水は測れないけど、危険なほどの線量なら大気にも影響は出るはず・・・と、試しに野菜や果物を置いて測ってみたら、フィリピン産バナナが一番高くて0.08μSv。
バナナはカリウムが多いからねと納得。
ちゃんと反応していることもわかったし。
ちなみに福島県産のベビーリーフは0.06μSvでした。
まあ、生産者表示付きなのでもともと心配していないのですが、線量計が手元にあるのだし、自分の目で確認するに如くはない。

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2012年3月 5日 (月)

Sports of Heart

恵比寿ガーデンプレイスの杉山清貴ミニライブはSports of Heartというパラリンピック応援イベントの一環。
そういえば生で弾き語りを観るのは初めて。
寒さのために登場するなりギターのチューニングをし直したりと、ささやかなハプニングもあったけど、歌声は素晴らしかったです。
毎度のことながら。
会場の音響も良かったし。
4曲だったけど出かけた甲斐がありました。
演奏したのは、

僕の腕の中で
風のロンリーウェイ
ここから始まる物語
終わらないレース

イベントの主旨にもかなってniceな選曲。
「ここから始まる物語」は、普通のシチュエーションで聴くと「尊い~」の部分がちょっとこそばゆかったりするんだけど、とても素直に聴けました。

引き続いて米良美一のライブも鑑賞。
カウンターテノールの曲目ではなかったのがちょっと残念だったけど、歌の上手さを再認識。
昭和30・40年代の曲を歌うことに力を入れているとのことで、クラシックの人が歌謡曲を違和感なく歌えるのって、結構稀有かもしれない。
たいてい、クラシック風味になってしまうから。
ただ、個人的にはクラシックの歌曲を聴きたかったな。
彼の歌うサティの「Je te veux」はとても洗練されていて好きなので。
衣装とヘアメイクはそりゃファンキーでした。


とても寒かったので広瀬香美ライブはパスしてしまいました。
一応、普段の外出よりは暖かくして出かけたのだけど、会場が屋根はあるけど野外なので、サッカー観戦仕様で行くべきだったと反省。
座布団を持っていかなかったのは痛恨のエラーでした。

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Dear BEATLES 2012

土曜日はDear BEATLES 2012のコンサート
日曜日は恵比寿で杉山清貴のミニライブ
と、音楽三昧な週末。

Dear BEATLES 2012は、ビートルズ愛にあふれたプロのミュージシャンがビートルズの曲だけを演奏するコンサート。
今年が10周年とのこと。
杉真理、坂崎幸之助、村田和人、伊豆田洋之、上田雅利、リッキー、ゲストにmiwaという顔ぶれ。
昔(1996年か97年くらい)、やはり杉真理が中心のBeatles Liveに行ったことがあって、それがたぶんDear BEATLESの前身だったのかな。
その時の会場は渋谷イースト(だったはず)。
こんなにグレードアップして続いているとは知らなかった。
上田雅利と伊豆田洋之はその時の出演者でもありました。

毎回アルバムをフルコピーしているそうで、今回は「rubber soul」全曲と「Meet the Beatles」全曲コピー、他。
好きじゃなきゃできない。
ゲストのmiwaがソロで「Let it be」、坂崎幸之助と「Across the universe」、メンバー全員と「Help!」を演奏。
現役大学生シンガーということだけど、若い世代がBeatlesを歌うのはなんとなくうれしい、と年寄りモード。
アンコールの大ラスが「Carry that weight」~「The end」だったのも粋でした。
完全コピーを聴くと、オリジナルでは当たり前のように聴いていた音に発見があって、それが楽しい。
MCで、「直前のリハーサルまでメジャーだマイナーだと言ってた」と話していたけど、さもありなん。

全編楽しかったんですが、とりわけ伊豆田洋之の声がポール・マッカートニーそっくりなのには驚いた。
「Michelle」と「Long and winding road」が特にポール度高し。
伊豆田洋之のビートルズは前にも聴いているけど、その時はこんなにポールじゃなかったと思う。


ちなみに、昔観たBeatles LIVEは根本要目当てだったのだけど、その時の「Oh! Darling」はその年の根本氏のベストパフォーマンスだったと今でも思っている。
ただ、あの時はまだ完全コピーではなく、どちらかというとカバーだったので、Dear BEATLESとはちょっと主旨が違ったかもしれない。

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2012年3月 4日 (日)

過呼吸な息継ぎ

「ブレスを取り入れた歌唱法」には失笑しか感じないし、息継ぎの音の目立つ歌手は日頃から避けているので、ほとんど聴く機会はないのだけど、今回たまたま出かけたライブのゲストがブレスが思いきり耳に付くタイプだったので、久しぶりにブレスについて考えてみた。

このたび「へ?」と思ったのが、歌っている間ではなく、歌い出しの直前に息を吸い込む音が聞こえたこと。何度も。
イントロや間奏の間にマイクから顔を離して呼吸をする時間はあるはずなので、息継ぎのタイミングも変なんだけど、呼吸法そのものもちょっとおかしい。
自分で深呼吸してみるとわかるけど、正常な呼吸時は息を吸う音よりも吐く音のほうが大きいのです。
吸う音のほうが大きいというのは過呼吸と同じで、ちゃんと空気を吸いこめていない時。
だから、マイクに入るような音で息を吸い込むというのは、耳障りだわ効果はないわ、といいことなし。

ブレスが気になるようになったのは10年くらいの傾向だけど、なぜそんなことになったのか不思議。
昔のアイドルで肺活量が少なくて息が続かずにブレスの音が入ってしまったというケースはあったけど、最近はロングトーンはできているし声量もあって、肺活量はそれなりにありそうな人でも呼吸が変だったりする。
練習次第で治ることだと思うのに、治さないのは自分で気にならないんだろうか。

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2012年3月 2日 (金)

重箱の隅をつついていいんだよ

チャンネル銀河で放送中の中国の大河ドラマ「大秦帝国」、始皇帝の話かと思ったら、もっと前、商鞅が主人公のドラマであった。
サイトのあらすじを見てみたら、小さなエピソードも拾って、中国の古代史に疎い者からするとすんごく細かい。
でも、思えば大河ドラマってそういうものだったんですね、日本でも。
天下を取った戦国三傑や「太平記」は別として、「天と地と」「武田信玄」「独眼流政宗」「毛利元就」あたりは、ほとんど一大名家の話に終始していた。
で、それが面白かった。
近年の大河ドラマでは、直接的な接点がなかったはずの山内一豊夫妻の話に織田信長を絡めたり(功名が辻)、上杉家の戦いを描かずに出陣しなかった関が原を描いたり(天地人)と、勘違いが続いていたけど。

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こだわりはあるけど、必要かというとそうでもなく

SSK(杉山清貴・スターダストレビュー・KAN)ライブin広島に、心がちぢにみだれております。
杉山清貴を観たいならソロライブに行けば良いんだけど、MCの肩の力の抜けた感とコーラスワークに勤しむ姿はSSKならではかなーと。


去年「大極殿音絵巻」のDVDを見た時に、KANがとても面白かったので公式サイトを見てみたら、これまた滅法面白い。
コラムが読み応えがあってめちゃめちゃ笑えるうえに、ステージ衣装へのこだわりがまた素晴らしい。
さすが紅白にモーツァルトのコスプレで出ただけのことはあるなと。
あのモーツァルト衣装は、紅白という番組へのリスペクトとお笑いの要素を両立させたナイスな選択だったので深く記憶に刻まれている。

お笑い要素は音楽のライブに必須のものではないけれど、やる以上は徹底的にと思うほうなので、そのためにも衣装にこだわることにはとても共感できてしまう。
モンティ・パイソンも190cm越えの大男が体にフィットしたコスプレや女装をしていて、衣装のクォリティも高かった。
やってることがナンセンスギャグだから、衣装がいい加減だとああまで面白くはならなかったはず。
・・・BBCの衣装部が優秀だったのかもしれないけど。

スタレビもアルバムツアーではコントみたいなことをやってたけど(今もだろうか?)、スタレビのMCの面白さは根本要の話術にあるので、コント的なものはなくていいかなーと思っていた。
面白い時はいいんだけれど、中途半端なのは要らないなと。
で、その根本要のMCも、基本ツッコミの人なのでボケがいないと気ぜわしく感じることがあったりした。
ドラムとベースは非常にナイスなボケキャラだけど、リズム隊をボケにするのは演奏に支障を来たす危険があり、そのためかパーカッションのVOH林氏がボケ役を務めることが多いけど、VOH氏も本来はツッコミだし生真面目なので切れ味がいまいち。
でも、大極殿ライブではKANという天才的なボケを得て、根本要のトークが水を得た魚のようだった。
ボケって大事なんだなと思ったのでありました。
2009年夏の薬師寺ライブのゲストコーナーも、杉山清貴の肩の力が抜けているので、根本氏もやりやすそうに見えたし。

お笑い要素にこだわりは持ちつつ、ライブに行くかどうかを決定する要因ではないんですけど。

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