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2012年5月

2012年5月13日 (日)

シーザーとクレオパトラ

「ルイス警部」を録画予約しようとチャンネル銀河の番組表を見たら「シーザーとクレオパトラ」を見つけたのでこれも予約。
ヴィヴィアン・リーのバイオグラフィーで存在は知っていたものの、実際に見るのは初めての映画。

クレオパトラというと映画会社を傾けかけたというエリザベス・テイラー版の印象が強く、ヴィヴィアン・リーのクレオパトラってどうなんだろう?と思っていたけど、なかなか面白かったです。
映画の初めのクレオパトラは甘ったるい甲高い声で突拍子もないことばかり口走る落ち着きのない子どもで、女王らしさなど微塵もない。
ちょっと吉高由里子みたいなキャラクターだったので、この先どう描くんだろうと不安になったりしたほど。
それが、シーザーの指示により、しだいに女王らしい振る舞いを身につけていき、苦悩する女王に成長していく。
最初が吉高由里子風だったのは、いわゆる「引き算の演技」だったわけですが、そのあたりの変化を演じるヴィヴィアン・リーの演技が素晴らしい。
シーザー役はクロード・レインズ。
「カサブランカ」の警察署長役の人。
シーザーもレックス・ハリスンのイメージが強かったけど、クロード・レインズもなかなか。
ユーモアのセンスがあってシニカルで優しくて厳しくて部下思い。
クレオパトラに惹かれてはいるものの、クレオパトラの存在を自分の中の最優先にするほどにはのめりこんでおらず、「お前の命よりもローマの兵士の片腕のほうが大切だ」なんてことをクレオパトラに言ったりする。
脚本を書いたバーナード・ショーのシーザー像は塩野七生のそれと近いのかなと思ったりした。
クレオパトラにあまり好意的でないことも含めて。

1945年の作品のわりに映像も壮大で美しいし、衣装も素敵(←私にとっては重要)でした。

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テルマエ・ロマエ(映画)

映画「テルマエ・ロマエ」を観てきました。

古代ローマ人を演じる濃い顔キャストの違和感の無さは前評判以上。
これまでは阿部寛といえば上田次郎だったけど、これからはルシウスが脳内に定着しそう。
平たい顔族の面々も味があって良かった。
原作の爆笑ポイントはほぼおさえてあったと思う。
欲を言えば日本酒を飲んで「卵にあう」も入れて欲しかったが。

原作にはないヒロイン役の上戸彩も可愛くて、脚本的には「ここはちょっとね」という部分がなきにしもあらずだけど、少なくとも「いなくていい役」ではなかった。いて良かった。
テレビドラマでも思うことだけど、上戸彩ってどんな衣装でも着こなしますね。
古代ローマ、平たい顔族のお風呂の場面ともに細部にこだわりを感じられてマル。
お金をかけたおバカ映画は大好きです。
ただ、おバカ映画というものの、史実の説明はいささか単純化しすぎ。
もう少し原作に準拠しても良かったかなーと思う。

映画のいたるところでイタリアオペラの曲がふんだんに使われていて、古代ローマというよりはイタリアにリスペクトした感じだけど、音響の良い映画館でオペラを聴くのはまた格別。

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野音のゲストが

杉山清貴の大阪城野音のゲストが根本要とのこと。
SSKもあるので何度も遠征するのもと迷っていたんだけど、これは見逃せません。
今好きな人と昔好きだった人の共演なんですよ。
(リアルでは避けたい状況かもしれないが)
2009年のスタレビの夏のイベント、(未見だけど)熊本のテレビ番組、古くはNack-5のラジオと、いずれも要さんがホストで杉山さんがゲストという形だったけど、野音は杉山清貴が迎える側ということで、これまでにないシチュエーション。
杉山さんが要さんにどんなリクエストをするのか、ロックスピリッツ溢れる二人がどんなパフォーマンスを見せてくれるか、今からワクワク。
声の相性もばっちりだし。
歌うのは「夢伝説」か「木蘭の涙」だろうと予想しつつ、バンマスのフレットレスベースを聴いてみたいので「Stay My Blue」を希望してみる。
バンド構成のライブのゲストに呼んどいて弾き語りはないよね。

思い入れはありつつも、あまりにもライブが長丁場であるとか、要さんの声の好不調の波とか、リスクがいろいろあるので、スタレビのライブには足が向かないけれど、杉山清貴のライブのゲストならローリスク・ハイリターン。
一粒で二度美味しい千載一遇の機会。
スタレビを好きだった頃にスタレビ及びファン仲間の影響で洋楽やフュージョンを聴くようになって、それはロックユニットを楽しむのに役に立ったといえるので感謝、なのです。

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2012年5月 5日 (土)

Fコード

柏高島屋ステーションモール 20th Anniversary bayfm MUSIC Dreamの録音を一日遅れで聴きました。
思い出の曲だという「心の旅」は、DOCOMO presents THE SESSIONの心地よい演奏がまだ記憶に新しいですが、Fコードの話が妙にツボでした。
(ギター少年的逸話を聞くのが好きなせい?)
まさしくFでギターに挫折したもんで、「そーそーそうなのよ、難しいのよ」と。
突然バレーコードなんて単語が記憶の腐海から甦ったりもしました。

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自炊継続中

このところ文庫本の自炊を粛々と進めています。
断裁機とドキュメントスキャナの元をとるまでには漕ぎ着けたけど、同じ本が二冊あることが発覚したりと、紆余曲折もありました。
なお、この場合の「元」とは、外注に出した場合の費用で換算してます。

省スペースを実現するまでにはまだまだ道半ばなんですが、自分が読んできた(はずの)書名がパソコンのフォルダーに並ぶのはなかなか楽しい。
PDF化した本は今のところパソコンで読むしかないので、タブレット端末を物色中で、アマゾンのKindle上陸を首を長くして待ってます。

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2012年5月 4日 (金)

地声で私語する人たち

ここ最近、ライブや映画館で上演中・上映中に地声で話す人と遭遇する。
ヒソヒソでも耳打ちでもなく、普通に喋る人。
どこでもお茶の間感覚っていうのか。
そして、そういう人に限って、声が大きかったりする。
いちいち気にするときりがないし精神衛生上もよくないのでスルーすべく努めてはいるんだけど、「鑑賞中は私語しない」って常識だったはずだよねーと割り切れない思い。
それと、そういう人たちが40代から50代前半と思しいのも、ちょっと不可解。
ずっと公共の場に出る機会がなかった年代ならともかく、40代から50代前半あたりって、社会進出もして、映画もコンサートもいろいろ見てきた世代だと思うんですよ。
子育ての期間があったとしても、結婚前には映画くらいは見に行っていただろうし、その頃から平気で私語していたとも思えないんだけど。
どこかに潜伏していたのだろうか。


利用している温浴施設には、「大きな声での会話はご遠慮ください」という注意書きが貼られているんだけど、その紙がしだいに大きくなっている。
うるさいのはごく一部なんだけど、その一部が数人寄ると実にかしましく、なかには一人でもうるさい人もいたりして。
もともと声の大きくない人は掲示を見て気をつけるけど、声の大きな人はどうやら自分の声の大きさを認識していないし、人の話し声もうるさいとは思わないようなので、改善の兆しはありません。
平行線。

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2012年5月 1日 (火)

ロックユニット春の陣

是方博邦ロックユニット featuring 杉山清貴に行ってきました。
例によって例のごとく、歌も演奏も最高。
いろいろ良かったけど、特に「おおっ」と思ったのは「スカボローフェア」。
ロックとケルトの融合みたいなアレンジも良かったし、なんといっても杉山氏の1オクターブ上げが凄かった。
「ここで上げて声が出るの?、出たーっ」みたいな。
原曲が緻密で繊細な印象の「スカボローフェア」で、こんなに力強く感動させられるとは思いませんでした。
緻密で繊細な「スカボローフェア」も、いつか杉山氏の声で聴いてみたいけど。
TOTOの「Girl Goodbye」も聴きたかった曲なので、望みがかなってうれしい。
これも「ここまで声が出るかー」系の曲で、ボビー・キンボールのノリと高音と声量を表現できるボーカリストが日本に存在して、それが爽やか系と認識していた杉山氏であることが凄いというか不思議というか。

MCでオリジナル曲の歌詞の「ばさら」を説明中、佐々木道誉が脳裏に浮かんだのですが、「太平記」の印象が強かったため陣内孝則で画像再生されてました。
MCでは「祇園」と「擬音」の話が妙にツボでした。



近くの席にライブ開始からノリや振る舞いに(控えめにいって)やや違和感のあるご婦人がいて、それなりの年齢の人だけどこういう場所に慣れていないのかしらと思っていたら、終盤になって椅子の上に立ちだしたので、そりゃもう驚いてしまった。
「椅子の上に立つ」はコンサートホールでは普通に禁止行為だし(迷惑なだけでなく危険。最後部であっても会場かイベンターのスタッフがすっ飛んで制止にくる)、お店で禁止項目に入っていないのはそういうことをする人がいるなんて想定外だからで。
料理とお酒を供する場なんだし、レストランで椅子の上に立とうとする人はいないから。
KYだから場の雰囲気が読めずに椅子の上に立ったのか、椅子の上に立つような非常識な人だから他の行動もKYだったのか、しばし考えてしまった。

自由って無制限じゃないし。

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