最近読んだ本
「イタリアの旅から」多田富雄
免疫学者の故・多田富雄氏のイタリア紀行。
対談とか南伸坊との共著「免疫学個人授業」は読んでいたけど、こんなに素晴らしい文章を書く人だったとは。
美味しい水のような文章で紀行としても秀逸。
特にエトルリアについては、今まで読んだ中で一番詳細かもしれない。
「阿川佐和子の世界一受けたい授業」
週刊文春に掲載している対談を抜粋したもの。
タイトルはイージーだけど、内容はなかなか。
このうち、養老孟司の「環境と人間について」は、以前にも書いたけれど、昨年の震災と原発事故の直後に読んだ中で一番腑に落ちたもの。
掲載誌をSCANしないまま捨ててしまったのを残念に思っていたので、掲載されているのなら是非手元に置こうと思ったんである。
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