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2012年12月

2012年12月29日 (土)

平清盛雑感

粗もあったけど、魅力がそれ以上に多かった。
清盛の生母の話とか、平滋子のウェービーヘアとか、「これ、いらないんじゃないの?」という設定もいくつかあったし、回想シーンがやたらと多かったが不満な点。
でも、「武士の世」「宋貿易」のオチのつきかたは腑に落ちたし、兎丸と禿など、伏線の回収がきっちりしていて、総じて登場人物が立体的かつ魅力的だったことは欠点を補って余りあった。
俳優も演じ甲斐があったんじゃないだろうか。
白河院、鳥羽院、崇徳院、左大臣頼長、信西入道、九条兼実、平重盛は期待通り、待賢門院、美福門院、藤原成親は、演じた俳優を見直しました。
後白河院も不思議な面白さだったし。
平家貞・貞能親子が説明なしで親子とわかって、中村梅雀と田口浩正が似ているというのはちょっと目からウロコ。
主役の清盛は、前半は引き算しすぎだったけど、終盤の老いの演技が素晴らしかった。

取り沙汰された視聴率云々は、テレビ視聴スタイルの変化によるもので、作品の出来とは関係ないと思う。
CSで久しぶりに見た「真田太平記」は、それこそ粗のほとんどない、紛うことなき名作だけど、これを日曜8時に放送したとして、高視聴率がとれるかといえば疑問だと思うし。

次の大河はプロデューサーが「天地人」と同じ人というのが不安点だけど、予告を見た限りでは骨太な内容で面白そう。
西島秀俊、綾瀬はるかは大好きなので、キャストも期待大です。

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2012年12月27日 (木)

モーニング

新政権発足のニュースで、テレビ朝日のアナウンサーが「タキシードなどを着た・・・」と言っていたけど、閣僚が任命式で着るのはモーニングでしょ。
最近のニュース原稿を書く人はタキシードとモーニングの区別もつかないのだろうか。
気づかずに読んじゃうアナウンサーもアレだけど。

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2012年12月23日 (日)

SHURE SE315

愛用していたSHUREのイヤフォンにノイズが入るようになり、いつものように接続コードを変えてみるも効果なし。
こりゃ本体のケーブルが寿命なんだわと新調することに。
高性能イヤフォンは日常生活の必需品だから。

エントリータイプのSE215を購入しようとするも、やはり試聴してからと思い留まり、SE215からSE535LTDまでを試してみて、熟考(といっても10分くらいですけど)の結果、1ランク上のSE315に決定。
SE425とSE315の違いは乗り越えられたけど、215と315の差は無視できなかった。
試聴の際は自分のiPodからピアノ曲、オーケストラ、ボーカル曲を試してみたけど、杉山清貴の「明日に架ける橋」は思いのほか試聴向きな曲であることがわかりました。
ピアノ・ボーカル・ストリングスの音を確認できるから。
エイジングをして、そろそろ本格稼動開始。

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moles necessrie

出勤前につけていた朝の情報番組で自民党の政策の解説と疑問を挙げていて、これ自体はマスメディアとして当然の役目。
ただ、3年3ヵ月前の政権交代時にテレビが民主党の政策の問題点を指摘した記憶がなく、これってダブスタじゃないのと思う。
つい先日も「自民党=公共事業=赤字増加」というどこかで聞いたようなマスメディアの報道を鸚鵡返ししているのを見かけたばかりだし、その影響の大きさを考えるとメディアの偏向報道は見過ごせない。

塩野七生のローマ人の物語「すべての道はローマに通ず」に「モーレス・ネチェサーリエ」という言葉が出てきて、「必要な大事業」という意味だそう。
「すべての道はローマに通ず」のインフラストラクチャーに関する記述はたいへん腑に落ちるものです。
ローマ人はインフラを「人間が人間らしい生活を送るためには必要な大事業」と考えていたらしい。

無駄な公共事業は無駄だけど(あたりまえだ)、公共事業がすべて無駄なわけじゃないし、テレビその他で聞きかじったことを信じ込む前に、自分自身でちょっと考えてみてもいいんじゃないかと思う。
無駄か必要かの判断基準は個人によって違うかもしれないけど、メディアの報道を鵜呑みにして思考停止するよりはずっといい。

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2012年12月18日 (火)

ホビット 思いがけない冒険

原作が「指輪物語」よりも子ども向けだし長尺だしと見に行くかどうか迷ったのだけど、行って良かった。
「ホビットの冒険」に「指輪物語」で過去の経緯として語られていたエピソードを織り込んで、「指輪物語」が始まる前の中つ国の年表と「ホビットの冒険」が交錯している。
ドワーフの面々に美形もいたのがちょっと意外。
特にトーリンは端整でカッコいい。
ビルボの家と裂け谷には懐かしささえ感じたし、繰り返し流れる「In Dreams」のメロディに思わず涙ぐみそうになりました。
自分で思っていた以上に「ロード・オブ・ザ・リング」の世界に愛着を持っていたみたい。
Super Extended Editionを買ったくらいだし、好きだとは思っていたけど、なんていうかこう、もっと心に浸み込んでいたことに気づかされたっていうのか。
「王の帰還」の公開からでも、もうすぐ10年たつのかと思うと感慨深い。

なお、見たのは2Dの字幕版。
もう一度観たいのだけど、2D字幕版の上映スクリーンの少なさが障害になっている。
大スクリーンで映画を見たい気持ちはあっても、3Dである必要性はまったく感じないのだけど。

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2012年12月17日 (月)

イメージではなく仕事で評価を

選挙が終わって、「気分的にアンチ自民」の人たちの声を見ると、ほとんどが政治とか行政をイメージのみで捉えているように思う。
別に日本が右傾化しているから自民党が圧勝したわけでなく、「まともに仕事をする与党」の復活を望んだ人が多かったんだと思うんですけどね。
民主党でまともに仕事をしたと思えるのは野田首相と枝野経産大臣の2人くらいだし。
もしも心情的に右傾化しているんだとしても、それは自民党云々というよりも民主党に対する反動。
文革を礼賛されたりすれば、そりゃ反動も起こりますって。

政権が代わって未来がばら色になるなんて夢みたいなことは思わないけど、とにかく、この3年3ヵ月よりも円滑に仕事をしてくれることが望みです。


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陰謀論を根拠にしている人は論外として、自民党の勝利(民主党政権からの脱却)に鬱屈を感じている人たちって、具体的に何を求めているのかよくわからない。
なにか目の覚めるような画期的な政策なのか、ヒーローの出現なのか。
いずれも両刃の刃もしくは劇薬だけど、血を流す(あくまでも比喩です)覚悟があるわけでもなさそうだし。
退屈と閉塞感って、平穏さの代償みたいなものだと思う。
で、チキンな私は平穏な生活を望んでいるのです。

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2012年12月15日 (土)

ブーダン・ノワール リンゴのピュレ添え

先日、お気に入りのフレンチ・・・というフレーズはあまり好きじゃないけど、好きなカジュアルフレンチのお店に行った。
メニューを見たら「ブーダン・ノワールのリンゴのピュレ添え」と「ヌガーのアイスクリーム」がない。
出てきた料理も、美味しいけど前と微妙に違う。
訝しく思っていたらシェフが変わった、とのこと。
オーナー・シェフのお店でない限り料理人の移動なんてよくあることだし、店としての水準を維持してくれれは客としては問題はない。
今までも「アレ?味変わった」と思うことはあっても、特に気にしなかったし。
今回も料理を美味しく頂いて楽しい時間を過ごしたのだけど、なぜか胸に一抹の寂しさ。

「ブーダン・ノワールのリンゴのピュレ添え」と「ヌガーのアイスクリーム」はある意味、前のシェフの個性とこだわりを感じた品で、特にブーダンノワールは、本来かなりワイルドな料理なのを日本人の味覚に合わせて繊細に仕上げた絶妙な一品。
定番メニューだったから、いつでも食べられると思って注文しない時もあったけど、こんなことならもっと食べておくんだった。
ちょっとした喪失感を味わっております。

あひみてののちのこころにくらぶれば むかしはものをおもはざりけり
(一度食べたらもう一度食べたくてたまらない この思いは一度も食べたことが時よりずっと強い)

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80'sにまつわる温度差

一番思い入れのある音楽が多いのが1980年代から90年代半ばなので、その頃の音楽については熱く語れるんだけど、80年代のそれ以外の部分については、最近ようやく「ああいう時代も面白かったね」と折り合いがついてきたところ。
最近折り合いがついてきたということは、つまり、長いことあまり肯定的ではありませんでした。
やっぱり、ほら、バブルはバブルだから。
で、ちょっと苦笑いつきで「面白かったね」というのはいいんだけど、疑問もなにもなく手放しで肯定する場に行き合わせるとちょっとひいてしまう私です。
少し前、妙齢?の婦人グループがロンバケの話をまるで今クールに放映されているドラマであるかのようなノリで語っているのに遭遇して、タイムスリップした感覚にとらわれてしまった。
今は2012年だよね。
かくいう私は30年前の大河ドラマをCSで見ては語ったりしているけれど、この場合、製作された時点の時代背景も多少は反映されているとはいえ、ほとんどは何百年も前の話だから自分語りにはなり得ないし、世相を如実に反映していたトレンディ・ドラマ(死語)とは違う、はず。
自分の過ごた時間を否定することはないけど、自信満々で全面肯定というのもちょっと違う気がするんである。
なにごとも程度の問題って話ですが。

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明日は選挙です

脱原発に異論はないけど、震災瓦礫受け入れ反対をした人のことはきっちり「区別」しておく。
放射能を恐れるばかりで東北各県の位置も距離も知ろうとしない、被災者への配慮のカケラもない輩の叫ぶ平和は欺瞞。


追記:
陰謀論に染まりやすいなーと思っている人がブログで「これは陰謀論だと言われるかもしれないけど」と言いながら陰謀論を紹介しているのを見た。
「陰謀論と言われるかもしれないけど」と言い訳するということは、どこかで陰謀論に陥りやすい傾向を指摘され、多少は自覚があるのではないかと思うけど、それならば自分が信じるものをまず疑ってかかればいいのに。

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2012年12月12日 (水)

ピアノの音色に浸る

東京オペラシティのクリスチャン・ツィメルマンのリサイタルに行ってきました。

集中力や体調を維持する自信がないため、クラシックはもっぱらCDを楽しむマイルドライトなファン。
(ポピュラーのコンサートで集中していないわけじゃないですよ)
でも、発売を待ち続けているショパンのピアノソナタ第3番のCDがいっこうに出そうになく、このままツィメルマンの弾く3番を聴くことはできないのだろうかと思っていたところへ、リサイタルのプログラム変更の情報が。
オール・ドビュッシー→ショパンのピアノソナタ第3番in。
しかも場所は東京オペラシティで、完全に行動圏内。
これは行くしかないと思ったわけですが、今は演奏の余韻に浸りつつ、自分の決心を褒めてあげたい。
水彩画を描くようなドビュッシー、震災の被災者に捧げられたシマノフスキ、そしてショパンのソナタは圧巻。
予想よりも軽やかで、でもそれでいて深みのある演奏だった。

シマノフスキの演奏に入る前にマエストロのメッセージが読み上げられて、昨年の震災の日に日本にいたのだそう。
そういえば11日だったけど、海外にも月命日みたいな感覚があるのだろうか。

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2012年12月 9日 (日)

素敵な時間に感謝

かつしかシンフォニーヒルズの杉山清貴クリスマスライブに行ってきました。
いやー、もう素晴らしかったのなんの。
一足早いクリスマスライブを気楽に楽しむつもりが、がっつりとすごいものを聴かせてもらいました。
素晴らしい選曲と演奏に心からの感謝と賞賛を。

杉山さんが曲名を告げた瞬間に拍手が沸き起こったけど、拍手した人たちはみんな友だち♪(笑)。

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SSKプレイバック

今年はSSKのライブに二度足を運んだわけですが、「コーラスワークに励む杉山清貴」「杉山清貴+スタレビの演奏とコーラス」を観にいくのが目的、というのは以前にも書いたことだけど、自分の好きな部分限定でスタレビを安心して楽しむためというのも大きかった。
スタレビというか根本要を。
これも以前に書いたけど、スタレビのライブを楽しむにはいろいろとクリアしなくてはならない障害があるので。
杉山清貴の歌を楽しむことが目的なら、今はことさらにスタレビと絡める必要はないんだけど、杉山氏と根本氏が共演しているのを見るのは好きだし、「杉山清貴を好き(変な意味でなく)な根本要」が好き。
好かれて、ちょっと戸惑っている(ように思える)杉山氏にも心温まるものを感じてしまう。
いつか2人でロックユニットを一緒にやってくれないかというのがひそかな願い。
根本氏はライブ中のハプニングまでも演出したがる人だけど、そういう人には作為的なものとは無縁(に思える)杉山さんは不思議で気になる存在なんだろうなーと思う。

で、毎度唐突ですが、杉山さんが歌う「歳月の果てに」を聴いてみたい。
スタレビのライブで聴きたいと願いつつ叶わないまま足が遠のいてしまった複雑な思いのある曲。
根本氏の声というのはファンにとって(元ファンにとっても)余人に代えがたく、だからこそくどくど愚痴も出てしまうのだけど、杉山さんの歌でなら是非聴いてみたいなと。
歌い方を戻してくれるのなら、もちろん根本氏のも聴きたいけど。

先日、久しぶりに「恋人のままで」を聴いてみたら素直で癖のない歌い方。
いつの間にか、最近の粘っこい歌い方で脳内再生するようになっていたようです。
思えば「楽団」の頃は好きだったわけだから、好きな歌い方で当然なのであった。

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アマチュアって・・・

お手手ぶらぶら、リズム感皆無、ノロノロスケーティング、どっこいしょジャンプ(+ひどい衣装)を好きな人がいても、それは好みの問題。
そういう演技に高得点を出すのが採点基準の世界でなら、いくらでも高い得点を出せばいいと思う。
でも、あいにく、私はそういう世界に住んでいるつもりがないから、とても不可解だし不快。
いいかげん、男子シングルやペアのような、すっきりした採点基準で女子の試合を見せて欲しい。

フィギュアスケートのプロとアマの違いって何なのかわからなくなってきた。
生活のために滑ったらプロだと思うんだけど、今は違うようで。
昔はアマチュア選手の商業活動は厳しく規制があったけど、選手が競技を円滑に続けるための資金を得るためには規制がなくなったのは良いことだと思っている。
でも、あきらかに競技とは無関係なCMに何本も出演し、自ブランドの商品の販売までしている選手をアマチュアと呼ぶことには違和感を感じずにはいられない。
お金を稼ぎたいならプロへどうぞ。


バンクーバー五輪のキム・ヨナの得点について「ちょっと高すぎるんじゃないの?」と疑問を呈したけど、圧倒的差での金メダルであることには納得していたし、そこに疑問をさしはさむ余地はなかった。
高得点についても技術的な説明で納得できたし。
でも、先日のNHK杯と今回のGPFの女子シングルはほんっとに不可解。

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2012年12月 1日 (土)

超10月祭

スーパーオクトーバーフェストin東京ドームに行ってきました。
会場にいる人たちはみんなハイテンションで、にわかドイツ人と化した人たちでいっぱい。
バンドの演奏もあって、それにあわせて踊ったり、肩を組んだり、列になって練り歩いたり。
まるでサッカーW杯の勝ち試合の後みたい。
「ドレミの歌」であんなに盛り上がるとは思わなかった。
弾けたり発散したい人はこういうところに来ると良いと思う。
ビールがこぼれるのにもかまわずはしゃいでいる女の子がいたりして、ビールというよりも場の雰囲気が好きで来た人もいたようです。
酒飲みはお酒をこぼして平気ではいられないですけどね、もったいなくて。

ドイツビールって意外と身近になかったりするし、ビールもフードも美味しかったけど、価格設定が強気過ぎたのが残念。
入場料1300円、ビールMが1500円、国産の地ビールや日頃から手にはいる銘柄まで同じ価格設定はちょっと感じ悪いかな。
イベント自体は楽しかったので、もう心持ち謙虚な価格にしてもらえるとリピーターになるのだけど。
ただ、その高額なビールを何杯もおかわりしている人たちを見ると、まだまだ日本には余裕があるのかしらなんて思ったりもした。

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