« 謹賀新年2013 | トップページ | ダブルフェイス »

2013年1月 4日 (金)

レ・ミゼラブル

映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。
いやー良かったです。
オン・マイ・オウンは前から好きだったけど、他の楽曲も素晴らしい。
アン・ハサウェイがあんなに歌が上手いとは。


ストレートプレイにおいて登場人物がいちいち心情を台詞で語ったら駄作になりかねないけど、ミュージカルなら許される。
それが素晴らしい楽曲と歌唱ならばなおのこと。
今回は舞台版ミュージカルの映画化ということで、歌で心情を語れて場面転換がさくさくできるのはミュージカルの強み。
ジャン・バルジャンの孤独を描いて、かつラストシーンにカタルシスがあるところも。
タイトルが「LES」と複数形であることの意味を噛み締めました。
そして、原作(子供向けですけど)で強烈に印象に残ったファンティーヌが髪と歯を売るエピソードは舞台にはないそうだけど、映画では復活したのも良かった。
パリの城壁、下水道の場面なども映画ならでは。
監督が原作を読んだ時に思い描いたイメージは、きっと私と同じだったに違いないと勝手に納得しました(笑)。
映画の良さ・ミュージカルの良さが融合した作品だと思います。

なお、ユゴーの原作に忠実な映像化としては、ジェラール・ドパルデューがジャン・バルジャン、ジョン・マルコヴィッチがジャベールを演じたフランスのテレビ局製作のドラマ版が決定版だと思っている。
ユゴーの原作に対する思いは複雑で、なにしろずっしりと重い話なので「大好き」とは言えず、さりとて無理やり明るく終わらせると腹が立つという。
1998年の映画版は、リーアム・ニーソン/ジェフリー・ラッシュ/ユマ・サーマンという配役は良かったけど、エンディングに唖然としたものでした。
ここで終わっちゃいかんだろ、と。


好きなミュージカル映画はあるし、好きな楽曲も多々あるにもかかわらず、必ずしもミュージカル好きとは言えないのは、日本語の歌詞がメロディに乗りにくく感じること、日本のミュージカル俳優のピッチに違和感があるから(個人の感想です)。
でも、島田歌穂のオン・マイ・オウンは、映画を見た後でも聞き劣りしなくて、改めて声の良さと歌の上手さを認識しました。

|

« 謹賀新年2013 | トップページ | ダブルフェイス »

映画(洋画)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49211/56466601

この記事へのトラックバック一覧です: レ・ミゼラブル:

» 映画「レ・ミゼラブル」そして映画で蘇る [soramove]
映画「レ・ミゼラブル」★★★★ アン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマン、 ラッセル・クロウ、アマンダ・セイフライド、 エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター出演 トム・フーパー監督、 158分、2012年12月21日より全国順次公開 2012,イギリス,東宝東和 (原題/原作:LES MISERABLES ) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気... [続きを読む]

受信: 2013年1月24日 (木) 07時40分

« 謹賀新年2013 | トップページ | ダブルフェイス »