八重の桜~王城の護衛者
「八重の桜」は7回を終わって、依然として、引き続き、「普通に」面白い。
この「普通に」が褒め言葉になってしまうあたりは複雑だけど、一昨年くらいまでの主人公美化ドラマを思うと、今時「普通」は貴重とさえ思える。
幕末が舞台の大河ドラマでは「翔ぶが如く」以来の充実した内容かも。
(「新選組!」は面白かったし、好きだったけど、私の中では大河とは別カテゴリ。)
歴史の描き方・登場人物の描き方、すべて満足。
本当に歴史を好きな人が脚本を担当しているんだなーと思う。
今のところ山本覚馬が実質的な主人公ですが、西島秀俊を大河の主役で見ることができて幸せです。
それもこんなちゃんとした大河ドラマで。
綾瀬はるか演じる八重は、ようやく子どもから娘時代にさしかかったあたりですが、成長過程の機微みたいものが感じられるし、「出会った人がみんなひれ伏すスーパーヒロイン」ではなく、それでいて芯の強さとか個性をのぞかせているのがいい。
長谷川博己の川崎尚之助も凛として爽やか。
それ以外のキャストも、みんなあの時代の会津や江戸や京で生きている人のよう。
山本家パートと政治パートの配分もいい感じ。
先日、司馬遼太郎の「王城の護衛者」(松平容保が主人公)を読み返したのだけど、綾野剛の容保は育ちの良さ・線の細さ・生真面目なまでの誠実さが小説から抜け出たよう。
第4回だったかの、井伊直弼の茶室でお茶を飲む所作の美しさには見とれました。
茶碗を持つ手の角度、懐紙で指をそっと拭う動作まで、すべてがきれいだった。
親藩出身の殿様って、こうよねーという佇まい。
今のところ、ちょっと懸念を感じるのは一ツ橋慶喜かな。
やや軽すぎるかなと。
ただ、それは私が「最後の将軍」を読んだイメージで考えるからで、会津から見た慶喜像はああなのかもしれない。
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