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2013年7月26日 (金)

方眼紙Excelを全否定する理由

文書作成及びその清書は、手書き→タイプライター→ワープロ専用機→パソコンのワープロソフト(主にWord)と発展してきた。
タイプライターでは修正が入れば打ち直すしかなかったのが、ワープロ専用機の出現により文書の保存と修正・挿入・削除が出来るようになったのは画期的だった。
それからページ設定で文字の自動折り返しを設定できることも。
ワープロ専用機→Wordで便利になったのは、なんといっても表の作成。
それまでの表は「タブで文字を配置して罫線を引いて」作成していて、行単位の入れ替えは出来ても列の入れ替えは出来なかったのが、Wordでは可能に。
セルの概念が素晴らしい。

その素晴らしいセルをただの方眼としか見ていないのか、Excel本来の表計算の機能さえ犠牲にして清書ソフトとして使っているのが方眼紙Excel。
ワープロソフトも行末に逐一強制改行を入れられると迷惑だけど、それでも改行を消せばなんとかなるものを、方眼紙状態のExcel上に適当に文字を配置された日には修正のたびに打ち直し。
作業効率をタイプライターとワープロ専用機の中間まで戻してどうするのかと。
セル結合で複合表を作っているケースもしかり。
修正の可能性を考えたら、とてもこんなやり方をしていられないはずだけど、いちいちセルを結合したり解除したりを面倒くさいと思わないことが不思議。
Excelは表示どおりに印刷されないから、そもそも緻密なレイアウトには不向きなんですが。


方眼を入力用ではなくテキストボックスを貼る台紙みたいにして使っているケースもあるけど、ピクセルをいちいちミリに換算してセルを方眼にするくらいなら、ミリ単位でグリッドを表示できるWordを使うほうが合理的です。
テキストボックスを貼るのは、どうもExcelの文字列折り返しに不満があってのことらしいけど、だったらなおさら素直にWordを使えば良いのに。

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コメント

これで2度目の書き込みになるかと思いますが、覚えていらっしゃるでしょうか?よーこです。
2度もエクセル方眼の話をあげられるほど、お怒りになのに、つい笑って、あ、いえご苦労されたのだなあと思いまして(^_^;)
エクセル方眼で文書作成っていうのは、確かにあり得ないのと思うのですが、私が勤めている会社でも提出書類とか決まった書式のもは、エクセルで作成されてますね~。はは。線が引きやすいからなのでしょうね。
そういう私も未だにワードが使いこなせない人でして、耳の痛いところ。文末の自動折り返しが、気に入らないとこで入ってしまうと、改行したくなってしまうんですよね。わりと便利機能がストレスになって機能解除したくなります。で、office2007になってからは、益々付いて行けてない度がアップしたような(>_<)

投稿: よーこ | 2013年7月29日 (月) 23時30分

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