福島旅行~会津
三連休の後半、一泊二日で福島に行ってきました。
もとは日帰りで飯坂温泉のSSKのコンサートに行くつもりだったのが、せっかく福島まで行くなら前泊して観光を、そして観光するなら会津だなと計画を広げたはいいけど、会津と福島の距離が障害に。
電車移動だと家から出発するくらい時間がかかる。
観光できてもライブに間に合わなかったら元も子もないし、かといって出かけていって「時間がなくて観光できませんでした」ではいかにも残念。
で、一度は断念したんだけど、調べてみたら会津-福島間を高速バスが運行していること、会津市内は観光用の周遊バスが充実していて効率よく観光スポットをまわれることがわかったので決行することに。
というわけで一日目は会津若松へ。
行きは新幹線~磐越西線というルートで、磐越西線の郡山~会津間に乗るのは初めて。
磐越西線は新津~会津間ももっぱら山の中を走行するけど、隣県からだし「海(太平洋)から遠い」ということがピンと来なかったのが、太平洋側から会津に入ると「会津は海がねえ」という「八重の桜」の最初のほうの山本覚馬の嘆きが分かった気がする。
海から離れているんだな、と。
台風が近づいているということで、予定よりも早い電車で最寄り駅を出発したけど、その後は新幹線も磐越西線も順調。
会津に着くと雨も上がっているではありませんか。
今回行ったのは飯盛山~会津武家屋敷~御薬園。
飯盛山の石段に挑戦する元気がなかったのでスロープコンベアを利用。
江ノ島のエスカーみたいなものだけど、階段になっていないのでふくらはぎが伸びる。
歩くのは苦にしないほうだけど、会津の観光スポットは点在していて、ポイントとポイントの距離が離れているので30分毎の周遊バスはたいへんに助かりました。
バスを使わなくてはまわれないくらいエリアとしては広いのに、道路があまり広くなく、昔の面影を残している。
観光客としては風情があって好ましいけど、こういうのも会津戦争の影響だったのかしら、などと思ったり。
会津は町中に「八重の桜」のポスターが貼られていて、大河ドラマに対する街の思い入れがうかがえた。
和装の会津編と洋装の明治編。
(石山寺に「江」のポスターがほとんど見当たらなかったのは、やっぱり・・・ごにょごにょ)
会津観光のもとの動機は「八重の桜」だけど、「行かねば」と強く思ったのは飯盛山にある「会津さざえ堂」を見たくて、でした。
フランスのシャンボール城と同じ二重螺旋の階段が日本にあったなんて。
御薬園は名前どおり様々な種類の薬草があり、庭園も美しい。
日本庭園の橋って通行禁止になっているところが多いけど、ここは「橋を渡れる」庭園だったのがうれしい。
心残りは酒造歴史館が時間切れで見られなかったこと。
営業終了時間を勘違いしていた(涙)。
日新館にも行きたかったけど、遠いので涙を呑んで計画から除外しました。
ここは二泊するか他の観光をあきらめないと無理。
そこを徒歩で行き来していたなんて昔の人はほんとに健脚。
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