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2013年11月

2013年11月18日 (月)

名盤ライブ「SOMEDAY」

行って参りました。名盤ライブ「SOMEDAY」。

アルバム全曲の歌詞を空で覚えている自分にも驚いたけど、会場のほとんどが同じような人ばかりというのは、なんともはや凄い空間。
歌詞だけでなく、リズムとかビートとか、楽器のフレーズの入るタイミング、コーラス、その他もろもろが心と体に染み付いている感じ。
ライブに足を運ぶ自分の心にノスタルジー的なものがあることは否定しないけど、「SOMEDAY」というアルバム自体はノスタルジーとは関係なく、今聴いてもリアルにカッコいい。

自作自演にこだわるほうではないので、楽曲を作る人と歌う人が別なのはまったく気にしないけど、佐野元春の曲だけは佐野元春の声で聴きたい。
曲によってはジュリー版とか山下久美子版があって、それぞれ良さはあると知ってはいても、ひたすら佐野元春版を聴いてきた。
でも、いざライブとなると、音程とか物理的に声が出ているかどうかも気になってしまうというジレンマがあって、この先CDは聴いても生で聴くことはないんじゃないかと思っていたのです。
で、名盤ライブも行くかどうかには逡巡もあったりしたのですが、行くと決めたからには元春フィルター装着。
「Down Town Boy」くらいまでは昔と遜色なかったし、演奏は本当に素晴らしかったので、足を運んだ甲斐はありました。
ロックンロールナイトの間奏のサックスを、生で、ダディ柴田の演奏で、再び聴くことができて、なんかもう時空を超えた。

このライブには出なかったメンバーも含めて、初期のバンドのメンバーがみんな現役というのもなんとなくうれしい。
個人的にはハートランドのメンバー100%で聴きたかったけれど、佐橋佳幸のギターが聴けるのに、なんて贅沢な不満なんでしょう。


DIVER CITY 東京は初めてだったけど、階段が狭くて、帰りの動線の悪さに軽く身の危険を感じてしまった。
非常階段を開放するとか出来なかったんだろうか。要改善。
それにしても、2000人近くが立ち見のライブに行くのは、たぶんこれが最初で最後でしょう・・・と思うけど、「Heart Beat」の再現ライブをやってくれるのなら行くかも知れない。
でも、できれば座れる場所でお願い。

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2013年11月10日 (日)

夏の思い出と冬の歌

11月に入ったのでクリスマスソング解禁。
解禁といいつつ、今年は夏からクリスマスソングを聴いていたりもしましたが、それはともかく、「Live,Life,Like」の「The Christmas Song」にうっとり。
繊細な歌い回しがNat King Coleと甲乙つけがたい。

WOWOWで放送された杉山清貴の日比谷野音ライブの録画を見ていて、「リバーサイドホテル」がしみじみと良い。
昔のちょっと儚げな声も時々聴きたくなるけど、今のすんごく上手くて幅のある、余裕のある歌い方が無性に好き。

WOWOWの放送がソロとオメガトライブの曲が中心になることは想定していたので、気になったのはユニットをどこまで流してくれるだろうかということ。
いずれもフルではないけれど、ユニットをざざっと紹介しつつ、聞かせどころとかポイントを押さえた編集だったので思ったよりも消化不良感が少なかった。
特に、ロックユニットに思っていたよりも時間を割いていて、是方さんの手元のアップがあったりと、カメラさんと編集した人はわかっているな。
一応、テレビ放送における大人の事情などはわかるので、WOWOWの放送内容に注文つけても詮無いことだけど、これで満足できるわけでは当然なく、ノーカットのDVDを出して~、というのが切なる願いです。
できればクリスマスソングとかスタンダードナンバーのカバーもお願い。

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衣装とかいろいろ

フィギュアスケートのシーズンが始まって、今季の女子の衣装で素敵だと思うのが鈴木明子。SPの紫も素敵だけれど、FSの「オペラ座の怪人」はシンプルで華やかで上品。
すぐに「クリスティーヌなんだな」とわかる。
リプニツカヤの「シンドラーのリスト」もプログラムにぴったり。ペチコートと手袋の深緑の差し色もアクセントになっている。
デザインとして良いだけでなく、プログラムのイメージと一致した衣装が好き。

ラジオノワはSPとFSが色違いみたいな衣装で、どちらもデザインがにぎやか過ぎるのが残念。髪型もお団子の位置が高すぎる。ヘアメイクにこだわらないタイプなのだろうか。
可愛いんだから、もっと質感の良いシンプルな衣装にすれば良いのに。

男子ではマキシム・コフトンの衣装が好きかな。
NHK杯で織田信成がウィリアム・テルの衣装を変更していて良かった。
スケートカナダで見た衣装は見栄えもいまいちだし、時代考証的にちょっとどうかと思っていたのです。

羽生結弦のロミオとジュリエットは、ニーノ・ロータ版のイメージに衣装の質感がそぐわない。映画にフリルは出てこないから。
キャピュレット家の墓所のシーンのロミオの衣装なんて似合うと思うのだが。


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ところで、まあ、なんていうか、優れた演技には高得点が出るものだけど、高得点が出たからといって必ずしも優れた演技とは限らないという例をリアルタイムで見せてもらいました。
何点とか何人集まったとか、まず数字で既成事実?を作ろうとするやり方って、どこかで見たことあるけどね。

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2013年11月 4日 (月)

なにはともあれ、よかった

安藤美姫、全日本選手権出場決定。
東日本選手権のSPの結果を知った時はさすがにダメかと思いました。
2010年の世界選手権のようにフリーで巻き返しを・・・と思っても、今は精神力だけでなんとかなる時期とは違うから楽観はできなくて。
出産後一年を経ない状態で競技に復帰すること自体が挑戦なわけだから、うまくいかないこともあるのだということは承知しているし、二度も世界選手権を優勝しているのだから競技にこだわることはなく、母兼スケーターとして挑戦するにしても今でなくても良いのにとも思うのだけと、ここで、こういう形で道が断たれるのはやはり残念なので、フリーで挽回することが出来て良かった。
これまで「人のために」的発言が多い選手だけど、今回は「もう1度競技者としてやることは自分で決断したことだし、悔いを残すことだけはしたくないと思っていました」と「自分で決断したこと」いう言葉が聞けたのも良かった。


安藤美姫がこれまで何度となく口にしている「自分らしく」という言葉がずっとひっかかっていて、誰でも口にする言葉だけど、若いうちは何が自分に合うかはわからないものだし、彼女の「自分らしさ」へのこだわりはかなり強固で、それでいて何が彼女の思う「自分らしさ」なのかはいまいちわかりにくかったりした。
天性の表現力に恵まれているのに、「自分らしくないもの」を演じることを好まない(らしい)点が、彼女の可能性を狭めているようで残念で、「自分らしさにとらわれない」演技を競技で見てみたいという気持ちがあったりします。

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聖なる少女

スケートカナダの放送を見て以来、ユリア・リプニツカヤのフリープログラム「シンドラーのリスト」をヘビーローテーションで見ております。
氷上がナチス占領下のポーランドの街角で、そこに佇む少女を見ているかのような錯覚さえしてしまう。
見ている側は赤い服を着た彼女の演技に少女の神性のようなものを見出すけれど、彼女自身はただただ音楽にのって、一つ一つの技や動作で「シンドラーのリスト」というテーマを表現することに集中している、そこがまた少女らしい。
以前から、「本当の少女らしさとは少女自身は少女であることに無自覚もしくは無頓着な状態」だというのが自論ですが、このプログラムのリプニツカヤは、そういう、まさしく真の少女を体現、というか、そのもの。

解説の荒川静香が言ったとおり、今のリプニツカヤにしか出来ないプログラムだと思う。
見れば見るほど心に深くしみてくる本当に素晴らしいプログラムで、パールマン演奏の「シンドラーのリスト」をよく聴くプレイリストに入れました。

成長期だし、次のシーズンにはいろいろと変わっているだろうけれど、聡明そうだから良いほうに変化していくことを期待ししつつ、今季は「シンドラーのリスト」の演技を堪能したいと思います。

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