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2014年2月

2014年2月25日 (火)

2002年に似た微妙な空気

選手たちも帰国したことだし、明日あたりで終わることを期待しているんだけど、6位の浅田真央持ち上げ報道の不自然な感じって、2002年の日韓W杯のトルコ戦後のマスコミ報道に似ている。
あの時はトルコに負けたことを悔しく思いつつも初の決勝トーナメント進出の余韻を味わいたかったのに、マスゴミが韓国を持ち上げて「共催国を応援しよう」キャンペーンを始めたもので、そりゃもうムカムカしたものだった。
イタリア戦の判定とかラフプレーとかいろいろあったりしたし、好きな国を応援させろと。
このあたりからマスコミ不信が始まったのだけど、ソチ五輪はメダル獲得数歴代二位、日本人男子初の金メダリスト(しかも知的で聡明で美少年)までいるわけで、褒め称える対象にはことかかないのに、なにが悲しくて6位の選手を延々と見せられなくてはならないのか。
今のところテレビは目に入らないようにしているけど、ネットでニュースをチェックすると、見出しがメダリストよりも6位の選手の名前が先になっていたり、メダリストが「ら」扱いだったりで、またムカムカ。
失礼にもほどがある。
メダルを獲得できなかった選手を労わるのは良いことだけど、メダリストをないがしろにしていいわけがない。
「メダル以上に価値があるものに感動できる自分」アピールをする人もちらほらいたりするのがまたなんだかね。

そういえば2002年も「共催国を応援しようキャンペーン」が始まると韓国戦の判定がテレビで報道されなくなったけど、これも6位の選手のミスに解説者が口をつぐむ今の状況と似ている。
それと、一時期のフジテレビのキムヨナ報道のはしゃぎようは確かに目にあまるものがあって、フジテレビへのデモで浅田真央のことを持ち出した人がいたりしたために妙な具合になってしまったけど、(積極的に好きかどうかはともかく)真央ちゃん呼びに抵抗がない層には韓流好きが多く、韓流好きは概してキムヨナは嫌いだったりする。
実際、浅田真央のメディアへの露出の仕方はかなり韓流っぽいし。

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2014年2月22日 (土)

感動の押し売りお断り

6位の選手の持ち上げ報道が続いているけど、感動の押し売りはいい加減にしてほしい。
こういう金メダルでもとったかのような報道によって「本当は金メダルに値する演技だった」みたいな記憶のすり替えを起こす人が出てくるであろうことが恐い。
今だってキムヨナがノーミスで浅田真央がミスをしたバンクーバー五輪と直後の世界選手権を混同している人たちがいるので、これは決して杞憂ではない。
ショートの結果に挫けずに立ち直ったのは賞賛に値するけど、褒めるのはそこまで。
回転不足のジャンプがある以上、「8トリプル成功」は事実と違う。
フリーで順位を上げたのは町田だって同じでしょ。


好きでもなんでもない選手が、メダルでもとったのならまだしも入賞レベルで金太郎飴状態でテレビに出てきて、あの衣装やメイクをリプレイで見せられるのは苦痛以外のなにものでもない。(ラフマニノフの二番に何故あの衣装なのだ)
浅田真央報道に関しては、実績がすごいから称えるのではなく、まず賞賛ありきであることがこれではっきりしました。
マスコミは「国民に愛される真央ちゃん」を前提にしているようだけど、本当に愛されているのなら、これまでの回転不足や両足着氷を事実のまま報道しても愛されるんではなかろうか。
ごまかそうとするのは、本当はそれほど愛されてないと思っているからじゃないんですか、メディアの皆さん?


報道のありようについては、本来ならば選手本人に責任はないけれど、浅田選手の場合、彼女自身が回転不足とか両足着氷を失敗と認識していない、着氷すれば成功と思っているふしが結構あった。(ルールを正確に認識していないんじゃないか)
指摘でもされたのか、ここ数試合は片足着氷を試みて、失敗が続いていた、と。
SPの転倒は、バランスを崩したというよりも筋力がないためにジャンプの負荷に耐えられずに転倒したように見えたので、フリーはよく滑れたなと驚いたくらい。
で、その筋力不足の原因を考えると、要するにアスリートとしての自己管理の失敗なので、「メダルより価値がある」キャンペーンが空々しく感じられるわけです。。

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選手には賞賛を

女子シングル、応援していたリプニツカヤは5位。
「シンドラーのリスト」があまりにも今の彼女に合った素晴らしいプログラムなので、この曲で金メダルをとってほしい気持ちがあったけれど、団体の金メダルへの貢献度は高いし、プログラムの価値にかわりがあるわけもなく、リプニツカヤにはまだまだ可能性がある。
いわれている柔軟性とスピンだけでなく音楽の表現も素晴らしいから。
次、がんばれ。
それにしても団体戦の演技で注目されたために、韓国のメディアにつきまとわれたのは本当に気の毒だった。
日本のマスゴミもたいがいだけど、輪をかけて酷いし。

メダルの3人はそれぞれ特色があって見応えが合った。
技術と芸術性のせめぎあい。
今回は技術にまさるソトニコワの勝利、と。
キムヨナのSPはすごいとは思うものの今ひとつ響いてこなかったけど、フリーの「アディオス・ノニーノ」は曲も衣装も好き。
4位のゴールドの衣装は、前のほうがバレエのイメージに近くて、今のディズニー風よりも良かったな。


16位から6位に順位を上げた浅田真央、確かに彼女の今までの演技の中で一番良かった(初めて彼女から何かを表現しようとする意思を感じた)けれど、金メダルかと勘違いしそうなテレビの持ち上げ報道にゲンナリ。
浅田真央に関わる報道で不愉快なのが、彼女を持ち上げる人たちが必ずといっていいほど他者への敬意を欠いた無神経な言動をすることです。
テレ朝の特番はもう最低だった。
大体、良かったといっても「完璧」ではなく、回転不足やエッジエラーはとられている。
ちゃんと報道すればこそ、こちらもミスだとか6位だとか、野暮なことは言わずに置こうと思うけれど、SPの失敗をなかったことにして、「8トリプル成功」だの「メダルより価値がある」なんていわれたら異議を唱えたくもなろうというものです。

女子フリーの採点表。(<は回転不足)
http://www.sochi2014.com/en/figure-skating-ladies-free-skating

男子のプロトコルはわりと見つけやすかったのに、女子のは探さないといけなかった。
何故?

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2014年2月19日 (水)

ソチ

雪で家に篭もっていた土曜日、なんとなく見始めたスノーボードのスロープスタイルが思いのほか面白かった。
スノーボードクロスに続いて、新たな楽しみ発見。

フィギュアスケートはアイスダンスまで終了。
男子シングルは羽生結弦が金メダル。
転倒したことについて批判的な記事も出ていたけど、難易度を下げたノーミス演技は、それはそれでもやもやするものだと前回の五輪でしみじみ感じたから、現行のルールには賛成。
採点表と見比べれば納得の結果です。
アイスダンスはデイビス・ホワイト組の演技にうっとり。
カナダのバーチュー・モイヤー組も素晴らしい演技でほんとに紙一重の差なんだけど、その紙一重が縮まらない差でもあるという。

始まる前は意義を疑問視していた団体戦だけど、これはこれで悪くないかな。
個人戦に出る選手たちがリンクの状態や会場の雰囲気を知ることができるし、これを機にペアとアイスダンスに注目が集まるのは良いことだ。

相変わらず偏向している女子シングルの報道ですが、ずっとマスゴミはわざとやっているんだと思っていたのが、団体戦で急にリプニツカヤに注目が集まったりしたのを見ると、一部は単に「わからないから」声の大きい偏向派に乗っかってしまっているのかと思い始めたところです。
それにしてもリプニツカヤに注目するのが今更というか、五輪まで存在を知らなかった人もいるようで、そのことにも驚いている。
GPファイナルでは日本にも来ていたし、団体戦の好演技以前に、GPシリーズ2勝、GPファイナル2位(実質優勝!)、欧州選手権優勝と、金メダル候補に挙がって当然の実績の持ち主なのに。
リアルタイムでは興味がなくても、五輪の報道をするのなら有力選手のチェックくらいしろと思う。それが仕事でしょ。
リプニツカヤを知らなかったのは無知だと思うけど、昨季の世界選手権優勝を無かったことにしてキム・ヨナのブランクを3年とか言っている人たちは故意であるように思える。
それでどんな得があるのか理解できないけど。


ところで安藤美姫の解説ぶり、出演した番組を逐一チェックしているわけではないのでネットでみた情報も多いけど、実に爽快で正直見直した。
アナウンサーの誘導には乗らず、誰も貶めることなく、でも技術的に指摘すべき点は指摘する、と他の解説者が言葉を濁してしまうことに言及してくれるので清清しい。
彼女の、質問に対して言いたいことを言い尽くさずにおれないところは「そこまで丁寧に答えなくてもいいんだよ、適当に流していいんだよ」とたびたびハラハラしたものだけど、今は流されなさに救われます。
フィギュアスケートという競技に対する愛が感じられて、いい。

特定の選手の欠点やミスに対して解説者が一様に奥歯にもののはさまったような言い方になるけど、両足着氷や回転不足を「なかったこと」にして何になるのかと思う。
そりゃ贔屓の選手が微妙な回転不足をとられたりすると「きびしー」と思ったりはするけれど、そうかといって両足着氷・回転不足をまったく問題にしないというルールにしたら技術を競う意味がなくなりますよ。

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2014年2月 3日 (月)

SUGI ROCK fes.のDVD

待望のSUGI ROCK fes.のDVDですが、実際に手にするまで心配だったROCK UNITの曲目が事前の発表どおりだし、京浜ボーイズと根本要とのデュオも収録されてる!!
ROCK UNITの「Breakdown Dead Ahead」と「Superstition」は早速iTunesに取り込んで、iPhoneでヘビーローテーション。
もちろんライブで聴くのが一番だけど、この演奏を日常的に耳にすることができてうれしいったらありゃしない。

DVDを鑑賞するより、BOSEかSHUREで聴くほうが音のバランスが良いです。
これはうちのテレビの問題なんだけど。

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2014年2月 1日 (土)

楽しみになってきました

全日本選手権のSPが良かったし、ジャンプの戻り具合を見るとここで止めるのはもったいない気がして、安藤美姫の引退表明は残念に思う気持ちがあった。
でも、練習量は変わっていないということだし、テレビ番組で「技術は落としたくない」と発言しているし、なんとなくホッ。
アスリートとしての技術と身体能力が維持するつもりなのはうれしい。
誰でもいつかは引退するのだし、ショースケーターに向いていると思うし、全日本選手権の最終グループの演技で選手生活を終えたのは形としては良いと思うのだけど。
ソチ五輪の見どころを問われて男子の四回転とペアのダイナミックさを挙げたのも好感度アップ。
自分の演技のことでは「自分らしく」とか抽象的な表現で終始するけど、フィギュアスケートをスポーツとして捉えているんだな、と。

安藤の引退は残念だけど、全日本選手権では鈴木明子が素晴らしい演技で優勝。
僅差だったらスポンサーがついている別の選手をPCSやら何やらで持ち上げただろうという疑惑が拭えないけれど、そんな大人の事情を鈴木と村上が実力でねじふせたことに胸がスッとした。これぞスポーツ。
村上佳菜子が続く四大陸選手権で優勝したのも、なにか精神的に吹っ切れた感じだし。
欧州選手権ではリプニツカヤ優勝し五輪代表選出と、ソチ五輪が本当に楽しみ。


男子シングルのソチ代表選出は、結果は異論はない。
ないんだけれど、久しぶりに小塚が小塚らしい演技をして表彰台に乗ったのに、報われなかったのは気の毒だし、経緯はモヤモヤ。
それだけ有力な選手が多いということだし、日本の男子シングルの層が厚いが故のモヤモヤではあるんだけど。

アメリカ式のナショナル一本勝負が一番しこりが残らない選考方法・・・と思っていたら、アメリカも実績重視で4位のワグナーを選出したから、実力の拮抗した選手がいるところはいずこも同じ。

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