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2014年12月 4日 (木)

フィギュアスケートNHK杯

フィギュアスケートNHK杯の男子シングルは清清しい結果。
日本の男子はほんとに層が厚くなって喜ばしい限りです。
優勝した村上大介は素晴らしい演技で、スケーティングのきれいな選手のジャンプが決まると小気味良い。

4位の羽生はまさかの、そしてうれしいファイナル進出決定。
今よりも回復しているであろうファイナルで羽生結弦を見たい気持ちはありつつ、村上、ヴォロノフ、無良より上位に行くのは無理だなとあきらめていた。
良い演技をした選手たちが正当に評価され、かつ羽生をファイナルで見られるのなら言うことなし。
5位のアボットとは僅差だったけど、この結果は怪我ながらも攻めた羽生と、守りに入ってしまったアボットの差かなと。
アボットの演技がSPのようだったら結果は違っていたかもしれないけど。

終わり良ければすべて良しと喜んでいたら、NHK杯の採点批判の記事が目に入って、今言う、それを?。
ここ数年で最も不可解な採点は2012年のNHK杯で単独の二回転を三回跳んだ選手が優勝した女子シングル。
ちゃんと三回転を跳んだ他の選手たちのやりきれなさはいかばかりかと思ったものだけれど、そういう時には批判せず、プロトコルを見れば納得のいく今回の結果で騒ぐとは、マスゴミって本当に理解不能。
私がマスコミ不信になったのはサッカーの報道がきっかけだったけど、サッカー関連の報道には、さすがにルールを無視した批判はない。
でもフィギュアスケートはルール無視の報道がまかり通っていて、非常に腹立たしい。
サッカーならオフサイドを知らないで記事を書くレベル。
それからスケート関係者もあんまりいい加減なことを言い散らかさないで欲しい。○野とか佐○とか。
ルールをきちんと伝えるほうがよほどフィギュアスケート発展につながると思う。
易きに流れてウソを広めるのはもうウンザリ。
ライト層だって説明すればわかりますよ。
根気はいるだろうけども。
と、不満はありつつ、今季は技術的な解説が増えて喜んでいます。
ここ数年なかったことだけど、どういう風の吹き回しでしょう。
これでテレビ放送で技術点のカウンターが表示されたら、さらにありがたい。
表示される以外の要素は解説者が解説すればいいわけだし、そのためにいるんだし。


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