感情と妄想とレッテル貼り
安倍首相を批判するいわゆる「文化人」の人たちが冷静さを欠いて、言葉が乱暴になるのが不思議。
日ごろは温厚だったり礼儀正しいイメージのある人が次々と。
安倍首相の何が彼らをそうさせるのか全然わからない。
批判の内容が、首相が実際に発言したことならまだしもだけど、言ってもいないことを「こう考えているにちがいない」と想像で批判したりしている。もはや妄想の域。
批判するのなら、せめて実際に言ったことや行動に対して批判すればいいのに。
揚げ足取りにもなってない。
それと、平和を願う気持ちからの、一般的な意味合いでの「戦争反対」には反対する理由などなく、「戦争に行きたくない」と思うのは自然な感情だけど、安保法案を「戦争法案」と言い換えて批判するのも違うだろと思う。
安保法案を戦争法案といいたがる人たちの頭には戦争というと太平洋戦争しかないようだけど、自国の侵略行為だけが戦争の原因じゃないことは歴史の授業で習ったはずだけど。
偏った認識で、安保法案に賛成もしくは反対ではない人たちを「戦争をしたがっている」と決めつけるのはいかがなものでしょう。
降りかかる火の粉は払いたい、火の手があがっている場所があれば早期消火できるようにしたいということなのだが。
日露戦争の経緯だってもとはロシアの侵出を食い止めるためだし、戦後の国内の空気から迷走したけど、今は帝国主義の時代ではないし、歯止めをかけるためにも法整備は必要なわけで。
領土拡張の野心は持たないけど、交易の拠点を守るために海軍を保持したヴェネツィア共和国がイメージとしては近い気がする。
それから、子連れでデモに参加しているママさんたちは、子どもの熱中症を心配したほうがいいんじゃないでしょうか。
公式に否定されている徴兵制によって戦地に送られて命を落とす危険性よりも、炎天下に連れまわす親のせいで熱中症で命を落とす危険性のほうがはるかに高いぞ。
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