ナント大きな~
旅行5日目は最終目的地のナントに移動。
午前中にレンヌ美術館を見てから鉄道で移動する予定だったのだけど、国鉄がストのため運休するとの報道が。しかも、レンヌではデモも予定されているというので、美術館をあきらめて早めにバスで移動するべく予定変更。
幸いホテルがバスロータリーの近くだったので、バスの切符を早々に確保することができました。
レンヌ~ナント間は1時間半ほど。
ナント宿泊は帰りの航空機の乗り継ぎの都合もあるけれど、ブルターニュ公爵城に行きたかったから。
現在はロワール=アトランティック県の県庁所在地だけど、歴史的にはブルターニュ公国の首都だったので、ブルターニュ旅行の〆に相応しい。
ブルターニュ公爵城は、その名のとおりブルターニュ公国の公爵の居城だったところ。
中は公園で、城の建物は歴史博物館になっている。
ミュージアムショップと博物館入り口が門の近くにあるのに、チケット売り場が敷地奥という謎の配置に、チケットを購入するのに右往左往。
でも展示内容は良かったです。
エレベーターも整備されていて、バリアフリーに配慮している。
博物館以外の部分は無料で、城壁を一周できるのがうれしい。
まわれないところもあるのでね。
敷地内のトイレがきれいで、フランスで無料でこんなにきれいなトイレは初めて。
モノプリがあったのでクレマンとお惣菜とサンドウイッチを買ってホテルで夕食。
豆腐入りレンズ豆がなかなか美味しかった。
翌日は帰国日。
夕方の出発までナント美術館で過ごそうと思ったら改装のため年内休館で、時間が余ってしまったのでナント島のレ・マシーン・ド・リルへ行く。
機械仕掛けの動物があるテーマパークですが、時間つぶしのつもりが、これが意外と面白かった。
ここでハウルの動く城を作ってくれないだろうか。
ロワール川。
滞在中、イル・ド・フランスが洪水でテレビはずっと水害のニュース。
ナントでは被害はなかったけど、ロワール川の水量はかなり増えていた。
ナント島からホテル近くまで戻ろうと思ったら係員がいて「トラム運休だよ」と。
仕方なく歩きだしたら、なにやら前方に白煙と武装した警察官の一群がいる。
デモ隊と警察の衝突でした。
地元の人たちが落ち着いていたし、特に身の危険は感じなかったけど、主要道路が封鎖されたのには参った。
焦ってもしかたがないので、遅めの昼食を摂ったりなどしてしばし休息。
空港行きのバスが予定通り運行していることがわかったので、予定より少し早めに空港へ向かいました。
ナント空港はアクセスが良くて良かった。
観光に便利なように城の近くにこだわったためにバスタブ無しのホテルになったけど、トラム網が整備されているので駅近くでも良かったかもしれない。
CDG行きの便は約一時間遅延して出発。
窓際席の乗客に「行き先はどこですか?」と聞かれて、なんでこんなことを聞くんだろう?と訝しく思ったら、「遅延で乗り継ぎ時間の余裕がないので、到着したらすぐに通路に出たい」ということだった。
私たちが急いでいるかどうかを確認したかった模様。
こちらは切羽詰っていないので快諾。
CDG到着後、通路をキャリングケースを引っ張って全力疾走するビジネスマン多数。
こんなに速く走れるものなのか。
CDGでアフリジェムの生ビールを飲むのを楽しみにしていたのだけど、生ビールの販売がなくなっていて悲しかった。
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