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2016年12月 3日 (土)

ライオンのグータッチ

安藤美姫が11歳の女の子を指導するというので興味を持ってみているけど、いいじゃないですか安藤コーチ。
以前、初心者の子どもたちを指導するのは見たことがあったけど、今回は試合に出るレベルの子。
言われたことを消化しきれずに、一杯いっぱいになっていると、すぐに察して休憩をとったりと、タイミングも絶妙。
なまじ天才なだけに、すぐに出来ない子の気持ちはわからないんじゃないかという心配はあったけど杞憂でした。
身体的な面、技術的な面もしっかり見ていて、具体的な修正個所を把握し、練習メニューを指示し、伝え方も簡潔でわかりやすい。
番組スタッフのジャンプやスピンがすぐに上手くなるコツはあるかという問いかけに「コツはない。回数です」ときっぱり。
地味な練習の大切さを知っているんだな。
ちょっとずつだけど、前に進んでいる。

そして、NHK-BSの「奇跡のレッスン」
こちらはもう少し上級編で、シェイリン・ボーンが表現を教えるという内容。
技術はあるけど感情を出すことが苦手な子が、いつもは一つに結んでいた髪をほどいたとたんに表情が変わったのが面白かった。
解放感って、こういうことで感じられるものなのかーと。
曲について物語を書かせたり、毎日感謝の気持ちを書かせたりというアプローチも興味深い。
一つ気になったのが生徒たちの親たち(主に母親)が成熟していない印象を受けたこと。
年齢的にはボーンのほうが年下だと思うんだけど。

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