« 要注意 | トップページ | ドラマ「精霊の守り人」と書籍の電子化のこと »

2017年4月26日 (水)

嵐が去って

かの元選手の引退報道が続いている間、Yahoo!のおすすめはOFFにしていました。
うんざりする10余日だったけど、バンクーバー五輪の女子FSの一部が放送されたのはちょっとうれしかったかな。
長洲未来のカルメンがなかったのが残念だけど。

フィギュアスケートの採点を(当時より)理解できていると思うけど、そういう目で見るとリアルタイムとは感じ方が違う。
キム・ヨナの金メダル自体は当然の結果でも得点はちょっと高すぎないか?と思っていたけど、今はPCSの評価とジャンプの加点に心から納得。
伊藤みどりや安藤美姫の高速回転のジャンプがより好みだけど、キム・ヨナの大きな余裕のあるジャンプに加点がつくのも今なら理解できる。
この時の演技はほんとに神がかっていた。

安藤美姫のジャンプの加点が少なかったけど、彼女比で勢いがなかったのも確か。
クレオパトラを丁寧に表現していたのでPCSの曲の表現はもっと高くても良かったと思う。
で、キムヨナのジャンプと安藤美姫の表現力をリスペクトする樋口新葉の感性というか認識力は改めて好き。

銀メダルに価値がないとは思わないけど、競技における初メダルは伊藤みどりでトリプルアクセルが代名詞なのも同じく。
しかも既に金メダリストもいるし、高難度ジャンプを跳んだ記録なら4回転サルコウの安藤美姫がいる。
実績からいって、浅田真央を「ここまで」持ち上げる納得のいく理由はない。
特番の視聴率が思ったより良くなかったようで、韓流ブームの衰退もそうだったけど、過剰に煽りさえしなければ、そこそこの人気(もしくは人気があるという設定)は維持できるだろうに、毎度毎度なんでやりすぎるのか疑問。

「国民的~」とか好かれていることが国民の総意みたいに言われると全力で否定したくなる。
そして、そういう表現を使いたがる人たちは「一番努力している」「一番頑張っている」とも言いたがる。
努力ならアスリートはみんなしているわけで、それをさも特別なことのように言い立てるから違和感になる。
おそらく一面識もないか一言も話したこともない人たちがこぞって「性格が良い」とか「気立てがいい」とか言うのもね。
一般的に「性格とか気立ての良さ=他者に対して配慮があるとか態度の和やかとか優しさ」だと思うけど、そもそも浅田真央が他者について言及したエピソードがなく、あるならそれを出して褒めればいいと思うんだけど、いつもざっくりしたことしか言わない。
あなたたちは何をもって性格が良いと思ったのですか?と問い質したくなるくらい。
個性的だった癖があるタイプが好きでもいいし、「好きな性格」を褒めるならともかく、「性格の良さ」を美点に挙げる人が癖のある性格を好むとも思えず。
長所についてリサーチする気すらなく、よほど興味がないとしか思えないし、だいいち、性格なんてアスリートへの褒め言葉じゃないだろう。

|

« 要注意 | トップページ | ドラマ「精霊の守り人」と書籍の電子化のこと »

つぶやき」カテゴリの記事

フィギュアスケート」カテゴリの記事

メディア批判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49211/65159942

この記事へのトラックバック一覧です: 嵐が去って:

« 要注意 | トップページ | ドラマ「精霊の守り人」と書籍の電子化のこと »