チャイチーライブ-U165
根本要還暦記念「チャイチーライブ-U165」に行ってきました。
杉山清貴抜きで根本要を生で見るのは20年ぶり。
このライブは背が低い順の入場。
165cm以上という条件の職業を志望していたら失意を味わったかもしれないけど、そういうことはなかったし、これまでも特に損はしていないのですが、来し方を振り返ってみると「背が低いと得!!」ということもまたなかった。
背が低いことで生まれて初めて得をした気がする。
ライブはほぼ全曲カバーの、言うなれば根本要版ロックユニット。
根本要の音楽のルーツとなった曲をすごい面子の演奏で聴かせてもらいました。
要さんの声も歌い方も、そして自分のルーツの音楽、特にプログレッシブロックに対する思い入れも20年前に戻ったようで、なんだか不思議な気持ちです。
「艶」は好きなアルバムですが、要さんのルーツが詰まったアルバムだったんだなと改めて思った。
41歳で出なくなりかけた声が60歳で声量が戻っていることもミラクル。
まあ、20年前に味わった失望を思うと、あの時にちゃんとケアしといてよという思いは残るけれど。
チャイチーライブから帰宅後、BSフジのKANライブを見ていたら要さんが「わたしゃもう少し背が欲しい」と絶叫していて爆笑。
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知っている曲でも「Summertime Blues」がザ・フー版とか、「Honky Tonk Women」がハンブル・パイ版とか、いちいちマニアック。
気持ちの部分でやや背伸びして聴いていたけど、こういう背伸びは好きなのでどんどんやってほしい。
山下達郎リスペクトでブレッド&バターの曲を、には佐橋氏から「なんで達郎さんの曲やらないんですか」とツッコミあり。屈折しているなーと苦笑してしまった。
ところで元々辛口のアコースティック版「木蘭の涙」、機材トラブルはありつつも佐橋佳幸のギターの繊細な音色は素晴らしかったけど、声量が戻った今の要さんの声とは却ってミスマッチ。
SSKでは、そろそろバンド版を聴かせてほしい。
演奏が超クオリティの高い「大都会」を聴くことができたのはラッキーだけど、薬師寺ライブのデュエット版のほうが好き。
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