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2017年10月 2日 (月)

歌わない。聴くの

山下達郎「ライブ中の客の合唱は迷惑」発言、むりやり賛否両論にされた感あり。
否定的意見のほとんどは、おそらく山下達郎のライブに行ったことがない人だし。
終演後に一時的に難聴状態になるような音量のライブでは客の歌声は気にならないけど、達郎のライブはそうじゃないし。
山下達郎、もしくは同様の「歌と演奏を聴きたい人が多く足を運ぶライブ」に関してなのに、勝手に一般化されてもなーと思う。
投稿したリスナーの奥さんが隣席にいて、「あなたの声しか聞こえない」と文句を言うほどの大声で歌ったことが前提としてあるのに、そこを無視しているし。
観客の歌声に迷惑しているのは周囲の客で、だから山下達郎のきっぱりとした物言いに賛同の声が上がったのに(具体的な被害報告と共に)、客の合唱を擁護する人って、迷惑している客のことは無視なんですよね。


以下、個人的な総括。

▽一緒に歌うのはライブの楽しみ
そういうライブへどうぞ

▽演奏だけを聴きたいならCDを聴けばいい
ライブ演奏にはライブならではのグルーヴがあり、それを聴くためにライブに行くわけで、CDとの違いがわからない人、自分の声でせっかくの歌声がかき消されても平気な人こそCDを聴けばいいと思う。

▽アーティストが客の行動を制限するのはいかがなものか
コンサート中に客同士で注意って、相手の反応によっては周囲の人たちに迷惑がかかるかも、とか考えると言えないんですよ。ほとんどが泣き寝入り状態。
だからこそ、「よくぞ言ってくれた」という賛同者が多数いるわけで、そもそも話の順序が逆。

▽歌うくらい大目に見る寛容さが必要
迷惑に感じている人が圧倒的に多い状況で、一人もしくは数人の勝手な行動を我慢するのは寛容さ云々の問題じゃない。
一応音楽評論家を名乗るライターまでがアーティスト(この場合は山下達郎)VS.歌った人という図式で捉えていて、事実誤認も甚だしい。

▽ライブは本来聞き入るものじゃなかった?
確かに1970年代のライブアルバムを聴くと、ギターソロの間に名前を絶叫したり、歌っている間もざわざわしている。
でも、歌や演奏をちゃんと聴きたい人が多かったから、そしてステージ側もちゃんと聴いて欲しいから、「バラードは手拍子しない」とか「むやみに叫ばない」というマナーが定着していったんだと思う。
無秩序な状態に戻す意味がない。

以前にも書いたけど、手拍子や観客が歌うことは「デフォルト禁止」で、必要な時・求められた時だけで良いと思う。カメラのフラッシュと同じく。

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